レクイエムの夜 (ハヤカワ・ミステリ文庫 キ 9-1)
キャントレル レベッカ, Rebecca Cantrell, 宇佐川 晶子
1931年ベルリン、犯罪記者ハンナ・フォーゲルは身元不明死体の写真の中に弟を見つける。女装歌手だった弟の死を追ううち、幼い少年とナチ党周辺の陰謀が絡み、ワイマール末期の不穏な街が迫ってくる。
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キャントレル レベッカ, Rebecca Cantrell, 宇佐川 晶子
1931年ベルリン、犯罪記者ハンナ・フォーゲルは身元不明死体の写真の中に弟を見つける。女装歌手だった弟の死を追ううち、幼い少年とナチ党周辺の陰謀が絡み、ワイマール末期の不穏な街が迫ってくる。
東 雅夫
『遠野物語』と近代怪談の成立を結び、民俗、文学、出版文化の交点を読む評論。怪談を単なる恐怖譚ではなく、時代の想像力として捉える。
三輪 眞弘
『三輪眞弘音楽藝術-全思考1998-2010』は、三輪眞弘による音楽論集。コンピュータ音楽と現代音楽をめぐる思考を集成した著作。音楽の成立条件を、技術、知覚、制度の面から根源的に問い直す。
長田 新
『原爆の子 広島の少年少女のうったえ』は、教育学者の長田新が編んだ広島の被爆児童・生徒の手記集。原爆投下から数年後、少年少女たちが自分や家族に起きたこと、失われた日常、心身の傷を自分の言葉で記した。平和教育のために編まれ、英訳を含む複数の言語で読まれた、原爆体験の重要な証言集である。
高田 郁
高田郁の時代小説。仇討ちで父を失った少年が、大坂天満の寒天問屋に銀二貫で救われ、丁稚として生き直していく。商い、人情、火事による喪失、再起への努力が重なり、町人の世界に根差した成長物語となっている。
笹山 久三
高知・四万十川流域を舞台に、貧しくも温かな家族に見守られた内気な少年・篤義の成長を描く。自然と人の暮らしが近い土地の空気のなかで、春から夏へ向かう少年の感情の揺れがやわらかく立ち上がる。