講談社ノンフィクション賞 こうだんしゃノンフィクションしょう
第46回(2024年)
ノンフィクション文学賞
受賞者
2名
ラジオと戦争:放送人たちの「報国」
戦時下のラジオ放送に携わった記者、ディレクター、アナウンサーたちの証言と記録をたどり、放送が戦争の拡大をどう伝え、あるいは伝えなかったのかを検証するノンフィクション。現場が国家の方針を内面化していく過程と、敗戦後にも残った課題を多面的に描く。
戦時下の放送現場は、何を考え、何を語らずにいたのか。
576ページ
戦時下のラジオ放送メディアの戦争責任プロパガンダ放送現場の葛藤戦後への検証
宋恵媛
受賞
1946年、朝鮮から日本へ渡った在日朝鮮人作家・尹紫遠と、その家族の歩みを追うノンフィクション。残された日記や文書、子どもたちへの聞き取り、ゆかりの地での取材を通して、植民地支配、戦後の移動、国籍、貧困、労働のなかを生きた一家の歴史を描く。
一人の密航者と家族の足跡から、植民地期の朝鮮と日本、戦後の東京を結ぶ百年余の歴史をたどる。
336ページ
在日朝鮮人戦後の移動家族史国籍と戸籍記憶と記録