北区 内田康夫ミステリー文学賞 きたく うちだやすおミステリーぶんがくしょう
第17回(2019年)
推理小説短編
受賞者
3名
金木犀の木の下で
福田純二『金木犀の木の下で』は、第17回北区内田康夫ミステリー文学賞の大賞作である。金木犀の押し花をめぐる幼い記憶を起点に、不思議な雰囲気と情感ある文章で謎を立ち上げる短編ミステリーとして評価された。
幼い日の押し花の記憶が、静かな謎へとほどけていく。
記憶金木犀短編ミステリー北区
運がいいのか悪いのか
加藤眞男『運がいいのか悪いのか』は、第17回北区内田康夫ミステリー文学賞の区長賞作である。共稼ぎ夫婦の会話と、それぞれが抱える葛藤の中に読者への罠を仕掛け、日常のやり取りをミステリー的な驚きへ反転させる作品として評価された。
夫婦の何げない会話が、読者の思い込みを静かに反転させる。
夫婦会話日常の罠短編ミステリー
秘密を夜に閉じ込めて
横山黎『秘密を夜に閉じこめて』は、第17回北区内田康夫ミステリー文学賞の奨励賞作である。夜の学校に忍び込んで謎へ近づく学園ミステリーで、怪談や青春の要素を交えながら、若い書き手の勢いを感じさせる作品として位置づけられる。
夜の学校で、怪談めいた秘密と青春の謎が交差する。
学園ミステリー夜の学校怪談青春