日本の文学賞

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やまんば (創作絵本 32)
岩崎書店

やまんば (創作絵本 32)

須藤 克三, 久米 宏一

『やまんば』は、民話的な題材を力強い絵で表現した絵本である。山に生きる存在への畏れと親しみを重ね、子どもに昔話の語りの迫力を伝える。

敦煌の旅
平凡社

敦煌の旅

陳 舜臣

『敦煌の旅』は、陳舜臣が敦煌を中心にシルクロードの歴史と文化をたどる紀行。莫高窟や西域の記憶を通して、東西交流の厚みを読み解く。

神狩り (ハヤカワ文庫 JA 88)
早川書房

神狩り (ハヤカワ文庫 JA 88)

山田 正紀, 佐和 誠

人間が神に挑むという大きな構図を、言語・認識・超越の問題として組み立てた日本 SF の代表的な短編。哲学的な緊張感が、星雲賞短編部門の受賞作としての存在感を支えている。

誘惑者
講談社

誘惑者

高橋 たか子

『死の日本文学史』は村松剛による評論。平林たい子文学賞受賞作として、作者の表現を同時代の読者に示した作品である。

影の告発 (講談社文庫 AX 34)
講談社

影の告発 (講談社文庫 AX 34)

土屋 隆夫, 山野辺 進

『影の告発』は、土屋隆夫の千草検事シリーズ第一作にあたる本格推理小説です。満員のエレベーター内で起きた白昼の殺人を発端に、わずかな手がかりから事件の構図を追う。

ささぶね船長 (ソノラマ文庫)
朝日ソノラマ

ささぶね船長 (ソノラマ文庫)

永井 萠二, 六浦 光雄

『ささぶね船長』は、戦後の上野で浮浪児として生きた少年たちを題材に、実在のモデルの手記をもとに描かれた長篇少年少女小説である。春雄、算吉、牧子たちが厳しい環境の中で自分の足場を取り戻していく姿を通じて、敗戦後の混乱と子どもの回復力を見つめる。

背徳のメス (講談社文庫 く 1-2)
講談社

背徳のメス (講談社文庫 く 1-2)

黒岩 重吾

大阪の施療院で起こる殺害未遂事件を軸に、戦後社会の傷と人間の欲望を描く社会派ミステリー。背徳的な産婦人科医をめぐる容疑者たちの過去が、事件の追及とともに浮かび上がる。

Where Late the Sweet Birds Sang
HarperCollins

Where Late the Sweet Birds Sang

Kate Wilhelm

Where Late the Sweet Birds Sang は、ケイト・ウィルヘルムによるポストアポカリプスSF。疫病や不妊が広がる世界で、孤立した一族がクローニングによって生存を試みるが、個性と共同体の均衡がしだいに崩れていく。

寒村自伝 上 (岩波文庫 青 137-1)
岩波書店

寒村自伝 上 (岩波文庫 青 137-1)

荒畑 寒村

荒畑寒村が自身の思想形成と社会主義運動への参加、明治・大正・昭和をまたぐ政治的経験を回想した自伝。個人の生涯を通じて、反戦、労働運動、社会主義運動の曲折が具体的に描かれる。