折紙堂来客帖 折り紙の思ひ出、紐解きます。 (富士見L文庫)
路生 よる, pon-marsh
折り紙専門店を舞台に、折り紙に託された思い出や悩みをほどいていく富士見L文庫のやさしい謎解き小説。受賞時の『折紙堂の青目鬼 -折り紙あやかし事件帖-』は、刊行時に『折紙堂来客帖 折り紙の思ひ出、紐解きます。』として文庫化された。
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路生 よる, pon-marsh
折り紙専門店を舞台に、折り紙に託された思い出や悩みをほどいていく富士見L文庫のやさしい謎解き小説。受賞時の『折紙堂の青目鬼 -折り紙あやかし事件帖-』は、刊行時に『折紙堂来客帖 折り紙の思ひ出、紐解きます。』として文庫化された。
冬空 こうじ, 白蘇 ふぁみ
冒険者向け保険を扱う小さな会社を舞台に、契約者の安否確認や遺品回収に向かう調査員ヒカゲと、修行として送り込まれた世間知らずの姫が騒動を起こす異世界ファンタジー。勇者の冒険を保険業務の側から描く発想が特徴。
九螺ささら
九螺ささらの初著書である『神様の住所』は、短歌と自己解説を組み合わせ、日常の感覚、夢、宇宙、身体、言葉遊びを往復する作品集である。短い歌を手がかりに、作者自身の発想の回路を開いて見せるような構成で、短歌を読む楽しさを散文のリズムでも伝えている。
鷺沢 萠
父が女性と暮らす家へ続く川べりの道を、ひとり歩く少年を描いた最初期作品集の表題作。大人になる直前の老成や、帰るべき場所を持たない喪失感が、静かな筆致のなかで立ち上がる。
河治 和香
『がいなもん 松浦武四郎一代』は、北海道の名付け親として知られる探検家・松浦武四郎の生涯を描く歴史小説です。晩年の武四郎が河鍋暁斎の娘に昔語りをする構成で、蝦夷地調査、アイヌへのまなざし、幕末明治の変動を浮かび上がらせます。
こまつ あやこ
マレーシアから帰国した中学生の沙弥が、日本の学校生活に戸惑いながら、図書室の先輩に誘われて短歌と出会う物語。マレーシア語を混ぜた言葉遊びや短歌を通して、帰国子女としての違和感が自分の表現へ変わっていく。
谷口 雅美, イシヤマ アズサ, 髙島 幸次
絵を描くのが得意な小学五年生の平太が、祖父の古文書をきっかけに江戸時代の大阪へタイムスリップする児童文学。現代の学級新聞と江戸のかわら版、人相書きと似顔絵を重ね、書き記すことが人と時代をつなぐ力を描く。
ヨシタケ シンスケ
少しおしっこがもれてしまう男の子が、自分だけではない悩みを見つけていく絵本。小さな弱さを笑いに変え、子どもが自分を受け入れるきっかけを描く。
恒川 光太郎
絵本のような町で暮らす男の夢と、地球規模の異変に揺れる現実が交錯する終末 SF 長編。未知の存在と不定形生物がもたらす危機を、残酷さと美しさを併せ持つ幻想として描く。