日本の文学賞

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7455 件の新刊

川のほとりに
書肆山田

川のほとりに

多田 智満子

『川のほとりに』は、詩人・翻訳家の多田智満子が、川辺の風景を入口に、生と死、記憶、言葉の行方を見つめる詩集である。神話や夢のような像を交えながら、理知と官能が交差する独自の詩世界を築く。

国語重複語の語構成論的研究
塙書房

国語重複語の語構成論的研究

蜂矢 真郷

『国語重複語の語構成論的研究』は、上代・中古の日本語を主な資料として、畳語を含む重複語の構造を体系的に考察する国語学の研究書である。時代を下る用例にも目を配り、語がどのように組み立てられ、どのような形で現れるかを語構成論の視点からたどる。

一去集
短歌新聞社

一去集

清水 房雄

『一去集』は清水房雄の第一歌集。昭和二十年代から三十年代にかけての生活、喪失、家族の記憶を、アララギ系の写生を受け継ぎながら私的な痛みに深く沈めている。

ブルックリン
青土社

ブルックリン

宋 敏鎬

『ブルックリン』は、宋敏鎬による現代詩の作品。中原中也賞で評価された作品として、作者の関心や時代性が表れた一作である。

ゲノム・ハザード
文藝春秋

ゲノム・ハザード

司城 志朗

左利きのイラストレーター・鳥山敏治は、帰宅すると灯りの消えた部屋で妻の死体を発見する。直後に妻の声の電話がかかり、自分の人生と記憶が少しずつ変化していることに気づく。遺伝子工学とウイルスをめぐる不可解な事態のなか、鳥山は自分が何者なのかを追う。

心室細動
文藝春秋

心室細動

結城 五郎

二十年前の医療ミスに関わった人々が、謎の死を遂げていく。過去の事件を暴く脅迫状を受け取った院長も心室細動で急死し、医療過誤の記憶は現在の連続死と結びついていく。

マリ子の肖像
文藝春秋

マリ子の肖像

村雨 貞郎

美術を軸に、贋作と事件の影が重なる長編。地方と美術界の空気を背景に、真贋と記憶の揺らぎを描く。

恋文 (角川文庫 ま 12-1)
KADOKAWA

恋文 (角川文庫 ま 12-1)

松木 麗

純文学作家・上野の死体が自宅で発見された。薬物による自殺と思われた事件であったが、上野の妻が殺人を自白。だが、二回目の公判で彼女は突如、自白内容を否定するのだった。第12回横溝正史賞受賞作。

殺人の駒音 (角川文庫 あ 29-1)
KADOKAWA

殺人の駒音 (角川文庫 あ 29-1)

亜木 冬彦

13歳の天才棋士に敗れ、挫折した男が16年後、将棋の表舞台に現れた。かつては死神と呼ばれた男は、アマチュア最高位からプロに挑むはずであったが、対局当日、相手プロは自宅で殺されていた。(黒川博行)