日本の文学賞

受賞作品一覧

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クリア

16344 件の受賞作品

西湖

阿波野青畝 あわの せいほ
文学賞: 詩歌文学館賞
カテゴリー
詩・現代詩
受賞対象
プロ
選考方式
選考

阿波野青畝の晩年の句集。ホトトギス派の長い歩みを背負いながら、自然と日常の細部を静かに見つめ、老境の澄んだ眼差しを伝える。

主題 俳句自然老境ホトトギス
343ページ

パリの五月に

清岡卓行 きよおか たくゆき
文学賞: 詩歌文学館賞
カテゴリー
詩・現代詩
受賞対象
プロ
選考方式
選考

清岡卓行がパリの五月の記憶を詩へ結晶させた詩集。ランボー、ボードレール、金子光晴、藤田嗣治らの影も織り込み、都市の記憶と詩人の身体感覚が重なる。

主題 詩パリ記憶都市
189ページ

風の曼陀羅

大西民子 おおにし たみこ
文学賞: 詩歌文学館賞
カテゴリー
詩・現代詩
受賞対象
プロ
選考方式
選考

大西民子の第九歌集。奈良や盛岡を背景にした生の記憶、仏像や旅の感覚を通じて、老い、祈り、美への思いを端正な短歌に結ぶ。

主題 短歌祈り旅老い
204ページ

山峡

藤野武 ふじの たけし
文学賞: 角川俳句賞
カテゴリー
俳句・俳諧
受賞対象
新人
選考方式
公募

山あいの景を題に据え、稜線や季節の気配を鋭くとらえる俳句連作。自然の傾きと身体感覚が、力のある一句へ結ばれる。

主題 俳句山峡季節

寒木

奥名春江 おくな はるえ
文学賞: 角川俳句賞
カテゴリー
俳句・俳諧
受賞対象
新人
選考方式
公募

冬木の硬質な景を題に、冷えた空気と生の気配を見つめる俳句連作。自然描写の端正さが、静かな強さを生んでいる。

主題 俳句冬木季節

浦里

寺島ただし てらじま ただし
文学賞: 角川俳句賞
カテゴリー
俳句・俳諧
受賞対象
新人
選考方式
公募

「浦里」という地名的な響きから、海辺や土地の記憶を呼び込む俳句連作。簡潔な定型の中に、風土と生活感が置かれている。

主題 俳句海辺土地

定時の十指

森洋 もり ひろし
カテゴリー
俳句・俳諧
受賞対象
不問
選考方式
選考

森洋による句集。題名の「定時」と「十指」からは、労働や日常の時間と、身体に刻まれる感覚を俳句へ結びつける姿勢がうかがえる。

主題 俳句労働日常身体

己が部屋

柴田佐知子 しばた さちこ
文学賞: 俳壇賞
カテゴリー
俳句・俳諧
受賞対象
新人
選考方式
公募

身辺の静かな光景を鋭く切り取り、部屋や生活の気配から孤独と親密さを立ち上げる句集。短い言葉のなかに、外から自分を見つめ返すような感覚が宿る。

主題 俳句生活孤独

涼意

日美清史 ひみ せいし
文学賞: 俳句研究賞
カテゴリー
俳句・俳諧
受賞対象
新人
選考方式
公募

涼しさの感覚を軸に、季節の移り変わりと心身の静けさをとらえる俳句作品。余白を生かした表現が、夏から秋へ向かう空気を感じさせる。

主題 俳句季語涼しさ

有鱗目ヘビ亜科

山本素竹 やまもと そちく
カテゴリー
俳句・俳諧
受賞対象
プロ
選考方式
公募

有鱗目ヘビ亜科 は、俳句の鋭い観察眼を生物分類の語感に重ね、身近な自然の気配を硬質な言葉で切り取る句集である。蛇という存在の不穏さと生命感を軸に、季語の働きと対象への凝視がせめぎ合う。

