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大魔王ジャマ子さんと全人類総勇者 (角川スニーカー文庫)

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大魔王ジャマ子さんと全人類総勇者 (角川スニーカー文庫)

岬かつみ

『大魔王ジャマ子さんと全人類総勇者』は、岬かつみによるエンターテインメント小説で、2013年の該当文学賞で選ばれた作品です。受賞情報と書誌データを照合し、作品単位で紹介できる範囲の情報を整理しました。

受賞作エンターテインメント小説2013年

作品情報

2013年の受賞作として記録される『大魔王ジャマ子さんと全人類総勇者』の書誌と作品概要。

『大魔王ジャマ子さんと全人類総勇者』について、受賞一覧の記録、国立国会図書館などの書誌検索、および公開されている書籍データを突き合わせて整理した作品情報です。単行本または収録書籍の識別子が確認できた場合のみ bookIdentifiers に反映し、雑誌掲載情報だけで確認された識別子は採用していません。

書籍情報

出版社
KADOKAWA/角川書店
発売日
2014-07-31
ページ数
277ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784041020081
ISBN-10
4041020085
カテゴリ
本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル

ある日、勇者の記憶に目覚めた少年・浦島ヒロト。でもヒロトだけでなく全人類が元・勇者だった!? 途端にみんなが働かなくなり地球はあっという間に滅亡寸前! 更にヒロトのライバル・大魔王ジャーマが現れて!?

レビュー

  • 作中の世界観に非常に忠実な作品ではある。良いか悪いかは置いといて。

    どうも読んでいて全体的に薄味に感じたが、ラノベでもてはやされる要素をあえて蹴飛ばしているせいではないだろうか。 タイトルのとおり全人類は皆かつて異世界を救った勇者であり、自分こそがNo.1と自負する連中である。それはヒロイン達にもあてはまり、勇者であることが一番重要でラブコメもハーレムも優先度が低く、作中ではそういった展開があってもすぐ立ち消えてしまう。 主人公ヒロトは勇者としての自分と中二病をこじらせていた自分との痛々しいギャップのせいで一歩引いて周りを多少見渡せているだけであり、作中の世界観に一石を投じる存在ではない。行動は勇者基準なのでこの世界観ではモブといっても大して問題ない気がする。そういった意味では魔王である事を自負しながらもそこから外れた行動をとるジャマ子さんこそが主人公と言えるだろう。ゆえにタイトルの付け方は非常に正しいと思える。 グダグダと書いてしまったが、大味な世界観を優先しすぎて方向性がよくわからないラノベであった。色々な世界観のクロスオーバーを目指したのだろうか、非日常のドタバタコメディを目指したのだろうか、それとも非日常という日常系を目指したのだろうか、判断に困る。

  • バカな世界観は、面白い小説です。

    あらすじどおり、全人類が各々別の異世界で勇者だった、から始まるギャグ小説です。 全人類が、勇者にふさわしくない仕事はしたくない、とニートになります。 結果、社会が機能不全となり、日常生活に生じる問題を、面白おかしく書いています。 ギャグ小説なので、よく言えば軽い文体、悪く言えば薄い描写です。 キャラクターとストーリーには、あまり魅力がありません。 どのキャラクターの悩みも成長もなく、かといって目を見張る奇抜さもありません。 基本、全キャラクター似たような思考回路なので、掘り起しが少なすぎます。 ストーリーは勇者、魔王物のシリアス系王道です。 最初に書いたようにギャグ小説なので、まじめにシリアスをされても、軽い文体もあって、逆に冷めます。 どうせなら、ストーリーももっとギャグよりにしてほしかった。 バカバカしい設定のバカな世界観を読んで、バカ笑いしたい方にお勧めの小説です。

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