作品情報
幻の受賞作を改稿し、人類再演の物語として開幕したシリーズ第一巻。
『ミリオン・クラウン1』は、書籍化されていなかった受賞作「EQUATION ―イクヴェイジョン―」の改稿作として刊行された角川スニーカー文庫作品。新暦307年の極東を舞台に、東雲一真と茅原那姫の出会いから巨大な戦いが始まる。
レビュー要約
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壮大な世界設定と高密度な戦闘描写を楽しむ読者に向く作品として受け止められている。情報量の多さに戸惑う声もあるが、シリーズ開幕の勢いが評価される。
書籍情報
- 出版社
- KADOKAWA
- 発売日
- 2017-10-01
- ページ数
- 328ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 10.6 x 1.6 x 15 cm
- ISBN-13
- 9784041059623
- ISBN-10
- 4041059623
- 価格
- 301 JPY
- カテゴリ
- 本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル
世界の命運をかけた人類最強戦力の闘いが幕開ける。斬り拓け――新時代! 新暦307年、世は人類退廃の時代。 東京開拓部隊の茅原那姫(かやはら・なつき)は、この星を支配する環境制御塔で発見された青年・東雲一真(しののめ・かずま)と出会う。 しかし――「この時代の常識が無いし、知識も無いし、国籍すら無いし! ちょっとカズ君、きみ今までどうやって生きて来たの!?」 正体不明の東雲一真に振り回されることに。 そんな中、極東の国に次々と現れる脅威。巨躯の怪物、天を貫く塔、十二の王冠種―― 襲い来る脅威の前に“日出国の希望”が立ち上がる! 此れを見よ、彼を見よ、この人類退廃の世に咲く赤き徒花を。 人類再演の物語「ミリオン・クラウン」此処に開幕!
●竜ノ湖 太郎:第14回スニーカー大賞にて「イグヴェイジョン」で《奨励賞》を受賞。「問題児たちが異世界から来るそうですよ?」でデビュー。
レビュー
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問題児、ラストエンブリオの竜ノ湖先生の新シリーズ!
アニメ化もされた問題児シリーズ、そして続編のラストエンブリオシリーズを 現在刊行中の竜ノ湖先生の新シリーズ。 このミリオン・クラウンは新人賞の受賞作品を改題・改稿したものだそうです。 魅力的なキャラと練り込まれた世界観は、これまでのシリーズと同様に非常に高クオリティ。 人類退廃の厳しい時代において、それでも前を向いて生きてゆく 登場人物たちの強さが描かれています。 強い主人公による爽快感に加え、それ以上に強大な存在を明示することで 作品の壮大さや奥深さに非常にワクワクさせられ、グイグイと読み進めてしまいます。 既存シリーズと全く無関係の話ではないそうなので、 ファンとしては何らかのクロスオーバーのようなものも期待したいところですね。
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世は人類退廃の時代
目が覚めたら300年後。人類文明が崩壊し、巨大化・凶暴化した数多の怪物が覇を競い合う世界で、それでも人類復古を掲げる人々の物語。 この作者さんの作品は、とにかく設定と世界観が素晴らしい。王冠種とか、ミリオン・クラウンとか、星辰粒子体とか。これでもかと細かく設定されていて、しかし読みやすい。丁寧かつ燃える展開で、常にワクワクさせてくれます。 過去とリンクしながら少しづつ主人公と世界の謎が明かされていくストーリーで、時間を忘れて読み進めました。 難点を挙げるなら、刊行ペースがやや遅いことでしょうか……続きが気になって仕方ないです。
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SF要素あり、俺ツエーあり、ラブコメ要素なし、竜の湖要素あり
設定を一部(?)引き継いでいる問題児シリーズ、特にラストエンブリオを読んだことがある人なら知っている単語も多く、SF作品にしてはすんなり入れると思います。 一巻は設定紹介と時間トリックがメイン、簡単に言うと俺ツエー系です。 現状主人公と同レベルの実力者が登場しないのでバトル物として見ることができませんが、それらの存在は示唆されています。 無知識でプロローグだけ読むと何割かの読者には切られそうだと思いました。 二巻あくしろよ(脅迫)
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まさに一長一短
実績のある作家だけあって、世界観の構築やストーリー構成は評価できる。 ヒロインたちをしっかり描けているし、安易なエロに頼っていない点も良い。 ただし、さすがに設定の説明が多すぎる。 数十ページに渡って延々と続く複雑な設定を、全て一度に理解することは難しい。 複雑な設定は戦闘方法にも及び、いまいちどういう理屈で戦えているのか合点がいかない。 この辺りはバトルの緊張を削ぐことにつながっている。 少なくとも戦闘に関しては、もう少しシンプルな設定でよかったのではないか。 説明が多すぎるせいで、この巻の半分を過ぎてもまだストーリーの根幹、主人公の目的が見えてこない。 これはもう少し早めに提示すべきである。 続きを書くのが前提なのだろうが、一冊の中でどれだけきれいにまとめられるかも作者の力量である。 また、一定の文章力はあるが言葉の用法にやや疑問符がついた。 ダッシュや三点リーダーがなぜ三文字分なのかも理解できない。 ダッシュや三点リーダーは偶数にするのが基本である。何をもって奇数にしているのか理由が分からない。 最後は伏線を回収してまとまっていた。 ただそれも、設定の細かい説明を省いて回想シーンにもっとページを割いていれば、 さらに盛り上がる展開になっていたことだろう。 大風呂敷を広げた終わり方であり、物語は始まったばかりという具合だ。 もう少しバトルシーンなどが分かりやすいなら、続きを読んでみたいと思うのだが……。 色々と惜しい作品である。
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退廃の風を感じる
問題児シリーズは環境制御塔が出来る前のファンタジーなのに対して、こちらは完成後に暴走した後の世界。 あちらの3体のラストエンブリオのうち一体の意味を感じ取ることが出来るファン必見の作品です。 単に海に沈んでしまった日本という世界観が好きな人も楽しめるかと。
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問題児及びラストエンブリオシリーズの竜ノ湖太郎が放つ完全新作
実に読ませられる内容でした。問題児やラストエンブリオを読んだらニヤリとさせられる要素が随所にあり、それらの作品を読んだファンはもちろんのこと、今作が作者の作品に触れるのが初めてだという読者にも他の作品を読まずともこれ単体で十二分に楽しめる内容となっています。 作品の主人公について触れると、主人公の一真は圧倒的な強さを誇っていますが、それがまるで嫌みにならない魅力をもっており、その残酷的な境遇と絶望的な世界観も合わさり見事に応援したくなる主人公になっています。なので最後に苦難をはね除けた際に感じられる爽やかな読後感はこの為にこの作者の作品を読んでいるという満足感が得られるほどでした。もちろん、世界観の魅力を形成するのは主人公だけではなく敵や味方等、あらゆる人物や怪物などによる関係性をもった上で物語というのは輝いてくるものです。怪物達の人類にとっての絶対的な脅威やそれらに立ち向かう人類の輝きと覚悟。だからこそキャラクター達に感情移入し応援することができますし、主人公の一真に対する期待感も強くなっていくのです。そんなこんなで退廃の夜を散らす一真の持つ光輝の剣を向けた先がどんな未来を照らしていくのか楽しみです。
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なかなかです
続きが気になるものですよ。 気になればお手に取ってみてください。
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なかなか面白かったです。
SF作品で、設定が凝っていて引き込まれました。 続きが楽しみです。
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