日本の文学賞

受賞作品一覧

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クリア

16344 件の受賞作品

鳥の半分

宮沢肇 みやざわ はじめ
文学賞: 中日詩賞
カテゴリー
詩・現代詩
受賞対象
プロ
選考方式
公募

宮沢肇の詩集で、鳥のイメージを軸に、生と死、自然物、意識の変化を静かに見つめます。明瞭な像と余白のある言葉が、世界の手触りを繊細に伝えます。

主題 詩鳥生と死
92ページ

猫の体温

大西美千代 おおにし みちよ
文学賞: 中日詩賞
カテゴリー
詩・現代詩
受賞対象
プロ
選考方式
公募

大西美千代の詩集で、身近な生きもののぬくもりを入口に、孤独や感受性の奥行きを描きます。日常の近さと存在の遠さが、静かな詩行の中で響き合います。

主題 詩孤独感受性

水の残像

江島その美 えじま そのみ
カテゴリー
詩・現代詩
受賞対象
新人

水の記憶を軸に、幼年、身体、母性、旅先の風景を結び合わせる詩集。流れや湿りをめぐる感覚が、生の揺らぎをやわらかく照らす。

主題 水身体母性

根

土橋治重 どばし はるしげ
カテゴリー
詩・現代詩
受賞対象
プロ

晩年の詩境を「根」という簡潔な題に託し、人間の内奥と暮らしの基底へ向かう詩集。短いページ数の中に、長い詩作の時間が凝縮されている。

主題 根源晩年現代詩
61ページ

地霊遊行

相良平八郎 さがら へいはちろう
カテゴリー
詩・現代詩
受賞対象
プロ

瀬戸内から朝鮮半島、南洋へと地名を連ね、土地に宿る記憶と人の移動を詩の歩みに重ねる詩集。旅の視線と歴史感覚が、静かな抒情の中で結び合う。

主題 土地の記憶旅現代詩

未生譚

文学賞: 歴程新鋭賞
カテゴリー
詩・現代詩
受賞対象
新人
選考方式
公募

守中高明の第二詩集。碑、血脈、肉、骨、古鏡などの連作的な章立てを通じて、身体、記憶、言葉がまだ形を得る前の気配を緊密な詩語で追う。

主題 詩身体記憶言語実験
85ページ

駅までの距離

壇裕子 だん ゆうこ
文学賞: 歌壇賞
カテゴリー
短歌
受賞対象
新人
選考方式
公募

駅へ向かう距離を題に、日常の移動と心の揺れを重ねた短歌連作。若い歌人の感覚で、都市生活の時間が切り取られている。

主題 短歌都市生活

藤色電波

早川志織 はやかわ しおり
文学賞: 角川短歌賞
カテゴリー
短歌
受賞対象
新人
選考方式
公募

「電波」という語を藤色の感覚に重ね、現代的な距離感と抒情を交差させる短歌連作。色彩と通信のイメージが、若い感性の揺れを映す。

主題 短歌色彩通信

女の国原

小谷陽子 こたに ようこ
文学賞: 角川短歌賞
カテゴリー
短歌
受賞対象
新人
選考方式
公募

女性の身体感覚と土地の広がりを題に込めた短歌連作。生活の実感と神話的な響きが交わり、力強い抒情を形づくる。

主題 短歌女性土地

夏木立

中川佐和子 なかがわ さわこ
文学賞: 角川短歌賞
カテゴリー
短歌
受賞対象
新人
選考方式
公募

夏の木立を見上げる感覚から、若い時間と季節の光を詠み出す短歌連作。からくり時計の歌に見られるように、日常の像が伸びやかな幻想性を帯びる。

主題 短歌夏木立季節

香川進全歌集

香川進 かがわ すすむ
文学賞: 現代短歌大賞
カテゴリー
短歌
受賞対象
プロ
選考方式
推薦

香川進の歌業を一冊に集めた全歌集。戦後短歌の抒情と思想を横断し、長い時間のなかで深まる詠風をたどれる集成である。

主題 全歌集近代短歌詩
775ページ

未完の手紙

佐伯裕子 さえき ゆうこ
文学賞: 河野愛子賞
カテゴリー
短歌
受賞対象
プロ
選考方式
公募

『未完の手紙』は、歌人・佐伯裕子の短歌作品として、書き終えられない思いと言葉の余白を主題にした歌集である。手紙という親密な形式を借り、届かなかった声や記憶の残響を静かに浮かび上がらせる。

