日本の文学賞

受賞作品一覧

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クリア

16344 件の受賞作品

ゆれる風景

甲斐英輔 かい えいすけ
カテゴリー
純文学
受賞対象
新人
選考方式
公募

揺らぎを含んだ日常の風景を通して、人の記憶や関係の不確かさを描く小説集です。表題作に加え、静かな変化を見つめる作品を収め、朝日新人文学賞受賞作の余韻を広げます。

主題 日常記憶関係の揺らぎ
193ページ

モーニング・サイレンス

カテゴリー
文学総合・文芸総合
受賞対象
新人
選考方式
公募

早稲田文学新人賞の小説部門受賞作。朝の静けさを思わせる題名から、日常の中にある沈黙、すれ違い、変化の兆しを描く作品として読める。

主題 新人賞小説沈黙日常変化の予感

シングルマザー

カテゴリー
文学総合・文芸総合
受賞対象
新人
選考方式
公募

羽根田康美の「シングルマザー」は、早稲田文学新人賞の小説部門で受賞した短編作品。家族の形と生活の圧力を、平成初期の空気の中で見つめる題名そのものの切実さが中心にある。

主題 母子家庭生活の不安家族新人文学

テネシーワルツ

カテゴリー
文学総合・文芸総合
受賞対象
新人
選考方式
公募

小笠原和幸「テネシーワルツ」は、短歌連作として早稲田文学新人賞を受けた作品。異国の歌を思わせる題名と、死生観を強く帯びた歌風が結びつき、孤独な生の感覚を鋭く響かせる。

主題 短歌死生観孤独地方性
154ページ

受け月

伊集院静 いじゅういん しずか
文学賞: 直木三十五賞
カテゴリー
一般文芸・大衆小説
受賞対象
プロ
選考方式
公募

表題作を含む短編集。野球、家族、別れ、老いをめぐる人生の一場面を、静かな哀感と抑えた筆致で描き出す。

主題 短編集野球家族人生
259ページ

諸葛孔明

陳舜臣 ちん しゅんしん
カテゴリー
一般文芸・大衆小説
受賞対象
プロ
選考方式
公募

陳舜臣『諸葛孔明』は、三国時代の軍師を史眼と小説的想像力で描く歴史長篇。乱世を読む知性、志半ばで倒れる悲劇性、群雄たちのうねりが、孔明の生涯を中心に展開する。

主題 三国志諸葛亮歴史小説軍師
365ページ

友子

高橋揆一郎 たかはし きいちろう
カテゴリー
ノンフィクション・記録文学
受賞対象
プロ

友子 は、鉱山や北海道の暮らしを背景に、厳しい労働と共同体の中で生きる女性の姿を描く小説である。個人の運命を地域の歴史と結び、静かな語り口の中に生活の重さと尊厳を刻む。

主題 北海道労働女性の生

九頭竜川

大島昌宏 おおしま まさひろ
カテゴリー
ノンフィクション・記録文学
受賞対象
プロ

九頭竜川 は、福井を流れる大河を舞台に、土地に根ざして生きる人々と近代化のうねりを描く長編である。水害、開発、地域の記憶が絡み、川と人間の関係を歴史小説の厚みでとらえる。

主題 歴史小説河川地域史
329ページ

戦鬼たちの海──織田水軍の将・九鬼嘉隆

白石一郎 しらいし いちろう
文学賞: 柴田錬三郎賞
カテゴリー
一般文芸・大衆小説
受賞対象
プロ
選考方式
選考

織田水軍の将・九鬼嘉隆の生涯を描く白石一郎の歴史小説。志摩の土豪から織田信長の水軍を担う武将へと進む半生を、海戦と戦国の荒波の中に描き出す。

主題 歴史小説戦国海戦九鬼嘉隆
243ページ

本所深川ふしぎ草紙

宮部みゆき みやべ みゆき
カテゴリー
一般文芸・大衆小説
受賞対象
新人
選考方式
非公募

宮部みゆき『本所深川ふしぎ草紙』は、本所七不思議を題材にした連作時代ミステリ。岡っ引きの茂七を軸に、怪異の気配と下町の人情を重ね、江戸の暮らしに潜む謎を解いていく。

