受賞作品一覧
受賞作品の書籍情報を提供します
16344 件の受賞作品
飛族
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朝鮮との国境近くにある養生島で、九十代と八十代の老女が島を離れず暮らしている。過疎、海難の記憶、異国船への不安、気候の変化を背景に、海のそばで生きることの強さと孤独を描く長編小説。
ひよこ太陽
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- 純文学
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『ひよこ太陽』は、書けない日々を送る作家の「私」を中心に、妄想、希死念慮、人探しの依頼が絡み合う連作小説集。虚実の境目に立つ語り手の危うい日常を、田中慎弥らしい粘り強い視線で描く。
鶴見俊輔伝
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- 文学総合・文芸総合
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思想家・鶴見俊輔の九十三年の歩みを、幼少期から晩年までたどる本格評伝。家族、留学、戦争、思想の科学、ベ平連などを通じて、戦後日本思想の輪郭を描く。
パンと野いちご:戦火のセルビア、食物の記憶
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- 文学総合・文芸総合
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セルビアに暮らす著者が、戦争と難民化の記憶を食卓から聞き書きした記録文学。料理やレシピを入口に、個人の生の記憶とバルカンの歴史が重ねられる。
古本屋散策
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- 文学総合・文芸総合
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現代社会や人間心理を鋭く観察し、言葉と認識のずれを掘り下げる作品。読み手に既成の見方を問い直させる批評性を備えている。
小林秀雄 美しい花
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- 文学総合・文芸総合
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若松英輔が小林秀雄の全仕事を、美をめぐる思索の歩みとして読み直す長編評論。ベルクソン、ランボー、モーツァルト、本居宣長らとの出会いを通して、批評家の言葉がどのように実在へ向かったかをたどる。
狼の義 新 犬養木堂伝
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- 文学総合・文芸総合
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- プロ
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- 選考
林新と堀川惠子による犬養毅の新評伝。政党政治の激動期を生きた犬養木堂を、政治家としての孤独、言論、国家観から描き直す。
狼の義 新 犬養木堂伝
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- 文学総合・文芸総合
- 受賞対象
- プロ
- 選考方式
- 選考
林新と堀川惠子による犬養毅の新評伝。政党政治の激動期を生きた犬養木堂を、政治家としての孤独、言論、国家観から描き直す。
そして、バトンは渡された
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- 出版文化・書籍文化
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- プロ
- 選考方式
- 公募
『そして、バトンは渡された』は、血のつながらない親たちの間をリレーされるように育った高校生・森宮優子の物語。複雑な家庭環境を不幸の記号としてではなく、何人もの大人から注がれる愛情の連なりとして描き、家族の形と幸せを静かに問い直す。
トリニティ
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- 一般文芸・大衆小説
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- プロ
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- 公募
『トリニティ』は、1960年代の出版社で出会った三人の女性の人生を軸に、仕事、結婚、子ども、表現への欲望を長い時間の中で描く長篇小説。高度成長期以降の社会変化と女性の選択が重ねられる。
むらさきのスカートの女
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- 純文学
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- 新人
- 選考方式
- 非公募
日常の細部から人物の違和感や孤独を掘り起こす純文学作品。語りの距離感と生活感のある描写を通じて、家族、労働、身体、共同体といった問題を静かに浮かび上がらせる。
デッドライン
- カテゴリー
- 純文学
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- 新人
- 選考方式
- 公募
『デッドライン』は、修士論文の締め切りに追われる大学院生の「僕」を通じて、学問、欲望、友情、身体感覚が交錯する青春小説。哲学的な思考と都市の日常が、切迫した時間の中で重なる。
神前酔狂宴
- カテゴリー
- 純文学
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- 新人
- 選考方式
- 公募
『神前酔狂宴』は、神社の披露宴会場で働く配膳スタッフたちを通じて、結婚式、金、愛、国家、神を絡める長篇小説。祝祭の茶番を演じる労働の場から、明治の軍神を祀る神社の歴史が浮かび上がる。
いかれころ
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- 文学総合・文芸総合
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- 新人
- 選考方式
- 選考
南大阪の一族に持ち上がった縁談を、幼い奈々子の視点から描くデビュー作。河内の言葉と家制度の空気のなかで、母、祖父母、父、叔母、親戚たちの思惑や差別意識が、日常の会話と身ぶりのなかに浮かび上がる。
逃げ水は街の血潮
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- 純文学
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- 新人
- 選考方式
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『逃げ水は街の血潮』は、奥野沙世子による文學界新人賞受賞作。
レンファント
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- 純文学
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- 新人
- 選考方式
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田村広済の「レンファント」は、第124回文學界新人賞を受賞した短編小説。雑誌掲載作として受賞記録に残る。
