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ハイデラパシャの魔法
新潮社

ハイデラパシャの魔法

左能 典代

新潮新人賞受賞作として発表された初期長編で、異国の地名を掲げた題名どおり、日常から少し外れた感覚をたどる。

機雷 (講談社文庫 み 17-1)
講談社

機雷 (講談社文庫 み 17-1)

光岡 明

海軍兵学校出身の梶井中尉が、前線への夢を断たれて海防艦から機雷敷設艦へ、さらに掃海の任務へと移されていく戦争小説。敵を待つだけの兵器に自分の運命を重ねる男を通して、敗戦前後の海と、戦争の終わった後にも続く「戦い」を描く。

Voyage from Yesteryear
Penguin Books Ltd

Voyage from Yesteryear

英語版

地球から離れた植民惑星で育った人々と、後から到着した地球勢力の価値観が衝突するSF。管理と権威に頼らない社会像を、異文化接触の緊張の中で描く。

The Harpole Report
Penguin Books Ltd

The Harpole Report

J. L. Carr

『The Night the Gods Smiled』は、トロントの警部チャーリー・ソルターを初めて登場させるエリック・ライトのミステリーである。都市の日常と警察小説の手触りを重ね、派手な事件性よりも人物の観察と捜査の積み重ねで読ませる。

責任: ラバウルの将軍今村均
新潮社

責任: ラバウルの将軍今村均

角田 房子

責任 ラバウルの将軍今村均は、角田房子による受賞作です。人物や時代の手触りを軸に、題材の背景と登場人物の選択を落ち着いた筆致で描きます。

赤い猫 (講談社文庫 に 2-10)
講談社

赤い猫 (講談社文庫 に 2-10)

仁木 悦子

富豪の老婦人の家に住み込みで雇われた沼手多佳子が、思いがけず遺産を受け継いだことから、幼い日に母を奪った事件の真相へ近づいていく短編ミステリー。老婦人の鋭い推理と、多佳子の過去に沈む痛みが結びつき、謎解きの鮮やかさと人情味を併せ持つ作品である。

家族ゲーム (集英社文庫)
集英社

家族ゲーム (集英社文庫)

本間 洋平

優秀な兄と出来の悪い弟を抱える家庭に、風変わりな家庭教師が現れる。受験競争のなかでぎこちなく揺れる家族の空気を、軽快さと皮肉をまじえて描いた作品。