主題 時代小説本所七不思議人情捕物
234ページ

今夜、すべてのバーで

中島らも なかじま らも
カテゴリー
一般文芸・大衆小説
受賞対象
新人
選考方式
非公募

中島らも『今夜、すべてのバーで』は、アルコール依存症で入院した男を語り手に、酒、病院、友情、自己破壊をユーモアと痛みで描く長篇。軽妙な語りの底に、身体と依存の切実さがある。

主題 アルコール依存症病院ユーモア自己破壊
269ページ

砂のクロニクル

船戸与一 ふなと よいち
文学賞: 山本周五郎賞
カテゴリー
一般文芸・大衆小説
受賞対象
プロ

船戸与一『砂のクロニクル』は、イラン革命後の中東とクルド人の闘争を背景に、二人の日本人の運命を交差させる大河冒険小説。国家、民族、信仰、裏切りが重なり、乾いた土地に人間の執念が刻まれる。

主題 中東クルド人革命冒険小説
586ページ

海峡

伊集院静 いじゅういん しずか
文学賞: 山本周五郎賞
カテゴリー
一般文芸・大衆小説
受賞対象
プロ

伊集院静『海峡』は、瀬戸内の港町で育つ少年の時間を描く自伝的長篇三部作の第一部。幼年期の記憶、家族、土地の匂いが、海峡を挟む風景とともに抒情的に立ち上がる。

主題 自伝的長篇幼年期瀬戸内家族
365ページ

地蔵記

中村隆資 なかむら たかし
文学賞: 山本周五郎賞
カテゴリー
一般文芸・大衆小説
受賞対象
プロ

中村隆資『地蔵記』は、大水を前にした村へ迷い込んだ僧をめぐる物語。降り続く雨と苛立つ村人たちの中で、人柱にされかけた男の必死の振る舞いが、寓話的な緊張を生む。

主題 村落雨人柱寓話
328ページ

神の火

高村薫 たかむら かおる
文学賞: 山本周五郎賞
カテゴリー
一般文芸・大衆小説
受賞対象
プロ

高村薫『神の火』は、日本海沿岸の原子力施設をめぐるサスペンス。原発という現代の火に挑む男たちの企てを、硬質な描写と緊張感で追い、初期高村作品らしい社会性を際立たせる。

主題 原子力サスペンス社会派テロリズム
525ページ

尼子悲話

高橋直樹 たかはし なおき
カテゴリー
ジャンル小説
受賞対象
新人
選考方式
公募

戦国大名尼子氏にまつわる悲劇を題材にした歴史小説。のちの高橋直樹の歴史小説へつながる、敗者の記憶と武家社会の哀切を描いた初期作品である。

主題 戦国時代尼子氏敗者の歴史悲劇

北風のランナー

月足亮 つきあし りょう
カテゴリー
ジャンル小説
受賞対象
新人
選考方式
公募

「北風のランナー」は、走ることを軸に人物の孤独や前進への意志を描いた新人賞受賞作。題名が示す冷たい風の感触が、若い主人公の緊張と疾走感を支える。

主題 走ること青春孤独前進

砂時計

吉富有 よしとみ ゆう
カテゴリー
一般文芸・大衆小説
受賞対象
新人
選考方式
公募

『砂時計』は、仕事と恋愛のどちらにも割り切れなさを抱える女性を主人公にした吉富有の小説。母と駆け落ちした男から届く手紙をきっかけに、傷ついた心と人間関係を見つめ直していく。

