受賞作品一覧
受賞作品の書籍情報を提供します
16496 件の受賞作品
時の旅人
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池川直「時の旅人」は、平成三十年改組新第五回日展出品作として発表された彫塑作品。日本芸術院賞では、彫塑の分野における同作の成果が評価対象となった。
碧潯
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真神巍堂「碧潯」は、平成二十九年改組新第四回日展出品作として発表された書作品。日本芸術院賞では、書の分野における同作への成果が評価され、恩賜賞・日本芸術院賞の対象となった。
月出ずる
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- 芸術総合・メディア芸術
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並木恒延「月出ずる」は、平成二十六年改組新第一回日展出品作として発表された工芸作品。日本芸術院賞では、工芸分野における同作の成果が評価対象となった。
ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
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英国の公立中学に通う息子と、パンクな母である著者が、格差、人種、ジェンダー、アイデンティティをめぐる日々の出来事に向き合うノンフィクション。教室や家庭の小さな事件を通して、子どもたちが大人の固定観念を越えていく姿を描く。
科学者は、なぜ軍事研究に手を染めてはいけないか
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- 出版文化・書籍文化
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宇宙物理学者の池内了が、科学者と軍事研究の関係を歴史・制度・倫理の面から検証する評論。第一次世界大戦以降の科学者の戦争協力、日本の安全保障技術研究推進制度、デュアルユース論を踏まえ、科学者が社会に負う責任を問い直す。
夏物語
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- 出版文化・書籍文化
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大阪で生まれ育った夏子は、パートナーを持たずに妊娠・出産することを考え始める。精子提供で生まれ、父を知らない逢沢潤との出会いを通じて、産むこと、生まれること、身体をめぐる自己決定の非対称が、切実な対話として浮かび上がる。
中動態の世界:意志と責任の考古学
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- 出版文化・書籍文化
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國分功一郎が、能動でも受動でもない古い文法カテゴリー「中動態」から、意志と責任の概念を問い直す哲学書。バンヴェニスト、古典ギリシア語、アレントらの議論を経由し、近代的な能動・受動の対立が思考をどう規定しているかを掘り下げる。
内村鑑三:その聖書読解と危機の時代
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- 出版文化・書籍文化
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聖書学者・関根清三が、内村鑑三の聖書読解と現実への応答をたどる評伝的研究。日清戦争や関東大震災といった危機の時代に、内村が聖書をどのように読み、戦争論や震災論をどう変化させたのかを検討する。
ミシェル・レリスの肖像
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- 文学総合・文芸総合
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ミシェル・レリスを、文学・美術・自伝の交差点から読み直す研究書。マッソン、ジャコメッティ、ピカソ、ベイコン、デュシャンらとの関係をたどり、肖像という主題がレリスのテクストとイメージの往還のなかでどのように変奏されるかを論じる。
龍彦親王航海記 澁澤龍彦伝
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- 文学総合・文芸総合
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- プロ
澁澤龍彦の生涯と作品世界を、未公開資料や関係者の証言を交えて追う評伝。サド裁判、現代思潮社、雑誌『血と薔薇』、矢川澄子や龍子との関係まで、知的な仮面の奥にある生活と創作の航路を描く。
命、ギガ長ス
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- 文学総合・文芸総合
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中高年のひきこもりと老いた親をめぐる問題を、ドキュメンタリー作家志望の女子大生の取材を通して描く二人芝居。社会問題を題材にしながら、認識や記憶の不確かさ、命が長く続くことの切実さを舞台上に浮かび上がらせる。
歓待
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- 文学総合・文芸総合
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川野里子の第六歌集。かりん叢書の一冊として刊行され、現代短歌の言葉で他者や世界との出会いを受け止める作品集である。日常の気配、身体感覚、社会へのまなざしを重ねながら、読者を静かに作品世界へ迎え入れる。
君が異端だった頃
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- 文学総合・文芸総合
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島田雅彦が自らの若き日を「君」と呼び、作家としての出発、孤独、過失、文壇との摩擦を描く自伝的青春私小説。鮮烈なデビューの裏側にあった羞恥や愚行までをさらし、作家という存在が物語になっていく過程を語る。
最後の読書
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- 文学総合・文芸総合
