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歌集 憂春 角川短歌叢書
角川学芸出版

歌集 憂春 角川短歌叢書

小島 ゆかり

『憂春』は、小島ゆかりの歌集である。憂いの中に生の謎を見出す感覚を核に、季節、身体、心の揺れを細やかに詠む。静かな抒情の中に、読者の心へ迫る緊張がある。

絵はがきにされた少年
集英社

絵はがきにされた少年

藤原 章生

アフリカ特派員として取材を重ねた著者が、紛争、貧困、差別のただ中で生きる人々の言葉と沈黙をすくい上げるノンフィクション。応募時の題名「遠い地平」は、刊行時に『絵はがきにされた少年』へ改題された。

黄燐と投げ縄
書肆山田

黄燐と投げ縄

清水 哲男

清水哲男の詩集。老いの自覚、時間の堆積、生活の細部を、抒情と観察の間でたどる一冊です。

チューイングボーン
角川書店

チューイングボーン

大山 尚利, 山西 隆則

ビデオカメラを回すたびに人の死へ遭遇する男を描く長編ホラー。偶然なのか、仕組まれた出来事なのかが曖昧なまま、都市の風景と主人公の空虚さが重なっていく。

めんない千鳥: 句集
ふらんす堂

めんない千鳥: 句集

後藤 比奈夫

後藤比奈夫の句集。長年の俳句実作に裏づけられた端正な季語感覚と、老境の澄んだまなざしが静かに響く。

青葉くんとウチュウ・ジン (MF文庫 J ま 1-1)
KADOKAWA

青葉くんとウチュウ・ジン (MF文庫 J ま 1-1)

松野 秋鳴, 超肉

投稿時題名「自己中戦艦2年3組」は、刊行時に『青葉くんとウチュウ・ジン』へ改題された。放課後の教室にいた高校生たちは突然、星の海へ投げ出され、謎の声から白い巨竜退治を命じられる。校内漫才のような軽口と宇宙規模の危機がぶつかる学園SFコメディ。

かはたれ 散在ガ池の河童猫 (福音館創作童話シリーズ)
福音館書店

かはたれ 散在ガ池の河童猫 (福音館創作童話シリーズ)

朽木 祥, 山内 ふじ江

『かはたれ 散在ガ池の河童猫』は、ひとり残された子どもの河童が猫の姿で人間の世界へ送り出され、少女や犬との関わりを通じて孤独、家族、友情を知っていく児童文学です。鎌倉周辺の自然と河童伝承を背景に、妖怪を身近な存在として生き生きと描きます。

どんがらがん
河出書房新社

どんがらがん

アヴラム・デイヴィッドスン, 殊能 将之

『最後のクラス写真』は、異様な状況の教室に立ち続ける教師を描く短編。ホラーの設定を使いながら、教育、責任、失われた子どもたちへの愛情を痛切に浮かび上がらせる。