主題 恋愛家族手紙癒やし人生の選択
220ページ

三十五歳、独身。

水城昭彦 みずき あきひこ
カテゴリー
一般文芸・大衆小説
受賞対象
新人
選考方式
公募

小説現代新人賞の受賞短編。題名が示す年齢と独身であることを手がかりに、成人後の生活感、孤独、周囲との距離を見つめる作品として読める。

主題 独身生活中年の入口孤独日常心理

黒牛と妖怪

風野真知雄 かぜの まちお
文学賞: 歴史文学賞
カテゴリー
ジャンル小説
受賞対象
不問
選考方式
公募

明治初期を背景に、妖怪と恐れられた鳥居耀蔵ら歴史上の人物を題材にした時代小説集。時代の転換点に取り残された者たちの意地と滑稽さを、軽快な語りで描く。

主題 時代小説明治短編集
287ページ

西鶴人情橋

吉村正一郎 よしむら しょういちろう
文学賞: 時代小説大賞
カテゴリー
ジャンル小説
受賞対象
新人
選考方式
公募

『西鶴人情橋』は、吉村正一郎による時代小説である。井原西鶴と剣客・磯部信十郎が、剣、恋、友情の交わる浪花元禄の世界を駆け抜ける。

主題 時代小説井原西鶴浪花
321ページ

時計館の殺人

綾辻行人 あやつじ ゆきと
カテゴリー
ジャンル小説
受賞対象
プロ
選考方式
推薦

鎌倉の森に建つ時計館を訪れた人々を、過去の死と現在の殺意が包囲する本格ミステリ。館を満たす時計のイメージが、時間、記憶、復讐の主題を濃密に支える。

主題 本格ミステリ館時間復讐
625ページ

龍は眠る

宮部みゆき みやべ みゆき
カテゴリー
ジャンル小説
受賞対象
プロ
選考方式
推薦

死亡事故に遭遇した青年と、超能力を持つ少年の出会いから始まる長編ミステリ。真相を追う過程で、能力を持つ者の孤独と社会の不安が浮き彫りになる。

主題 ミステリ超能力孤独事故
537ページ

北米探偵小説論

野崎六助 のざき ろくすけ
カテゴリー
ジャンル小説
受賞対象
プロ
選考方式
推薦

アメリカ探偵小説を、文学史、社会史、アメリカニズムの批評として読み込む大部の評論。ジャンルの形式に、国家と都市、暴力、孤独の歴史を重ねて論じる。

主題 探偵小説アメリカ文学文芸評論社会批評
970ページ

殺人の駒音

カテゴリー
ジャンル小説
受賞対象
新人
選考方式
公募

将棋界から姿を消していた棋士・八神は、宿敵の谷山竜将に挑むため竜将戦トーナメントへ復帰する。だが対戦相手が次々と謎の死を遂げ、不戦勝で勝ち進む八神に疑いが向けられる。将棋ライター金田の取材を軸に、表と裏の棋界で生きる人々の思惑と殺人事件を描く将棋ミステリ。

主題 将棋棋士対局宿敵連続殺人
320ページ

レプリカ

カテゴリー
ジャンル小説
受賞対象
新人
選考方式
公募

神奈川県西部で、世界史上繁栄を極めた三つの都市を再現する大型テーマパークの完成が近づいていた。精巧につくられた人工の都市を舞台に、現実と模造の境界を揺るがす殺人事件の謎を追うミステリー。

主題 テーマパークレプリカ人工都市殺人事件現実と虚構
245ページ

恋文

カテゴリー
ジャンル小説
受賞対象
新人
選考方式
公募

純文学作家・上野の死体が自宅で見つかり、彼の作品『最後の恋文』をめぐる人間関係が浮かび上がる。女性心理の深層を描きながら、愛と裏切り、過去に秘められた真実をたどる法廷サスペンス。

主題 法廷サスペンス女性心理恋文愛と裏切り文学者の死
235ページ

二つの寒そうな死体に見出されたいくつかの謎に対する考察

カテゴリー
ジャンル小説
受賞対象
新人
選考方式
公募

ななつのこ

加納朋子 かのう ともこ
文学賞: 鮎川哲也賞
カテゴリー
ジャンル小説
受賞対象
新人
選考方式
公募

短大生の駒子が一冊の本と手紙のやり取りを通じて、日常の中に潜む小さな謎をほどいていく連作ミステリ。

主題 日常の謎手紙連作ミステリ
310ページ

雨中の客

浅黄斑 あさぎ まだら
カテゴリー
ジャンル小説
受賞対象
新人
選考方式
公募

雨の夜、手土産を携えた男が訪ねてくる。その意図が見えないまま、訪問者と迎える側のあいだに緊張が高まっていく、浅黄斑の短編ミステリーである。

主題 謎めいた訪問者雨の夜心理的対決
273ページ