ノベル大賞 のべるたいしょう
第19回(1992年)
小説
受賞者
3名
ゆうきりん
大賞
夜の家の魔女 は、少女小説・ファンタジーの感覚で、夜の気配をまとった家と魔女的な存在をめぐる物語を描く。日常のすぐ隣にある不思議を入口に、主人公の成長と選択が軽やかな筆致で進む。
夜の家に入ると、日常の隣にひそむ魔法が動き出す。
243ページ
少女小説ファンタジー魔女
沙山茴
佳作
第一のGymnopedie
第一のGymnopedie は、サティの曲名を思わせる題名のもと、繊細な感情の揺れと青春の孤独を描く物語である。静かな旋律のように場面が連なり、登場人物の内面がゆっくりと浮かび上がる。
静かな旋律のように、青春の孤独がゆっくりと響く。
青春音楽孤独
原田紀
読者大賞
月の裏で会いましょう
月の裏で会いましょう は、月の裏側というロマンチックな比喩を軸に、現実から少し離れた場所での出会いと憧れを描く物語である。少女小説らしい透明感の中に、届きそうで届かない距離への切なさがある。
月の裏側という約束が、届かない憧れをやさしく照らす。
少女小説恋愛憧れ