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老いによって目や記憶が弱まり、蔵書との付き合いも変わっていくなかで、読書人が本との最終章を軽やかに綴る随筆集。鶴見俊輔、幸田文、須賀敦子らへの言及を交え、長く読んできた者だからこそ見える読書のよろこびを描く。
飛族
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- 純文学
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朝鮮との国境近くにある養生島で、九十代と八十代の老女が島を離れず暮らしている。過疎、海難の記憶、異国船への不安、気候の変化を背景に、海のそばで生きることの強さと孤独を描く長編小説。
ひよこ太陽
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- 純文学
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『ひよこ太陽』は、書けない日々を送る作家の「私」を中心に、妄想、希死念慮、人探しの依頼が絡み合う連作小説集。虚実の境目に立つ語り手の危うい日常を、田中慎弥らしい粘り強い視線で描く。
鶴見俊輔伝
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- 文学総合・文芸総合
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- 公募・推薦
思想家・鶴見俊輔の九十三年の歩みを、幼少期から晩年までたどる本格評伝。家族、留学、戦争、思想の科学、ベ平連などを通じて、戦後日本思想の輪郭を描く。
パンと野いちご:戦火のセルビア、食物の記憶
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- 文学総合・文芸総合
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セルビアに暮らす著者が、戦争と難民化の記憶を食卓から聞き書きした記録文学。料理やレシピを入口に、個人の生の記憶とバルカンの歴史が重ねられる。
古本屋散策
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- 文学総合・文芸総合
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- プロ
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- 推薦
現代社会や人間心理を鋭く観察し、言葉と認識のずれを掘り下げる作品。読み手に既成の見方を問い直させる批評性を備えている。
小林秀雄 美しい花
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- 文学総合・文芸総合
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- プロ
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若松英輔が小林秀雄の全仕事を、美をめぐる思索の歩みとして読み直す長編評論。ベルクソン、ランボー、モーツァルト、本居宣長らとの出会いを通して、批評家の言葉がどのように実在へ向かったかをたどる。
狼の義 新 犬養木堂伝
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- 文学総合・文芸総合
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- プロ
- 選考方式
- 選考
林新と堀川惠子による犬養毅の新評伝。政党政治の激動期を生きた犬養木堂を、政治家としての孤独、言論、国家観から描き直す。
狼の義 新 犬養木堂伝
- カテゴリー
- 文学総合・文芸総合
- 受賞対象
- プロ
- 選考方式
- 選考
林新と堀川惠子による犬養毅の新評伝。政党政治の激動期を生きた犬養木堂を、政治家としての孤独、言論、国家観から描き直す。
そして、バトンは渡された
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- 出版文化・書籍文化
- 受賞対象
- プロ
- 選考方式
- 公募
『そして、バトンは渡された』は、血のつながらない親たちの間をリレーされるように育った高校生・森宮優子の物語。複雑な家庭環境を不幸の記号としてではなく、何人もの大人から注がれる愛情の連なりとして描き、家族の形と幸せを静かに問い直す。
トリニティ
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- 一般文芸・大衆小説
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- プロ
- 選考方式
- 公募
『トリニティ』は、1960年代の出版社で出会った三人の女性の人生を軸に、仕事、結婚、子ども、表現への欲望を長い時間の中で描く長篇小説。高度成長期以降の社会変化と女性の選択が重ねられる。
むらさきのスカートの女
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- 純文学
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- 新人
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- 非公募
日常の細部から人物の違和感や孤独を掘り起こす純文学作品。語りの距離感と生活感のある描写を通じて、家族、労働、身体、共同体といった問題を静かに浮かび上がらせる。
デッドライン
- カテゴリー
- 純文学
- 受賞対象
- 新人
- 選考方式
- 公募
『デッドライン』は、修士論文の締め切りに追われる大学院生の「僕」を通じて、学問、欲望、友情、身体感覚が交錯する青春小説。哲学的な思考と都市の日常が、切迫した時間の中で重なる。
神前酔狂宴
- カテゴリー
- 純文学
- 受賞対象
- 新人
- 選考方式
- 公募
『神前酔狂宴』は、神社の披露宴会場で働く配膳スタッフたちを通じて、結婚式、金、愛、国家、神を絡める長篇小説。祝祭の茶番を演じる労働の場から、明治の軍神を祀る神社の歴史が浮かび上がる。
いかれころ
- カテゴリー
- 文学総合・文芸総合
- 受賞対象
- 新人
- 選考方式
- 選考
南大阪の一族に持ち上がった縁談を、幼い奈々子の視点から描くデビュー作。河内の言葉と家制度の空気のなかで、母、祖父母、父、叔母、親戚たちの思惑や差別意識が、日常の会話と身ぶりのなかに浮かび上がる。