日本の文学賞

← 受賞作品一覧に戻る
星降る夜は社畜を殴れ (角川スニーカー文庫)

スニーカー大賞

星降る夜は社畜を殴れ (角川スニーカー文庫)

高橋祐一

『星降る夜は社畜を殴れ』は、高橋祐一によるエンターテインメント小説で、2013年の該当文学賞で選ばれた作品です。受賞情報と書誌データを照合し、作品単位で紹介できる範囲の情報を整理しました。

受賞作エンターテインメント小説2013年

作品情報

2013年の受賞作として記録される『星降る夜は社畜を殴れ』の書誌と作品概要。

『星降る夜は社畜を殴れ』について、受賞一覧の記録、国立国会図書館などの書誌検索、および公開されている書籍データを突き合わせて整理した作品情報です。単行本または収録書籍の識別子が確認できた場合のみ bookIdentifiers に反映し、雑誌掲載情報だけで確認された識別子は採用していません。

書籍情報

出版社
KADOKAWA/角川書店
発売日
2014-07-31
ページ数
286ページ
言語
日本語
サイズ
10.7 x 1.6 x 15 cm
ISBN-13
9784041020913
ISBN-10
4041020913
価格
660 JPY
カテゴリ
本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル

高校中退のアキトが就職したのはブラック企業ワクワクフーズ。残業を何より好む社畜の巣窟だ。休日、セクハラ調査を命じられたアキトが向かった店には血塗れの包丁をもつ店長と太麺にがんじがらめにされた美少女が!

レビュー

  • 軽く見えるが結構深い

    ブラック企業をテーマにしているとの事で興味本位で読んでみましたが、なかなかのもんでした。 一見、軽く見えますが、かなり深いところをついていると思いました。作者はかなりブラック企業や過労死の現場を勉強しているようです。 一番感心したのは「なんで死なないの?」のところ。 本当に心の腐った人間は平気でこういうことを言ってきますからね(言われた時のショックは実際体験しないと分からないです。しかも毎日会う上司からですよ) 見失いがちな大切な部分をさりげなくはさんでいるところや、社畜の上司が過労で倒れるくだりなど、「咲き誇れ俺の基本的人権!」などなど。人として当然持つべき権利を当然のように主張する大切さをギャグにして教えてくれます(これは本当に大事ですよ) 日本の社会はこれから悪くなる一方であることが予想されますから、本当に免疫力を高める為にも読んでおいて損はないと思います。

  • 微妙

    特殊能力は浮いてる、法律はつまらない、無駄に話が重い。 『我ら出勤時間は違えど、帰宅する時は同じ』など、上司のセリフだけは面白かった。 無駄な要素をゴテゴテ付け足さずに、「バカな上司だな~」という笑いを取りにいけばよかったのに。 まあそれだと、「ブラック企業に勤めてるんだが、おれはもう限界かもしれない」と同じになってしまうけど。 作者は「残業なんて絶対嫌だと思わせたいから、上司は美少女にしなかった」と言ってたが、上司を美少女のすげー嫌なやつにした方が絶対面白かったと思う。

  • 読んでみたけどひどすぎるな。

    高校中退して、就職した主人公と、クール系美女と巨乳少女の3人がメイン。 これは公式で試し読みできますが、読んでみてください。 明らかにぶっ飛んでます。悪い意味に。 何かひどい。 一言でいうならね、学校を作ろうGBAにも戦闘イベントみたいなのがあるんですよね。 これを小説にしても、こんな意味不明な物にはならないはず。 何か、「のうりん」とか「ベン・トー」とか作ろうとしてこけたようにしか思えない話。 接待とか、仕事中とか、ファンタジーとかRPGのようにたとえてはいるんですが、全然面白くない。 むしろ意味が分からない。 一応、公式HPで主人公がラーメン屋と対決シーンがあるので読んでみてください、ひどいもんです。

  • 特別賞なのは肯ける

    角川スニーカーにしては珍しいタイプに思えたので買ってみました。 ファーストインパクトは凄い。久しぶりに理屈抜きのハチャメチャ振りを 楽しめるかと期待したものです。特別賞より上でも良かったんじゃないの?と。 ただいかんせんテーマが厳しかったのか、後半の失速振りは残念。 社会風刺的なノリで揶揄する雰囲気を出しながらも、どこか良識的な範囲に 収まってしまったのは、レーベル考えると仕方なかったのかなと。 少年を主人公としながらも、ネタは中高生には通じづらいんじゃないかと 思うような物が大半。会社勤めの知識や経験があるとクスリと笑える反面、 これ中学生に通じるか?と。逆に20代以上の読者をターゲットにするには なんだか毒が足りなくて中途半端な気がしましたし……。 設定や狙いに対してチグハグな印象が残ってしまったのが残念ながら、 カテゴリーエラーとも思えるような話が受賞したというのは称賛したい。 読者層を広げようと挑戦する姿勢は感じられたので星3つ。 ただ、純粋に話だけを取り上げたら、星2つになっちゃうかな。 もっと良識抜きで突き抜けた感じがあっても良かったように思う。

  • 勢いがあってくすりとできる

    社畜ネタ面白いです 勢いがあってくすりとできる。声をあげて笑えるところもあった でも、それだけでストーリーがあまり盛り上がらない キャラクターも陳腐で、何より可愛くない それなのに、無理をするから後半のほうはギャグの勢いさえもなくしてしまっている 一発ネタなので読み進めるうちに飽きてくるのはある意味必然 でも光るものはありました はじめのインパクトを楽しむために購入するのもありですよ 一巻はおすすめできるけど、これの続編はたぶん買わないと思います

  • 一発ネタとしてはとても良いのでは

    目の付け所はいいと思う。 ただ、少しネタに走りすぎかと。 扱うネタはもう少しシリアスにしても、この空気感であれば普通に読めたのではないかしら。 とはいえ、この主人公の気持ちはよくわかる。 分かるだけに、もっとまともに社畜と戦って欲しかった。 変な技やノリに逃げてしまっている感が拭いきれない。 ゆくゆくはもっとしっかり戦うのだろうが……。 それこそ、中高生あたりにも分かりやすく、ちょっと面白い感じを出そうとしているのだとは思うけれども、そのせいでこの話のテーマ性が逆に薄まってしまった感じ……。 過労死している人たちの話も、ワーキングプアの話も、一応出しました、というだけになってしまっていて(真面目に書いたら書いたで、ネタにすんな! って方々から攻撃を受けそうなネタだが)もったいない。 うーん。 タイトルに乗せられて買ったはいいが……。 なんとも不完全燃焼であった。

関連する文学賞