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腕を失くした璃々栖 ~明治悪魔祓師異譚~ (角川スニーカー文庫)

スニーカー大賞

腕を失くした璃々栖 ~明治悪魔祓師異譚~ (角川スニーカー文庫)

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明治末の神戸を舞台に、悪魔祓師の少年と腕を失くした悪魔の少女が共に戦う明治異譚。古めかしい言葉づかいと異能バトル、ボーイミーツガールが重なり合う。

明治神戸悪魔祓師異能バトルボーイミーツガール

作品情報

悪魔と悪魔祓師が、同じ命を背負って走る。

KADOKAWAの角川スニーカー文庫から刊行された金賞受賞作。明治後期の神戸を舞台に、皆無と璃々栖の奇妙で熱い旅路を描く。

書籍情報

出版社
KADOKAWA
発売日
2022-12-01
ページ数
360ページ
言語
日本語
サイズ
10.6 x 1.6 x 14.9 cm
ISBN-13
9784041132029
ISBN-10
4041132029
価格
676 JPY
カテゴリ
本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル

スニーカー大賞〈金賞〉悪魔祓師の少年と悪魔の少女、その出逢の果ては―― ◇明治三十六年十一月一日/神戸外国人居留地 悪魔祓師の神童・皆無は、軍の任務中に心臓を貫かれ致命傷を負った。死にゆくなか、どこからか心地よい声が響く。 「人の子よ、そなたに第二の心臓を呉れてやろう。その代わり――予と煉獄の先の覇道へ、ともに征こうぞ」 現れたのは、天使とすら見紛う少女・璃々栖。「七つの大罪」に名を連ねる悪魔で――そして、彼女には腕が無かった。 悪魔の力と引換えに、璃々栖と一蓮托生の命となった皆無。二人の旅路の果ては、煉獄での終焉か、未来を掴む覇道か―― 明治悪魔祓師異譚『腕を失くした璃々栖』、ここに開幕す。

レビュー

  • 明治魔術アクション悪魔的おねショタ伝奇

    ボーイミーツガールが伝奇アクションと、巧みに同居させられている物語。 明治時代の雰囲気を、文字列で想起させる手腕が秀逸である。 人類国家間の勢力争いと、オカルト勢力間の勢力争いが絡み合い、物語が展開される点が非常に面白い。 ローファンタジーの難しいところは、まさにここなので尊敬に値する。 世界観に引き込む巧妙な文章も推したいが、魔術詠唱がとんでもなく厨二でカッコいい。プレゲトン最高。 コキュートス・ジュデッカも、またお披露目を見たい。 ヒロインである璃々栖の、誇り高く親しみやすく可愛らしい魅力的な人柄は、文句なしに夢中になれる要素だ。 彼女の悪魔ネタは一々面白い。デビリズムは流行りそう。 主人公である皆無との掛け合いもコミカルであり、他人丼のくだりは特に笑った。 中盤における駆け落ち同然のとある行動は、美しさすら覚えた。 そこでも繰り広げられる鮮烈なバトルの数々には胸が躍り、アニメを見ているように映像をイメージさせられた。もちろんアニメで見たい。 主人公とヒロインがお互いに心から必要とし合っている描写には、感嘆の一言。 皆無の一人称が変わってからの、変化を増していく関係性は萌え。 物語冒頭で父のことをダディと呼び、恥ずかしがっていた幼げな姿とは思えない、一個人の半生を凝縮させたような成長譚。 少年の価値観の変遷、一人の男として人生を突き進む姿には感無量である。 ここからも更に二人は心を交わして、多くの困難を乗り越えていくのだろうか。 彼らの活躍を、もっと見ていたく思う。続刊を心待ちにしている。 色々書いたけど、超絶物凄いおねショタだった。

  • 「抱きしめたい、と思った。腕のないこの身がもどかしい。」作中のセリフが心に刺さる良作。おねショタ好きな人はきっと気に入る。

    明治、という全ての物の考え方が変わった時代を背景に、13歳で単騎少佐という立場の悪魔祓師(エクソシスト)・皆無が死に瀕した際、腕のない悪魔・璃々栖から命を救われる代わりに使役することになるお話。 ボーイ・ミーツ・ガール、おねショタ、大逆転バトルといった単語が好きな人向け。更に明治時代独特の浪漫要素も付いてくる。 このタイプは、どれだけその雰囲気に浸れるかにかかっているが、この作品はその点秀逸。最後の最後まで各所に散りばめられた伏線を回収しながら、人の命がどこまでも軽い、この世界観を最後まで貫いていた。 「抱きしめたい、と思った。腕のないこの身がもどかしい。」 良い作品には、必ず頭に残るフレーズがあるのだが、中盤に来るこのセリフがそこまでの流れと、その後の流れを見事に導いていた。このセリフは刺さった。

  • どんでん返しの展開に、驚きと満足感

    面白かった! 読書メーターでも言われているとおり、漢字やルビ等は確かに多いですが、明治という雰囲気作りにマッチしており、私はそこまで気になりませんでした。 主人公とヒロインの関係性がとても良く、また終盤のどんでん返しには思わず膝を打ちました。 骨太なファンタジーに飢えている人にはオススメ。

  • 映像的なラノベ

    緻密な文章にやや圧倒されつつも、慣れるとそのビジュアルの凄さに感心する。スパイス的なエロチック描写もあり、表現力が高い。ストーリーも伏線や仕掛けが多く、ドラマチックだ。 それだけに、もう少しライトであってもよかったかもしれない。ラノベよりは伝奇SF的。読み応えあり。

  • 面白い

    これでデビュー作なのだから先が楽しみではあるが、ネタ切れマンネリだけはならないように気を付けてほしい。 伏線を入れるのも好きなようですが、「なるほどなぁ」とわかりやすく気づきやすい事も大事かと思います。

  • ゲームにできそうなそれでいてギリギリを攻めている

    一言で言うのであればゲームにできそうなシナリオでありながら色々なものを詰め込みゲームにできそうなシナリオでありそしてそれはシリアスでもありながらシンプルに恋愛ゲームとしても使えそうですアトラスが好きな人だったら絶対気に入ると思いますどちらかと言うと真女神転生外伝葛の葉ライドウこれに該当する外伝的作品として世に出すこともまたできたような感じがしますただぎりぎりを攻めていますそれゆえ最低でもある程度悪魔的知識を持っている人であれば自然と楽しめると思います少年が本当の意味で大人になってそしてそのためにはきっかけが必要なのですそのきっかけがヒロインにあります自然と読み進めてしまう不思議な作品です

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