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僕らは『読み』を間違える (角川スニーカー文庫)

スニーカー大賞

僕らは『読み』を間違える (角川スニーカー文庫)

水鏡月聖

古典作品の読み違いと、学園で交差する恋心や推理を結びつけた青春ミステリ。すれ違い続ける関係の中で、言葉の意味が少しずつ反転していく。

青春ミステリ学園すれ違い恋愛古典

作品情報

勘違いの先で、恋と謎が少しずつほどける。

KADOKAWAの角川スニーカー文庫から刊行された第27回スニーカー大賞銀賞受賞作。古典の読み替えと学園の恋模様を重ねた、すれ違いだらけの青春劇。

書籍情報

出版社
KADOKAWA
発売日
2022-12-01
ページ数
326ページ
言語
日本語
サイズ
10.6 x 1.5 x 14.9 cm
ISBN-13
9784041129883
ISBN-10
4041129885
価格
748 JPY
カテゴリ
本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル

すれ違う恋と、掛け違う推理。第27回スニーカー大賞《銀賞》受賞作! 学生という生き物は、日々「わからないこと」の答えを探している。 明日のテストの解答、クラス内の評判、好きなあの子が好きな人。 かく言う僕・竹久優真も、とある問いに直面していた。 消しゴムに書かれていた『あなたのことが好きです』について。 それは憧れの文学少女・若宮雅との両想いを確信した証拠であり、しかしその恋は玉砕に終わった。 つまり他の誰かが? 高校に入学した春、その“勘違い”は動き出す。 「ちょうどいいところにいた。ちょっと困っていたとこなんだよ」 太陽少女・宗像瀬奈が拾い集めてくる学園の小さな謎たち―― それらは、いくつもの恋路が絡みあう事件《ミステリー》だったんだ。

レビュー

  • よかったけど、これで銀賞なの?

    ミステリーといえばミステリーなのかもしれない? 北村薫さんの私シリーズが近いけれど、それは小説の作り方が似ているだけのような。 短編を重ねて意味を持たせつつ、主人公の視点が入れ替わり、なおかつラノベらしく小ネタやハーレムを織り交ぜる。という豪華てんこ盛りすぎて読後の疲労がすごい!! しかし大人2人や先輩のエピソード、過去のエピソードが欠けてるのは文字数の都合だけど読みたい。 久しぶりに読んで面白い、続きが読みたいって思う本です。

  • 2度読みを強く推奨。前半の違和感も不自然さも全て解決してくれる。

    文豪の作品の謎解きと青春群像劇を交えたお話。前半は竹久優真の視点で自身の失恋話を軸に、仲間と文豪達の作品の解釈を語り合う内容。 この時点では謎解き話がメインかと思ったが後半になると一転、そこまでの全てが伏線になっている事が明らかになる。 2度読みを強く推奨。最初読んだ時に感じる物語のバラバラ感が、実は全部1つずつ掛け違いながら全て噛み合うようにできており、それを知った上で読み直すと、前半のイラストで感じた視線の不自然な向きも各登場人物の行動も全て納得できる。その上で生まれたすれ違い・読み違いの不憫さがまた。 学生時代読んだ(読まされた)文豪の作品を現実世界とリンクさせて、さらに『読み』を外す事で生まれる切ない青春物語へと、上手く仕上げていた。

  • ハマる人にはハマるかも?

    純文学になぞらえて語る作品です。 割とくどめの表現とボタンのかけ違いのようなすれ違いが、好みが分かれるかもしれません。文章は良いです。 いわゆる主人公ハーレム的な側面もあるみたいですが、 個人的に、そこまで主人公に強い魅力を感じませんでした。 むしろ意図して思春期特有の気持ち悪い行動を描いていて、女性から引かれそう。 それから友人たちの心理描写が、少し薄っぺらい印象なのが気になりました。

  • 名作文学を上手くアレンジした学園青春物語

    みんなの想いが錯綜する本作、多面に張り巡らされた恋愛模様 過去の名作を題材にしているので、きっと原作が読みたくなる。 でもまだこれをきっかけにでは手が出せてない。すまぬ。 この本一読で評価するには難しい。 複数回読んでこそ味がでる快作

  • 読後感が最高

    中盤まではまあ、普通になるほどと思うけれど本領は後半になってから 2度めを読み返すと気づく、あらゆる言葉の節々のすべてが伏線

  • おもしろかった

    おもしろかった

  • 完成度が高い!

    小説が後半にいくにつれ、前半で述べられていたことが一気に繋がっていき、読み終わった後の満足感がハンパなかった!

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