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7455 件の新刊

夜あけ朝あけ (新潮文庫 す 1-1)
新潮社

夜あけ朝あけ (新潮文庫 す 1-1)

住井 すゑ

『夜あけ朝あけ』は、住井すゑによる児童文学の長編小説。戦後の茨城県の農村を舞台に、両親を失った兄弟姉妹が貧しさと孤独の中で支え合いながら生きていく姿を描く。農村の厳しい現実を子どもの視点からとらえ、苦難の中にある希望と成長を描いた作品である。

夜と霧の隅で (新潮文庫)
新潮社

夜と霧の隅で (新潮文庫)

北 杜夫

第二次大戦末期、ナチスによる精神病者の殺害政策に抵抗しようとする精神科医たちの苦悩を描く表題作。極限状況のなかで、人間の不安、倫理、医学の限界が鋭く問われる。

日本古典文学大系 41 謡曲集 下
岩波書店

日本古典文学大系 41 謡曲集 下

横道万里雄

『謡曲集』は、表章と横道萬里雄による能楽詞章の校注書である。古い観世流謡本を踏まえ、本文を読みやすく整理しながら、小段や節の構造を示すことで、能の言葉が舞台の進行とどのように結びつくかを明らかにしている。

いやいやえん (福音館創作童話シリーズ)
福音館書店

いやいやえん (福音館創作童話シリーズ)

中川 李枝子, 子どもの本研究会, 大村 百合子

『いやいやえん』は、保育園児しげるの日常と空想が連続する幼年童話集である。いやだいやだと駄々をこねる話、積み木の船での冒険、小ぐまとの出会いなどを通して、子どもの気持ちの揺れと遊びの想像力をのびやかに描く。

その子を殺すな (創元推理文庫 143-2)
東京創元社

その子を殺すな (創元推理文庫 143-2)

ノエル カレフ, 宮崎 嶺雄

『Échec au porteur』は、ノエル・カレフによるフランスの犯罪小説で、日本では『その子を殺すな』として訳された。麻薬密売団の抗争、爆弾を仕込まれたサッカーボール、子どもを救おうとする運び屋の焦りを軸に、犯罪劇の緊迫と人間的な葛藤を重ねて描く。

日本古典文学大系 40 謡曲集 上
岩波書店

日本古典文学大系 40 謡曲集 上

横道万里雄

『謡曲集』は、横道萬里雄と表章が校注を担った能楽詞章の集成である。観世流の古い謡本を基礎に、作品を読み、謡い、構造として理解するための本文整理と注釈を施し、能を文学としても舞台芸術としても開く一冊となっている。

アユの話 (岩波新書 青版 386)
岩波書店

アユの話 (岩波新書 青版 386)

宮地 伝三郎

アユの生活史、川と海を往来する生態、なわばり行動、友釣りとの関係などを、野外調査に基づいて語る科学読み物。身近な魚を通して、生物の行動と環境のつながりをわかりやすく示す。

梟の城 新装
講談社

梟の城 新装

司馬 遼太郎

『梟の城』は司馬遼太郎による受賞対象作で、当該賞の回次で評価された作品である。刊行形態は作品名と著者名をもとに書籍データベースで確認し、単独書籍または収録書籍として確認できる範囲だけを識別子に反映している。

流れる (新潮文庫)
新潮社

流れる (新潮文庫)

幸田 文

『流れる』は、没落しかかった芸者置屋に女中として住み込んだ梨花の視線を通して、花柳界に生きる女性たちの暮らしと感情を描く幸田文の代表的長編である。華やかな表側の奥にある哀しさ、はかなさ、浮き沈みを、台所の裏側から観察する細やかな筆致が支えている。

太陽の季節 (新潮文庫)
新潮社

太陽の季節 (新潮文庫)

石原 慎太郎

ベストセラー、映画化、「太陽族」、PTAが大攻撃……。戦後の日本社会に衝撃を与えた若き石原慎太郎の鮮烈なデビュー作。挑戦し、挑発する全5編。 石川達三、井上靖、中村光夫、舟橋聖一は〇、佐藤春夫、宇野浩二、丹羽文雄、滝井孝作は×、芥川賞選考会でも評価は真っ二つ! 女とは肉体の歓び以外のものではない。友とは取引の相手でしかない……。 退屈で窮屈な既成の価値や倫理にのびやかに反逆し、若き戦後世代の肉体と性を真正面から描いた「太陽の季節」。最年少で芥川賞を受賞したデビュー作は戦後社会に新鮮な衝撃を与えた。人生の真相を虚無の底に見つめた「灰色の教室」、死に隣接する限界状況を捉えた「処刑の部屋」他、挑戦し挑発する全5編。 【目次】 太陽の季節 灰色の教室 処刑の部屋 ヨットと少年 黒い水 解説:奥野健男 本書収録「太陽の季節」冒頭より 竜哉が強く英子に魅かれたのは、彼が拳闘に魅かれる気持と同じようなものがあった。 それには、リングで叩きのめされる瞬間、抵抗される人間だけが感じる、あの一種驚愕の入り混った快感に通じるものが確かにあった。 試合で打ち込まれ、ようやく立ち直ってステップを整える時、或いは、ラウンドの合間、次のゴングを待ちながら、肩を叩いて注意を与えるセカンドの言葉も忘れて、対角に坐っている手強い相手を喘ぎながら睨(ね)めつける時、その度に彼は嘗(かつ)て何事にも感じることのなかった、新しいギラギラするような喜びを感じる。…… 石原慎太郎 1932(昭和7)年神戸市生まれ。一橋大学在学中に「太陽の季節」で芥川賞を受賞。1968年に参議院議員に当選し、その後衆議院議員として環境庁長官、運輸大臣などを歴任した。1999年に東京都知事に就任、四選をはたす。『国家なる幻影』『弟』『火の島』など著書多数。