日本の文学賞

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7455 件の新刊

貝に続く場所にて
講談社

貝に続く場所にて

石沢 麻依

ドイツの大学都市ゲッティンゲンで暮らす語り手のもとに、東日本大震災で行方不明になった友人が現れる。コロナ禍の閉塞感と震災の記憶が重なり、言葉で埋めきれない距離や時間を見つめながら、現実と記憶のあわいを静かな筆致でたどる鎮魂の小説。

漆桶
現代短歌社

漆桶

大下一真

第56回迢空賞受賞作の第七歌集。禅語の題名を掲げ、僧としての生活と日常の喜びや迷いを自在に詠み上げる。

16年間魔法が使えず落ちこぼれだった俺が、科学者だった前世を思い出して異世界無双 (ファミ通文庫)
KADOKAWA

16年間魔法が使えず落ちこぼれだった俺が、科学者だった前世を思い出して異世界無双 (ファミ通文庫)

ねぶくろ, 花ヶ田

魔法を使えない落ちこぼれと見なされてきた貴族の少年ロニーが、十六歳の誕生日に科学者だった前世の記憶を取り戻す。魔法の仕組みを科学で解き明かそうとする好奇心が、精霊との出会いを経て異世界での成長譚へ広がっていく。

ブラザーズ・ブラジャー
河出書房新社

ブラザーズ・ブラジャー

佐原ひかり

「きみのゆくえに愛を手を」は、第2回氷室冴子青春文学賞大賞受賞作。父の再婚で義理の弟になった晴彦がブラジャーを着けている姿に出会った高校生ちぐさの戸惑いから、多様な好きのあり方と家族の距離を描く。のちに加筆・改題され、続編を加えて『ブラザーズ・ブラジャー』として刊行された。

彼岸花が咲く島
文藝春秋

彼岸花が咲く島

李 琴峰

記憶を失った少女がたどり着いた島で、異なる言葉と秩序に出会い、自分の立ち位置を探っていく。言語、共同体、身体感覚をめぐる想像力が強い長編。