殺したガールと他殺志願者 (MF文庫J)
「最愛の人に殺されたい」と願う高校生・淀川水面は、死神を名乗る女に紹介された少女・浦見みぎりと出会う。彼女もまた「最愛の人を殺したい」という願いを抱えており、ふたりは互いの望みをかなえるために協力関係を結ぶ。歪で危うい関係から始まる、甘さと不穏さが同居したラブコメ。
作品情報
甘くて歪な関係から始まる、殺意と恋情がねじれたラブコメ。
MF文庫Jから刊行された、第16回MF文庫Jライトノベル新人賞《優秀賞》受賞作。『最愛の人に殺されたい』少年と、『最愛の人を殺したい』少女が出会い、互いの願いを叶えるために協力するうち、危うくも甘い関係へと踏み込んでいく。軽妙なやり取りの裏に、不穏さと切実さが漂う文庫作品。
書籍情報
- 出版社
- KADOKAWA
- 発売日
- 2020-11-25
- ページ数
- 296ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 10.6 x 1.4 x 14.9 cm
- ISBN-13
- 9784046800756
- ISBN-10
- 4046800755
- 価格
- 49 JPY
- カテゴリ
- 本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル
思わず殺されたくなる甘くて歪なラブコメ。第16回新人賞《優秀賞》受賞! 『最愛の人に殺されたい』と願う高校生・淀川水面は、死神を名乗る女から一人の少女を紹介される。 「貴方が殺されたい人ですか?」出会い頭にそんなことを尋ねる少女。名前は浦見みぎり。『最愛の人を殺したい』という願望を持つ少女だった。 互いの望みを叶えるために、二人は協力関係を結ぶ。水面はみぎりに愛されるため。みぎりは水面を愛するため。 「貴方には、私の理想の男性になってもらいます」「……分かった」「殺したくなるくらい魅力的な男性にしてあげますから、覚悟して下さい」 こうして始まった、歪な二人の歪な恋路。病的で猟奇的で不器用な少年少女が最高のデッドエンドを手に入れる物語、開幕。
レビュー
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尊い
私は「尊い今だけの壊れそうな幸せ」を描いたラブコメが大好きなんですが、この作品は特に素晴らしいです。 タイトル通り二人の関係はどこまでも危ういです。葛藤もあります。暗い描写もあります。 だけど会話や地の文が妙に明るいんです。精一杯に今を楽しんでいるんです。 読んでいて段々面白くなって来て一気に読んでしまいました。 一部描写に違和感がありましたが、オリジナリティあふれる設定やキャラクターにも拘わらずしっかりまとまっています。タイトルが気になった方は是非読んでみてください。
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殺したガールと他殺志願者
この新しい視点で語られるラノベ系は初めてですごく新鮮でした! 生きること=幸せじゃない人達の歪なラブコメ。終始掛け合いが面白くキュンキュンするのですが、きっと生きることだけでは人は幸せになれないんだろうなと感じる作品でした。 あとはあとがきから出る人柄の良さ。あとがきまで読むとさらに面白いかなと思います! ただ最後がちょっと足早で個人的に物足りなさを感じたので星4つになりました。
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甘い
キャラの掛け合いがいい。期待してたのとは違ったが、甘いラブコメとして面白かった。 ただ、主人公もヒロインも出会ってからデレるまでがあっさりとしてて、あらすじから想像されるようなサイコパスさがなかったのは少し拍子抜けした。 オチも想定の範囲内というか。もう一つどんでん返しがあるかなと思ってたら、ススーッと終わってしまった。 ちょっと中二病的な異常さを持った二人のストレートなラブコメだと思って読めばとても面白い。 あと友人の女キャラは何のために出てきたのかよくわからなかった。
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キャラクターへの感情移入が難しい
良い点 - 斬新なキャラクターデザイン。 - ストーリーの展開の早さ(人によっては早すぎるかも?) 微妙だった点 - 登場人物の生い立ちがとにかく過酷(特殊)。共感できるポイントが少なく、感情移入が困難。 - 『他殺志願者』の主人公が、かなり精神的に病んでいるため、読んでいて憂鬱になる。特に前半。 - 前半はストーリーの先が読めずに楽しめたが、後半でやや失速。後半の入り部分で切る読者多いかもしれないと思った。 - かなり序盤、喫茶店のシーンで「ふたりでいる時はコーヒーだけ飲んで欲しい(みたいな感じ)」とヒロインが要求し、主人公は快諾した。にも関わらず、その先のデートでコーヒー以外を飲んでいたのがちょっとよくわからなかった。
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何故このタイトルになったのかが納得
「殺したガールと他殺志願者」と言う正直な声に出しづらいタイトルのラブコメ(?)ですが、本作を読むとこのタイトルに納得が出来ます。 先述の通り、本作を読んでゆくと登場人物が何故「殺したガール」と「他殺志願者」に成ってしまったのかの掘り下げが丁寧に作中に盛り込まれており、納得ができるように成っていました。 また、タイトルの通り生き死にが話の要点の一つになっている為、重い雰囲気になりそうな所ですが作中の会話劇が面白く読んでいて重い気分が続きません、文章も軽快で読みやすくサクサク読み進められます。 重いストーリとそれに相反するテンポが良く楽しい会話のギャップが大変面白い作品でした。
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読んでみ
よく考えさせられる作品 面白い
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拙さも見られましたが、面白かったです!
少し気になる点や物足りなさを感じる部分もありましたが、全体的に面白かったです。軽い掛け合いも多いですが、ズッシリくる部分もあり、ストーリーに厚みがありました。 2021年春頃に2巻がでるようで、今回の結末からどのように続いていくのかとても気になります。1巻だけでも話は完結しているので、この巻だけ読んでも十分に楽しめるようにはなっています…が1巻を読んだら続きもはやく読みたくなる作品でした! レビューは次巻への期待も込めて星5にします。応援しています、頑張ってください!