日本の文学賞

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北区 内田康夫ミステリー文学賞 きたく うちだやすおミステリーぶんがくしょう

第1回(2003年)

推理小説短編

受賞者

3名
汐見薫 しおみ かおる 大賞
黒い服の未亡人

『黒い服の未亡人』は、汐見薫によるミステリー作品。受賞時の評価対象として、題名が示す情景や人物の動きを軸に、短い形式の中にも時間の厚みを感じさせる作品である。

黒い服の未亡人という題名が、作品の中心にある気配と緊張を端的に伝えている。

人物心理緊張
福岡青河 ふくおか あおかわ 区長賞
冬霞

幕末の王子・飛鳥山周辺を背景に、土地の記憶と人の思惑が霧のように重なるミステリー作品。北区の地誌を物語に織り込み、歴史の気配を現在の謎へつなげている。

王子・飛鳥山の地名が、過去の影と事件の気配を静かに呼び込む。

北区幕末地誌ミステリー人物心理
織江耕太郎 おりえ こうたろう 佳作
星降夜

北区内田康夫ミステリー文学賞の初回佳作に選ばれた短編ミステリー。題名の夜空の印象を生かしながら、読みやすい謎解きの楽しさを備えた作品として評価された。

星の降る夜の気配が、物語の謎と読後の余韻を包み込む。

短編ミステリー謎解き新人賞