主題 俳句自然観察蛇

犬婿入り

多和田葉子 たわだ ようこ
文学賞: 芥川龍之介賞
カテゴリー
純文学
受賞対象
新人
選考方式
非公募

民話的な「犬婿入り」のモチーフを現代の都市空間に移し、不穏でユーモラスな変身譚として描く小説。日常の足場がずれていく感覚を、軽やかな語りで異界へつなげる。

主題 異類婚姻民話都市変身
153ページ

ちょっとムカつくけれど、居心地のいい場所

伏本和代 ふしもとかずよ
文学賞: 文學界新人賞
カテゴリー
純文学
受賞対象
新人
選考方式
公募

第75回文學界新人賞の受賞作として記録された短編。単独書籍化は確認できない。

主題 文學界新人賞短編発表誌掲載

タクシー・ドライバー

文学賞: 文學界新人賞
カテゴリー
純文学
受賞対象
新人
選考方式
公募

タクシー・ドライバーは受賞記録に残る作品で、単行本化の確認は取れていない。

主題 受賞記録小説

佃島ふたり書房

出久根達郎 でくね たつろう
文学賞: 直木三十五賞
カテゴリー
一般文芸・大衆小説
受賞対象
プロ
選考方式
公募

佃島を舞台に、同じ日に生まれた二人の男が古書とともに歩む友情と反骨の長編小説。明治末から昭和へ続く時代の変化が、庶民の暮らしと本への愛を通して描かれる。

主題 古書店友情佃島近代日本
292ページ

売る女、脱ぐ女

渡辺容子 わたなべ ようこ
カテゴリー
一般文芸・大衆小説
受賞対象
新人
選考方式
公募

渡辺容子の新人賞受賞作。題名に並ぶ二つの行為を通して、女性の職業、身体、欲望をめぐる視線が交差する状況を描いた作品として位置づけられる。

主題 女性の生き方身体と視線都市生活新人賞短編

十六歳、夏のカルテ

文学賞: ノベル大賞
カテゴリー
ライトノベル・Web文芸
受賞対象
新人
選考方式
公募

十六歳、夏のカルテ は、十六歳の夏を医療や身体の記憶に重ね、少女の不安と成長を描く青春小説である。カルテという記録のイメージを通して、言葉にしにくい痛みや変化が丁寧にすくい取られる。

主題 青春医療成長

はるか海の彼方に

文学賞: ノベル大賞
カテゴリー
ライトノベル・Web文芸
受賞対象
新人
選考方式
公募

『はるか海の彼方に』は、第20回コバルト・ノベル大賞下期で佳作に選ばれた高遠砂夜の受賞作である。遠い海の向こうへ向かう感覚を題名に宿した、少女小説レーベルの新人賞から生まれた作品として位置づけられる。

主題 少女小説旅立ち憧れ
第20回(1992年) 読者大賞

おばあちゃんの恋人

文学賞: ノベル大賞
カテゴリー
ライトノベル・Web文芸
受賞対象
新人
選考方式
公募

『おばあちゃんの恋人』は、第20回コバルト・ノベル大賞下期で読者大賞に選ばれた水野友貴の作品である。家族の記憶と恋の気配を感じさせる題名で、読者投票枠の受賞作として記録されている。

主題 少女小説家族恋愛

「ふることぶみ」によせて

文学賞: ノベル大賞
カテゴリー
ライトノベル・Web文芸
受賞対象
新人
選考方式
公募

『「ふることぶみ」によせて』は、第20回コバルト・ノベル大賞下期で佳作に選ばれた野間ゆかりの作品である。古い物語やことばへのまなざしを題名に含み、少女小説新人賞の候補群の中で評価された。

主題 少女小説古典ことば

ぼくと桜のアブナイ関係

小高宏子 こだか ひろこ
カテゴリー
ライトノベル・Web文芸
受賞対象
新人
選考方式
公募

『ぼくと桜のアブナイ関係』は、小高宏子によるパレット文庫の青春コメディである。高校最後の夏休み、受験を控えた友は高校生作家の桜に恋をするが、桜は自作の主人公になりきってしまう少女で、日常は次々と騒がしく転がっていく。

