日本の文学賞

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7455 件の新刊

構造素子
早川書房

構造素子

樋口恭介

売れないSF作家だった父ダニエルの死後、息子エドガーは残された草稿を通じて、人工意識エドガー001と向き合う。物語が物語を生み出す構造のなかで、親子の記憶と現代SFの系譜を重ねる長編。

コルヌトピア
早川書房

コルヌトピア

津久井 五月

植物の生理機能を演算に応用する技術フロラが普及した近未来の東京を舞台に、環状緑地帯に囲まれた計算資源都市で若者たちのドラマが展開する。植物と人類の新たな共生を描くミステリーSF。

窓から見える最初のもの
早川書房

窓から見える最初のもの

村木 美涼

村木美涼の『窓から見える最初のもの』は、街に暮らす複数の人物の物語が静かに重なっていく日常系ミステリ。心療内科、油絵、喫茶店の物件、失踪届といった別々の出来事が、精緻な構成の中で一つの像を結ぶ。

彼方の友へ
実業之日本社

彼方の友へ

伊吹 有喜

戦時下の東京で少女雑誌づくりに情熱を注ぐ人々と、現代に届いた小さな箱の謎を結ぶ長編。雑誌文化への憧れと、時代に翻弄されながらも働き生きる女性たちの姿を温かく描く。

おらおらでひとりいぐも
河出書房新社

おらおらでひとりいぐも

若竹千佐子

74歳、ひとり暮らしの桃子さん。 おらの今は、こわいものなし。 結婚を3日後に控えた24歳の秋、東京オリンピックのファンファーレに押し出されるように、故郷を飛び出した桃子さん。 身ひとつで上野駅に降り立ってから50年――住み込みのアルバイト、周造との出会いと結婚、二児の誕生と成長、そして夫の死。 「この先一人でどやって暮らす。こまったぁどうすんべぇ」 40年来住み慣れた都市近郊の新興住宅で、ひとり茶をすすり、ねずみの音に耳をすませるうちに、桃子さんの内から外から、声がジャズのセッションのように湧きあがる。 捨てた故郷、疎遠になった息子と娘、そして亡き夫への愛。震えるような悲しみの果てに、桃子さんが辿り着いたものとは―― 青春小説の対極、玄冬小説の誕生! *玄冬小説とは……歳をとるのも悪くない、と思えるような小説のこと。 新たな老いの境地を描いた感動作。第54回文藝賞受賞作。 主婦から小説家へーー63歳、史上最年長受賞。 ◎文藝賞全選考委員絶賛! 「東京オリンピックの年に上京し、二人の子どもを産み育て、主婦として家族のために生き、夫を送って「おひとりさまの老後」を迎えた桃子さんは、戦後の日本女性を凝縮した存在だ。桃子さんは私のことだ、私の母のことだ、明日の私の姿だ、と感じる人が大勢いるはず」 ――斎藤美奈子氏 「宮澤賢治「永訣の朝」にある「Ora Orade Shitori egumo」のフレーズ。それを悲しみのうちに死ぬの意ではなく、独り生きていく「自由」と「意欲」に結びつけた。「老い」をエネルギーとして生きるための、新しい文学が生み出された」 ――藤沢周氏 「人の気持ちは一色ではないということを、若竹さんはよくぞ摑んだ。年を経たからこその、若々しい小説」 ――保坂和志氏 「取り返しのつかない命のなかで、個人の自由や自立と、その反対側にある重くて辛いものも含めた両方を受け取って、人生を肯定的にとらえるまでにいたったのが見事」 ――町田康氏 ◎早くも話題沸騰! 反響続々! 「ほんとはね、ほんとは「独りがいい」。出会いも歓びだが、死別も解放だ。地声で語られた女のホンネが炸裂! 」 ――上野千鶴子氏 「死すことのない共同体の言葉。それが支える「老い」の姿に初めて触れた。「頭の中に大勢の人たちがいる」ことは、きっと孤独ではない」 ――小林紀晴氏 朝日新聞、読売新聞、産経新聞、東京新聞、共同通信ほか、絶賛の声多数!

The Powers of the Earth
Independently published

The Powers of the Earth

Travis J. I. Corcoran

月面都市アリスティラスを舞台に、地球政府の干渉から自由を守ろうとする入植者たちを描くリバタリアン・ハードSF。