日本の文学賞

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寸法武者 (八切意外史 5)
作品社

寸法武者 (八切意外史 5)

八切 止夫

『寸法武者』は、八切止夫の小説現代新人賞受賞作で、戦国武者の逸話を独自の歴史観で描く歴史小説である。長篠の役の鳥居強右衛門をはじめ、武者たちの裏面に光を当てる奇想が作品の核になっている。

世界中年会議
思潮社

世界中年会議

四元 康祐

『世界中年会議』は、四元康祐の詩集。移動するビジネスパーソンの感覚、都市、メディア、家族、世界情勢を詩の素材に取り込み、中年という地点から世界全体を見渡す。

伊奈半十郎上水記
KADOKAWA

伊奈半十郎上水記

松浦 節

『伊奈半十郎上水記』は、関東郡代をつとめた伊奈家を描く連作短編集である。治水と上水をめぐる行政の現場から、庶民に寄り添おうとする伊奈半十郎と伊奈忠尊の奮闘、幕府権力との軋轢を描く。

世界がはじまる朝
河出書房新社

世界がはじまる朝

黒田 晶

『世界がはじまる朝』は、病のためニューヨークから東京へ来た十四歳のルビーが、治療の過程でケイゴと出会い、世界を再び始めていく物語。記憶や身体の不安と、運命的な恋の感覚が重なる。

海馬の助走
中央公論新社

海馬の助走

若合 春侑

『海馬の助走』は若合春侑の長編小説である。台風の後に父が家を去った少年・綜一と、港町で暮らす家族や人びとを描き、第24回野間文芸新人賞を受賞した。

覘き小平次
中央公論新社

覘き小平次

京極 夏彦

『覘き小平次』は、京極夏彦の時代怪談小説。舞台役者・小幡小平次をめぐる幽霊譚を、江戸の芸能、噂、因縁が絡み合う物語として再構成する。

青空チェリー
新潮社

青空チェリー

豊島 ミホ

『青空チェリー』は、予備校に通う十八歳の語り手が、日常のなかで抱える戸惑いや恋への思いを率直な声でたどる短編集です。表題作を含む三篇は、軽やかな語り口の奥に、若さゆえの孤独と切実さをにじませます。

海猫
新潮社

海猫

谷村 志穂

北海道の漁村を舞台に、昆布漁の家へ嫁いだ女性の人生と、夫の弟への激しい恋、その後の世代へ残る影を描く長編恋愛小説。土地の気候、家族、欲望が濃密に結びつく。

本格小説 上
新潮社

本格小説 上

水村 美苗

戦後日本とアメリカをまたぎ、東太郎とよう子の恋を軸に、没落する一族と階級の記憶を描く大長編。古典的な恋愛小説の骨格を、日本語の語りの中で大胆に組み替えている。