作品情報
燃やすことこそ大正義。
KADOKAWAの角川スニーカー文庫から刊行された第27回スニーカー大賞大賞作。最強爆焔娘ホムラが、異世界での騒動を力いっぱい燃やし尽くす。
書籍情報
- 出版社
- KADOKAWA
- 発売日
- 2022-12-01
- ページ数
- 294ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 10.8 x 1.6 x 14.9 cm
- ISBN-13
- 9784041128787
- ISBN-10
- 4041128781
- 価格
- 726 JPY
- カテゴリ
- 本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル
12年ぶり「大賞」受賞作。最強爆焔娘の異世界コメディ! (あわよくば何か燃やしたい……)という欲求を抱いていたホムラは異世界へと招かれる。そこには同じようにヘンな女子高生達が集められており、何でも特別な才能を持つ彼女達に「この世界を救って欲しい」という話のようで? 100年振りの魔王復活、混乱に乗じて蔓延る悪党共。天下動乱の世を正す為、世界の命運は少女たちに託された――。 「あなた悪人さんですか?それなら私、心置きなく燃やせます!」 燃やすことこそ大正義! 焼却処分はエクスタシー!! 圧倒的火力で世界を制圧していく残念系美少女ホムラの行く末は!? スニーカー大賞12年ぶり「大賞」受賞作。 最強爆焔娘の異世界コメディ!!
レビュー
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12年ぶりの大賞受賞には、相応の理由がある。読みやすさ・クライマックスの盛り上げ方は秀逸のデキ。
12年ぶりのスニーカー文庫”大賞”受賞作。これを読んだ審査員の方々はさぞ驚いたと思う。 ジャンル的には非業の死を遂げた女子高生(と人外)達による、異世界転生もの。異能バトルとして、主人公サイドにそれぞれとんでもない能力が備わっているのだが、これで無双するのではなく大苦戦するのが特徴。毎回普通に全滅しかけている。 非常に読みやすい文章で物語が頭に入ってきやすい上に、各キャラクターのアクが強く、特に主人公サイドの5人組は2度と忘れない位のインパクトを持っている。それでいてインパクト重視なのではなく、物語が非常に緻密に作られていて、異世界の独特な世界観の描写と主人公達の刹那的な人生観、そこから繋がるクライマックスへの盛り上げ方が非常に上手かった。 様々な意見があるようだが、個人的にはスニーカー文庫の将来を背負うだけの価値がある作品かと。 とにかく、1冊の本として導入からエピローグまでの波の付け方がすごかった。 ハチャメチャな所も、シリアスな所も、スリリングなバトルも全てが1本の線のように繋がっていて、それを万人が読んでもわかりやすく描かれていた。
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良いコメディー
異世界転生はほとんど読んだことがない人です。軽快な文章と面白いキャラクターの掛け合いで十分に楽しめました。他の人が言うように、主人公の隠した思い、まだまだ駆け出し、ボスが噛ませ的な感じはありますが、個人的にはそこがポイントじゃないかなとは思います。ただ、タイトル通りもっとぶっ飛んだ内容に期待してマイナス一です
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キャラが良い
キャラを女の子にしたのは良かったと思います。(笑) サイコとか男だとイラっとして読むのを辞めたかも。 それが女の子だとゆるせてしまう。 やっぱり女の子は無敵だなぁ。 それぞれ暗い過去がある主人公たちだけど、変に重い話にしてないところも好印象。 黒幕などやや先の読める展開もあったけど、とても面白く読めました。 次の巻も楽しみです。
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このすばロス中に出会えた最高の一冊
