南日本文学賞
1回登壇
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第14回(1985年) 受賞受賞作: 海の砂
『海の砂』は、島尾敏雄による小説。受賞対象として記録される作品で、刊行情報と作品内容を確認できる範囲で整理した。
海の砂は、島尾敏雄の仕事を示す受賞作。
受賞作小説
しま ひろし
Shima Hiroshi
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| 香川県立観音寺第一高等学校(旧制三豊中学校) | — | — | — | — | 日本 |
| 東京高等農林学校(現 東京農工大学) | — | 獣医学科 | — | — | 日本 |
『海の砂』は、島尾敏雄による小説。受賞対象として記録される作品で、刊行情報と作品内容を確認できる範囲で整理した。
海の砂は、島尾敏雄の仕事を示す受賞作。
1957年講談社刊。初期の作品集で、療養所生活や差別、戦争の影響を題材にした短編を含む。
療養所を小さな国になぞらえて、その独特で奇妙な様態を風刺した作品。隔離政策や国家的な抑圧を批判する視点を含む。
自叙伝的エッセイ集。『らい』という呼称にあえて向き合い、プロミンによる治療と予防法をめぐる問題、患者の人権について論じる。
戦時中の飢餓や戦後の文学熱、プロミン治療、らい予防法改正反対運動などの時代背景の中で描かれる、同志として生きる人々の物語。
療養所からのメッセージを継ぐ随筆集。患者の声や社会への訴えを中心にまとめられている。
『らい予防法』の問題点を指摘し、改正を訴える論考。法的・社会的観点から患者の権利回復を主張している。
らい予防法の歴史的・人権的問題を整理し、患者の権利回復の必要性を訴える著作。
療養所内での匿名生活から実名を取り戻して生き返るまでを描く作品群。テレビ出演や再会を通じて自己を取り戻す主題がある。
篠原睦治らと共著。国の責任とらい予防法の問題を問い続ける論考で、被害救済や法的責任を問う内容を含む。
写真(矢辺拓郎)を併載した記録的著作。療養所経験の記録と社会への提言をまとめている。
島比呂志はハンセン病療養所での経験を基に、多様な手法で小説とエッセイを執筆し、療養所文学と患者の人権を訴える重要な声となった。らい予防法の問題を問い続け、社会復帰や被害救済の議論に影響を与えた。
島比呂志は、さまざまな手法によって小説をつむぎ出す人である。その多彩な技法を駆使する作者の力量を認めざるを得ない。