主題 短歌手紙記憶余白

鳥獸蟲魚

前登志夫 まえ としお
カテゴリー
短歌
受賞対象
プロ
選考方式
選考

吉野の山と生き物の気配を深く抱え込んだ前登志夫の歌集。山中で暮らす歌人の視線が、鳥、獣、虫、魚の名を通して自然と人の境界をゆっくり揺らす。

主題 短歌自然吉野生命
236ページ

白球の叙事詩(エピック)

大滝和子 おおたき かずこ
カテゴリー
短歌
受賞対象
新人
選考方式
公募

大滝和子の短歌研究新人賞受賞作。野球を叙事詩に見立てる題名が、競技の一瞬、身体の動き、応援する視線を定型詩の中へ引き寄せる。

主題 短歌野球身体叙事性

カウンセリング室

佐藤きよみ さとう きよみ
カテゴリー
短歌
受賞対象
新人
選考方式
公募

佐藤きよみの短歌研究新人賞受賞作。カウンセリング室という閉じた場を題名に置き、対話、沈黙、心の傷に耳を澄ます連作として読める。

主題 短歌対話心の傷現代生活

百乳文

森岡貞香 もりおか さだか
文学賞: 迢空賞
カテゴリー
短歌
受賞対象
プロ
選考方式
公募

森岡貞香の第六歌集で、身体感覚と時間の陰影を鋭い言葉で刻む短歌作品集です。生の手触りと内面の緊張が、凝縮された形式の中に立ち上がります。

主題 短歌身体感覚時間

無碍光

林光雄 はやし みつお
カテゴリー
短歌
受賞対象
プロ
選考方式
公募

仏教的な光の語感を帯びた題のもと、信仰、老境、身辺の自然を詠み込む歌集。静かな内省と平明な言葉が支えている。

主題 信仰老境短歌

歳月

星野丑三 ほしの うしぞう
カテゴリー
短歌
受賞対象
プロ
選考方式
公募

長い歳月を経た歌人のまなざしが、日常と自然、老いの時間を穏やかに見つめる歌集。香蘭短歌会での歩みを背景に、成熟した定型の声が響く。

主題 歳月自然老境

黄楊の花

只野幸雄 ただの ゆきお
カテゴリー
短歌
受賞対象
プロ
選考方式
公募

花木の名を冠した題に、季節の移ろいと人生の堅さを重ねる歌集。戦後短歌を歩んだ作者の経験が、端正な抒情として結晶している。

主題 花木季節短歌

愚者には見えないラ・マンチャの王様の裸

横内謙介 よこうち けんすけ
カテゴリー
戯曲・脚本・シナリオ
受賞対象
不問
選考方式
公募

「愚者には見えないラ・マンチャの王様の裸」は、「裸の王様」と「ドン・キホーテ」を重ね、傷ついた王とサンチョ・パンサの出会いから現実と幻想を交差させる戯曲である。寓話の軽やかさを借りながら、戦争や権力、心の再生を問う舞台作品として構成されている。

主題 寓話演劇権力と幻想再生
134ページ

日本の陰謀

ドウス昌代 どうす まさよ
カテゴリー
ノンフィクション・記録文学
受賞対象
プロ
選考方式
推薦

『日本の陰謀 : ハワイオアフ島大ストライキの光と影』は、ドウス昌代が1920年のハワイ・オアフ島砂糖きび労働者ストライキを描いたノンフィクションである。日本人移民の労働運動を、太平洋戦争へ向かう時代のうねりの中で克明にたどる。

