忘れられた島へ (偕成社の創作文学 30)
長崎 源之助, 赤坂 三好
昭和20年5月、特攻隊員だった父を失った少年が、父の遺体が流れ着いたという鹿児島の離島へ向かう児童文学作品。父の戦死と若い母の苦労を背負いながら、島の暮らしに触れる旅を通して、戦争の悲しみと生きる力を見つめる。
受賞作品の新書情報を確認できます
7455 件の新刊
長崎 源之助, 赤坂 三好
昭和20年5月、特攻隊員だった父を失った少年が、父の遺体が流れ着いたという鹿児島の離島へ向かう児童文学作品。父の戦死と若い母の苦労を背負いながら、島の暮らしに触れる旅を通して、戦争の悲しみと生きる力を見つめる。
斎藤 憐
『上海バンスキング』は、斎藤憐による戯曲。昭和初期から戦中にかけての上海を舞台に、ジャズに魅せられた日本人バンドマンたちの青春、恋、自由への憧れを、時代の暗い影とともに描く。
阪田 寛夫, 山中 冬児
阪田寛夫が山中冬児の絵とともに描いた児童文学作品。トラジイちゃんを中心に、子どもの目に映る不思議さやおかしみ、年長者とのふれあいを、軽やかな語り口で冒険の物語へ広げていく。
香川 茂, 新井 信義
戦争末期、千葉県の下志津陸軍飛行師団に属した特攻偵察飛行隊を題材に、非情な作戦に向かわされる若い兵士たちを描く児童文学である。青年少尉の視点を通して、空のかなたへ消えていく命と、戦争が奪う未来への痛みを伝える。
E.D.ホウク, 菊池 光
「留置場」は、ジェシ・ヒル・フォードの短篇 “The Jail” の邦訳。閉ざされた制度の空間を舞台に、人種・階級・暴力の緊張が短い物語のなかに凝縮される。
森 禮子
アメリカ中部の田舎町で暮らす日本人妻たちを描き、異国での結婚生活、望郷、愛と孤独を通して日本人の心性を問う短編小説である。退役軍人の夫と暮らす圭子をはじめ、現地で愛する者に背かれた女性たちの寂寥が重ねられる。
清水邦夫
『わが魂は輝く水なり―源平北越流誌』は、清水邦夫が源平合戦の北越を題材に、歴史の敗者たちの声と身体を現代演劇の言葉で立ち上げる戯曲。荒ぶる戦乱の記憶と、滅びに向かう者たちの情念が、詩的で激しい台詞の中に凝縮されている。
安部 公房
『燃え尽きた地図』は、失踪者を追う興信所員が都市の迷路の中で自分自身の輪郭を失っていく長編小説である。探偵小説の形を借りながら、現代人の孤独、匿名性、存在の不安を鋭く描く。