そこどけあほが通るさかい
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- 純文学
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- 新人
- 選考方式
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『そこどけあほが通るさかい』は、石倉真帆による群像新人文学賞の受賞として公式の受賞作一覧に記録されている作品です。
改良
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- 純文学
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- 選考方式
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美しくなりたいという欲望を抱く若い男性の「私」は、化粧や女装を通じて自分の外見を変えようとする。身体をどう見せ、他者の視線をどう受け止めるかを冷静に点検する語りのなかで、美への渇望と、性をめぐる暴力や不安が交差していく。
かか
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- 純文学
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心を病み酒に荒れる母を救いたいと願う十九歳の浪人生、うーちゃん。家族と女性であることに縛られる苦しさを抱え、彼女は切実な祈りを胸に熊野へ旅立つ。
色彩
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- 純文学
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- 新人
- 選考方式
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プロボクサーの夢をあきらめ、塗装会社で働く千秋は、親方のもとで仕事を覚えながら穏やかな日々を送っている。美術の専門学校を出た新人の加賀が加わると、周囲に好かれる彼への違和感が千秋の内側で少しずつ大きくなっていく。
尾を喰う蛇
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- 純文学
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- 新人
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大阪の総合病院で介護福祉士として働く興毅は、過酷な労働と孤独な暮らしのなかで鬱屈を深めていく。入院中の老人が大戦下の満州で見たという「尾を喰う蛇」の記憶が呼び起こされるとき、介護の現場に潜む暴力と、みずからを喰い壊す心の動きが交差する。
縁
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- 純文学
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- 新人
- 選考方式
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第50回九州芸術祭文学賞の受賞作として公表された日巻寿夫の小説。公開情報では最優秀作は文芸誌掲載および九州芸術祭文学賞作品集への収録が中心で、単独の単行本・文庫としての刊行は確認できなかった。
カラスどんぶり
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- 純文学
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- 新人
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こおろぎ青による「カラスどんぶり」は、第50回九州芸術祭文学賞で佳作に選ばれた小説。公式発表では北九州市門司区の作者による作品として紹介され、同回の作品集への収録が案内されている。
犬のかたちをしているもの
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- 純文学
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- 新人
- 選考方式
- 公募
恋人との半同棲生活のなかで、薫は犬への愛情と性交渉をめぐる感覚を見つめ直す。第43回すばる文学賞受賞作。
檻の中の城
- カテゴリー
- 一般文芸・大衆小説
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- 新人
- 選考方式
- 公募
丸井常春「檻の中の城」は、第36回織田作之助青春賞受賞作として『三田文学』に掲載された短篇。題名の示す閉じられた場所と城のイメージから、若い語り手の内面や関係性を凝縮して描く作品と位置づけられる。
ざまぁおぼろげ
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- 一般文芸・大衆小説
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- 新人
- 選考方式
- 公募
楊美裕華「ざまぁおぼろげ」は、第36回織田作之助青春賞奨励賞作品。公開情報では受賞作一覧で確認できるが、単行本または単独収録書籍としての刊行は確認できない。
手に手の者に幸あらん
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- 文学総合・文芸総合
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- 新人
- 選考方式
- 公募
第26回三田文学新人賞小説部門の受賞作で、「三田文学」2020年春季号に掲載された作品。大学文芸誌時評では前衛的な作風と評され、通常の物語進行よりも言葉や構成の実験性に重心を置いた小説として紹介されている。
綿貫さん
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- 文学総合・文芸総合
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- 新人
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- 公募
第26回三田文学新人賞小説部門の佳作。朝日カルチャーセンターの告知では受賞作が三田文学 HP で読めると紹介され、作者自身の note では後続作「わんにゃっこ」と関係する前作として言及されている。
とぼくれホタル
- カテゴリー
- 文学総合・文芸総合
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- 新人
- 選考方式
- 公募
第26回三田文学新人賞小説部門の受賞作で、「三田文学」2020年春季号に掲載された作品。文学金魚の時評では、月夜の和室に横たわる人物の場面から始まる、比較的オーソドックスな小説として紹介されている。
奥州馬、最後の栄光
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- 文学総合・文芸総合
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- 不問
- 選考方式
- 選考
浜矢スバルの小説で、第36回さきがけ文学賞入選作。秋田魁新報紙面で連載されたことが確認できるが、単独書籍化は確認できない。題名から、奥州馬をめぐる土地の記憶と栄光の終わりを扱う作品と考えられる。