まずはじめに、私はこのすばが大好きです。仲が良い……とは言えないけれど、確かな絆でつながった4人のドタバタコメディ。計算されつくされたキャラクターたちの個性がぶつかり合い、そこから生まれるトラブルに次ぐトラブル。それらすべてが面白い。まさに奇跡的相性【マリアージュ】。最高の笑いを届けてくれました。 それらに匹敵する面白さがこの作品にはあります。 異世界に呼ばれるのは5人の女子高生。 女子高生×異世界…? まんがタイムきらら作品のようなゆるふわ展開コメディが繰り広げられるのでしょうか?? いえいえ、このすばの暁なつめ先生が推薦されるほどの作品。そんなわけがなかったです。 言葉を濁さずに言ってしまえば、「頭のおかしな女子高生たちが異世界で自由を謳歌する」作品とでもいえばよいでしょうか。しかも、彼女たちひとりひとりが強烈な個性の持ち主ばかり。よくパーティを組めているなと思ったものです。しかし、彼女たちの誰が欠けてもこの作品は成立しない。誰も邪魔にならない。まさに【奇跡的相性】!! このすばで感じた一種の感動。それがこの作品にはありました。 このすばロスでコメディに飢えている人は是非、購入を検討してみてはいかがでしょうか。
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もっと荒唐無稽な物語を期待してしまった
まず結論としては面白かったです。 大賞受賞作という肩書きを知らず、まっさらな状態で読んだら良作だという印象でした。 ただ12年ぶりのスニーカー大賞という肩書きがつくと、うーんと首を傾げたくはなります。 気になったのがキャラ造形でした。 表紙やあらすじでは表紙の女の子が傍若無人に爆焔で暴れ回る痛快コメディを押し出していますが、痛快さはあまりありません。 主人公のホムラはこのすばのめぐみんみたいに「ただ燃やしたいから燃やす」という理念ではなく、過去の経験に基づいて燃やす衝動に駆られています。 その理由づけのシリアスさに個人的にはあまり乗れませんでした。 もっと個人的な美学に基づいていてとかだと楽しく見られたのですが、復讐心に駆られてというのはこの表紙とあらすじを見た上だと違和感があります。 ホムラが燃やしたいと思っている理由を知った時、衝撃的というよりは、キャラの底が見えてしまった感じがして寂しい気持ちになりました。 またあとがきで作者の方が本編とは違って真面目でごめんなさいと記述がありましたが、本編もかなり真面目だなという印象でした。 ラノベの受賞作でよくある構成の、主人公が苦悩して、過去のトラウマと向き合って、踏み出して敵を倒すみたいな展開を踏襲していて、ハチャメチャで型破りな物語を期待していたので、若干肩透かしを食らった気持ちになりました。 面白い作品なのは間違いないと思います。 ただ12年ぶりの大賞受賞作として見た時、期待したハードルを越えてきたかというと、疑問が残る一作でした。
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予定調和では終わらない。作品内の明と暗のギャップが心地よい作品。
前情報から癖強キャラクター達のドタバタ劇を予想をしていたのですが、いい意味で意外な面を見せてくれる作品でした。頭のネジが外れているキャラクター達の明るい掛け合いやシーンだけでなく、クライマックスに向け残酷で血生臭い世界の色を見せていきます。軽いポップなノリの会話と、このシリアスな世界のギャップが面白い。まだまだ掘り下げればキャラクターや世界の面白い一面を見せてくれそうなので、2巻も期待しています!
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「9ページ目でエンディング、以降は回想」をどう取るか
このすば的なノリを期待していたのですが、シリアス寄りの良作です。 既に「コメディを期待したら肩透かし」という点は上がっていたので別の点を。 9ページ目で結論が出ます。エンディングからの回想で話が始まります。 「完結したね本閉じようか」か「エンドの掛け合い面白いから回想を見ようか」、人によってはっきり分かれるかもしれません。 大賞だからと最初のページすら読まず買ったら読むまで気づけないことなのでレビューにしました。
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魅力的なキャラと読みやすく安定して面白いファンタジー
まず主人公たち5人のキャラが個性的で、特にホムラとサイコの掛け合いが面白い。イラストも非常に良き。 ストーリーは特別尖ったところはないように感じるけど、最初から最後までダレずに読めて安定した面白さがある。単発の1巻完結ものなら少々物足りないかもだが、シリーズものの1巻目としては今後の楽しみも膨らんでとても面白くできていると思う。 個人的に唯一の不満は、美麗な挿絵で各キャラ1ページは一人絵があるのにサイコだけなかったこと。 一番の推しキャラなので、かなり残念だった。次巻では期待したいところ。 あ、あとTSUTAYA特典で聴けるボイスドラマ、あれ有料でもいいから再販とかしてほしい……
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