日本の文学賞

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7455 件の新刊

双子は驢馬に跨がって
河出書房新社

双子は驢馬に跨がって

金子 薫

森のペンションに監禁された父子が、双子の救出を信じて物語を紡ぐ奇想長編。不条理な状況と冒険譚が重なり、現実と想像の境界が揺らぐ。

海の音: 句集
朔出版

海の音: 句集

友岡子郷

友岡子郷の第十一句集。阪神・淡路大震災の記憶を抱えながら、明石で暮らす日々の海鳴り、潮風、舟の音を、やさしく深い言葉で詠む。

句集 蝶の家
朔出版

句集 蝶の家

白石渕路

『蝶の家』は、白石渕路の句集。日常の光景や身体感覚を、静かな違和感と澄んだ抒情で捉え、若い俳人の感受性が自然や暮らしの細部に向かう作品集である。

うしろめたさの人類学
ミシマ社

うしろめたさの人類学

松村圭一郎

市場や国家がつくる見えにくい分断を、エチオピアでの経験と文化人類学の思考から考える評論。違和感やうしろめたさを、社会を作り直すための感覚として捉え直す。

銀河鉄道の父
講談社

銀河鉄道の父

門井 慶喜

宮沢賢治の生涯を、父・政次郎の視点から描く伝記小説。家業を継がず文学へ向かう息子を厳しく見守りながら、つい支えてしまう父の矛盾と愛情を軸に、家族の時間と創作の芽生えを重ねていく。

青蚊帳
思潮社

青蚊帳

黒岩 隆

黒岩隆『青蚊帳』は、闇のなかで明滅する時間を、季節を彩る光と色に重ねて描く詩集です。空室、波止場、石仏、桔梗、青い空などの像が連なり、記憶と風景のあわいを鮮やかに照らします。

樹脂 (ハヤカワ・ミステリ 1923)
早川書房

樹脂 (ハヤカワ・ミステリ 1923)

エーネ リール, Ane Riel, 枇谷 玲子

『樹脂』は、外界から隔絶された家で暮らす少女リヴと、家族の秘密をめぐるデンマーク発の心理サスペンスです。自然、孤立、愛情と支配が絡み合い、親子の関係が保護と暴力の境界を越えていく過程を不穏に描きます。

ハケンアニメ! (マガジンハウス文庫)
マガジンハウス

ハケンアニメ! (マガジンハウス文庫)

辻村 深月

アニメ制作の現場で覇権を目指す監督、プロデューサー、クリエイターたちを描く群像劇。情熱と才能だけでは動かない産業の現実を背景に、作品を届ける人々の誇りと葛藤が交錯する。

結晶体: 吉田義昭詩集
砂子屋書房

結晶体: 吉田義昭詩集

吉田 義昭

晩年の視線から人生と詩の関係を見つめ直す詩集。妻の墓前で見えてくる残りの時間が、静かな言葉に結晶する。