日本の文学賞

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どうぶつの修復
港の人

どうぶつの修復

藤原 安紀子

動物、身体、神話的な気配を重ねながら、壊れたものを修復するように言葉を組み上げる詩集。

しねるくすり
産業編集センター

しねるくすり

平沼 正樹, ダイスケリチャード

薬科大学を舞台に、男子学生の自殺と「苦しまずに死ねる薬」の噂が連鎖していく青春ミステリー。死をめぐる危うい誘惑と、薬学の知識、学生たちの関係が絡み合い、二転三転する謎を描く。

切抜帳
思潮社

切抜帳

江代 充

詩集『切抜帳』は、記憶の断片や日常の言葉を切り抜くように配置し、時間の層を浮かび上がらせる。

ミステリー
短歌研究社

ミステリー

藤島秀憲

藤島秀憲の第三歌集。結婚、老い、介護、死の気配、日常の細部が交差し、生活の中に潜む不思議さを短歌としてすくい上げる。前歌集以後の時間を引き受けながら、私的な経験を広い読者の感情へ開いている。

時空旅行者の砂時計
東京創元社

時空旅行者の砂時計

方丈 貴恵

瀕死の妻を救うため、主人公が1960年の過去へタイムトラベルする。祖先を襲った惨劇の真相を四日間で解き明かす、時間旅行SFと本格ミステリを融合した受賞作。

悪い兄さん
思潮社

悪い兄さん

今野 和代

今野和代の詩集。キメラやサロメ、阿国など多彩なイメージを連ねながら、都市の影や喪失感を強く響かせる。

毒殺倶楽部 (朝日文庫)
朝日新聞出版

毒殺倶楽部 (朝日文庫)

松下麻理緒

毒に魅せられた仲間たちの物語が、現実の事件と不気味に響き合う長編ミステリ。作中作と外側の事件がずれていく構成が、遅れて刊行された作品ならではの余韻を生んでいます。

小箱
朝日新聞出版

小箱

小川洋子

死んだ子どもたちの魂が小箱のなかで育つ幻想的な世界を舞台に、残された家族や弔い手たちの営みを描く長編小説。喪失を静かな祈りへと変えていく物語。

Future Tense Fiction: Stories of Tomorrow
The Unnamed Press

Future Tense Fiction: Stories of Tomorrow

The Editors of Future Tense, Charlie Jane Anders, Madeline Ashby, Paolo Bacigalupi, Meg Elison, Lee Konstantinou, Carmen Maria Machado, Maureen F. McHugh, Annalee Newitz, Deji Bryce Olukotun, Mark Oshiro, Hannu Rajaniemi, Emily St. John Mandel, Mark Stasenko, Nnedi Okorafor

感染症監視用ドローンの Robot は、公的支援から取り残された東セントルイスで任務を続けるうち、カラスと人間の協力者を得る。種を越えた言語学習と友情を通じて、崩れかけた都市の中で公衆衛生とケアを立て直す短編 SF。