直線の死角 (角川文庫)
山田 宗樹, 角川書店装丁室
注目の作家・山田宗樹の第18回・横溝正史賞受賞作、待望の刊行!! やり手弁護士・小早川に、交通事故で夫を亡くした女性から、保険金示談の依頼が来る。事故現場を見た小早川は、加害者の言い分と違う証拠を発見した。第18回横溝正史賞大賞受賞作。
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山田 宗樹, 角川書店装丁室
注目の作家・山田宗樹の第18回・横溝正史賞受賞作、待望の刊行!! やり手弁護士・小早川に、交通事故で夫を亡くした女性から、保険金示談の依頼が来る。事故現場を見た小早川は、加害者の言い分と違う証拠を発見した。第18回横溝正史賞大賞受賞作。
梅津 時比古
宮沢賢治「セロ弾きのゴーシュ」を手がかりに、音楽における近代主義を問い直す評論。楽器、技術、音程の思想をめぐり、演奏論と賢治論が重なる。
佐藤 亜有子
自分自身の殺害を暗殺エージェンシーへ依頼した女性・律子を描く官能ホラー。殺害方法や暗殺者の好みは聞き入れられるが、いつ男が来るかは知らされないという設定が、不安と欲望を強く結びつける。
Henning Mankell
刑事ヴァランダー・シリーズの一作で、凄惨な連続殺人を追う警察小説。スウェーデン社会の不穏さと捜査官の疲弊を重ね、犯罪の背後にある孤独と暴力を描く。
伊藤 桂一
伊藤桂一の『螢の河』は、苛烈な戦場の日々のなかに友情と青春の名残を見つめる戦記文学である。死の気配に囲まれながらも、抒情を失わない語りが作品の芯になっている。
中野 順一
新宿のキャバクラで働くタクトが、ストーカー騒動と殺人事件を追う中で、近未来を知る力を持つ女性・花梨と出会うミステリー。都会の夜の空気と特殊能力の不穏さを重ねた新世代の犯罪小説である。
冲方 丁
賭博都市を舞台に、命を奪われかけた少女バロットが特殊な技術で再生し、自らを利用した男への追跡と自己回復に踏み出すSF長編。暴力、言葉、身体、法をめぐる問いを、疾走感のあるアクションと濃密な心理描写で描く。
谷沢 永一
『文豪たちの大喧嘩』は、谷沢永一が明治文学の論争をたどる評論。森鴎外、坪内逍遥、高山樗牛らの筆戦を通して、近代文学が形成される場の自尊心、嫉妬、理屈を描く。