主題 移民史労働運動ハワイ
518ページ

喪の途上にて:大事故遺族の悲哀の研究

野田正彰 のだ まさあき
カテゴリー
ノンフィクション・記録文学
受賞対象
プロ
選考方式
公募

『喪の途上にて:大事故遺族の悲哀の研究』は、大事故で家族を失った人々の悲嘆を、個人の心理だけでなく社会的文脈のなかで捉えたノンフィクションである。遺族の語りを通じて、喪失が長い時間をかけて生活と記憶に入り込む過程を考察する。

主題 喪失事故遺族悲嘆社会心理
406ページ

銀の夢:オグリキャップに賭けた人々

渡瀬夏彦 わたせ なつひこ
カテゴリー
ノンフィクション・記録文学
受賞対象
プロ
選考方式
公募

『銀の夢:オグリキャップに賭けた人々』は、競走馬オグリキャップに夢を託した関係者とファンの熱を追ったノンフィクションである。勝敗の記録だけでなく、馬を支えた人々の記憶と感情を重ね、時代を動かした人気の背景を描く。

主題 競馬オグリキャップ人間ドラマスポーツノンフィクション
572ページ

緩みゆく短歌形式 -同時代を歌う方法の推移

小塩卓哉 おしお たくや
カテゴリー
評論・批評
受賞対象
不問
選考方式
公募

短歌評論として、同時代の歌人たちが定型をどのように緩め、社会や個人の経験を歌へ移していったかを追う。短歌形式の変化を、作品の読みと時代感覚の双方から捉える一篇である。

主題 短歌形式同時代性歌論

泥眼

富小路禎子 とみこうじ ていこ
文学賞: 短歌研究賞
カテゴリー
短歌
受賞対象
プロ
選考方式
公募

富小路禎子の短歌作品。能面の名を思わせる題名が、沈黙、老い、情念の深さを連想させ、抑えた言葉の中に強い内面を宿す。

主題 短歌女性の内面能面老い

冷戦後の世界と日本

船橋洋一 ふなばし よういち
文学賞: 石橋湛山賞
カテゴリー
研究・翻訳・学術
受賞対象
プロ
選考方式
推薦

冷戦終結後の国際秩序の変化を、日本の役割と外交課題から考える評論・聞き書き的な一冊。世界の著名ジャーナリストの視点を交え、国際化の時代に日本がどう向き合うかを問う。

主題 国際政治日本外交冷戦後

長野県史:方言編

馬瀬良雄 ませ よしお
文学賞: 新村出賞
カテゴリー
研究・翻訳・学術
受賞対象
プロ

長野県の方言を体系的にまとめた県史の専門巻。各地方の音韻、アクセント、文法、語彙、談話資料、言語地図を含み、地域言語研究の基礎資料となっている。

主題 方言研究長野県言語地図日本語
952ページ

藤原定家を中心とする中世和歌・歌学の研究

今井明 いまい あきら
文学賞: 窪田空穂賞
カテゴリー
研究・翻訳・学術
受賞対象
プロ
選考方式
推薦

『藤原定家を中心とする中世和歌・歌学の研究』は、藤原定家を軸に中世和歌と歌学の展開を読み解く研究である。歌人としての表現、歌論、古典受容を総合的に扱い、定家を中世文学史の中心に置いて考察する。

主題 藤原定家中世和歌歌学古典研究

浮世草子を中心とする近世小説の研究

文学賞: 窪田空穂賞
カテゴリー
研究・翻訳・学術
受賞対象
プロ
選考方式
推薦

『浮世草子を中心とする近世小説の研究』は、浮世草子を核に近世小説の様式と展開を考察する研究である。仮名草子から浮世草子、読本などへ広がる文芸の流れを、作者・読者・出版の関係から捉える。

主題 浮世草子近世小説出版文化文学史

万葉集と中国古典の比較研究

文学賞: 上代文学会賞
カテゴリー
研究・翻訳・学術
受賞対象
プロ
選考方式
推薦

万葉集の表現を中国古典と照らし合わせ、上代文学を比較文学の視野から読み直す研究書。詩経などとの関係を通じ、日本古典の形成を精密に考察する。

主題 比較文学万葉集中国古典
398ページ