関西文學新人賞 かんさいぶんがくしんじんしょう
第5回(2005年)
小説エッセイ
受賞者
6名
ティールーム
茶室や喫茶の場を思わせる題名を持つ小説で、関西文學新人賞の入賞作として記録されている。堺の茶道文化に触れる紹介もあり、関西の土地性と文芸誌文化の中で読まれた作品とみられる。
茶の場をめぐる土地の記憶が、関西文学の新人作として立ち上がる。
関西文学茶の文化新人賞地域性
百獣の母
関西文學新人賞の入賞作として記録される小説。作品題名は母性と獣性を重ねる強いイメージを持ち、同賞の選出記録で確認できる。
母性と獣性を思わせる題名が、強い読後感を予感させる。
新人賞母性獣性文芸誌掲載
フェルメールの少女
フェルメールを想起させる題名を持つ関西文學新人賞佳作。美術作品へのまなざしと物語的想像を結びつけた作品と考えられるが、単独書籍としての刊行は確認できない。
絵画へのまなざしを起点に、物語の気配が広がる。
絵画フェルメール新人賞佳作想像力
カーミン
関西文學新人賞の奨励賞作。題名は人物名または色彩を思わせ、具体的な書誌は賞記録以外で確認できなかった。
賞記録に残る題名から、短編小説としての輪郭だけが確認できる。
新人賞短編小説関西文學未単行本化
もう熱くないよ
関西文學新人賞佳作として記録される作品。題名は熱の喪失を口語的に示し、感情や身体感覚を軸にした小説を思わせる。
熱が去ったあとに残る感覚を、口語的な題名が示している。
感情の冷却身体感覚佳作文芸誌文化
マスクメロン
関西文學新人賞佳作として記録される作品。日常的で明るい題名を持ち、後年の同賞受賞者名とも接続するが、この作品自体の単行本化は確認できない。
日常的な題名の奥に、短編としての印象が残る。
日常佳作関西文學未単行本化