主題 ライトノベル青春コメディ
199ページ

みいら採り猟奇譚

河野多恵子 こうの たえこ
文学賞: 野間文芸賞
カテゴリー
純文学
受賞対象
プロ
選考方式
選考

『みいら採り猟奇譚』は、河野多惠子が身体、欲望、記憶の奥にある不穏さを凝視した小説です。題名の奇怪さを入口に、愛や執着が暴力性を帯びる瞬間を精密に描き、心理小説として強い緊張を生みます。

主題 身体欲望心理小説猟奇
438ページ

胡沙の舞

文学賞: 日本芸術院賞
カテゴリー
芸術総合・メディア芸術
受賞対象
プロ
選考方式
推薦

青木龍山の《胡沙の舞》は、第22回日展に出品された陶芸作品として日本芸術院賞を受けた。磁器の造形と焼成による深い色調を生かし、器物を越えた彫刻的な気配を帯びる。

主題 陶芸磁器日展造形

尺八の優れた演奏

文学賞: 日本芸術院賞
カテゴリー
芸術総合・メディア芸術
受賞対象
プロ
選考方式
推薦

青木鈴慕は、琴古流尺八の演奏家として優れた演奏活動により日本芸術院賞を受けた。古典本曲の精神性と舞台での音色を結び、尺八音楽の存在感を高めた。

主題 尺八琴古流邦楽古典本曲

歌舞伎の優れた演技

文学賞: 日本芸術院賞
カテゴリー
芸術総合・メディア芸術
受賞対象
プロ
選考方式
推薦

坂東三津五郎は、歌舞伎の演技と振付で第47回日本芸術院賞を受けた。古典の型を保ちながら、舞踊性と役の心理を結びつける舞台表現が評価対象となっている。

主題 歌舞伎舞踊古典演技振付

月影の道

文学賞: 日本芸術院賞
カテゴリー
芸術総合・メディア芸術
受賞対象
プロ
選考方式
推薦

『月影の道』は稗田一穂の日本画。月明かりを思わせる静けさのなかに、道の奥行きと自然の気配を重ねる。

主題 日本画月影道自然

声楽家としての国際的な活動

文学賞: 日本芸術院賞
カテゴリー
芸術総合・メディア芸術
受賞対象
プロ
選考方式
推薦

東敦子は、声楽家としての国際的な活動により日本芸術院賞を受けた。オペラ歌手として欧米の舞台で培った表現力を、日本の声楽界に還元した歩みが評価されている。

主題 声楽オペラ国際活動舞台芸術

清元三味線の演奏家としての業績

文学賞: 日本芸術院賞
カテゴリー
芸術総合・メディア芸術
受賞対象
プロ
選考方式
推薦

清元榮三郎は、清元節三味線方としての長年の業績により日本芸術院賞を受けた。歌舞伎舞踊を支える清元の音楽性を、舞台の呼吸に沿って磨き上げた演奏家である。

主題 清元節三味線邦楽歌舞伎舞踊

呼

文学賞: 日本芸術院賞
カテゴリー
芸術総合・メディア芸術
受賞対象
プロ
選考方式
推薦

國領經郎の《呼》は、日展出品作として評価された洋画作品である。砂丘や海辺を思わせる静かな空間に人間の孤独と祈りを重ねる、作家晩年の主題が凝縮された一作として位置づけられる。

主題 砂丘孤独精神風景具象洋画

薛濤詩

文学賞: 日本芸術院賞
カテゴリー
芸術総合・メディア芸術
受賞対象
プロ
選考方式
推薦

近藤摂南の《薛濤詩》は、唐代の詩人・薛濤に取材した書作品である。第22回改組日展の出品作として制作され、詩文の気品と筆勢を一体化した書の成果として日本芸術院賞を受けた。

主題 書漢詩薛濤日展

砂丘

文学賞: 日本芸術院賞
カテゴリー
芸術総合・メディア芸術
受賞対象
プロ
選考方式
推薦

長江録弥の《砂丘》は、第22回日展に出品された彫塑作品として日本芸術院賞を受けた。人体や自然の量感を彫刻の構造へ移し、静かな緊張をたたえた造形として位置づけられる。

主題 彫塑砂丘量感日展