チヨダク王国ジャッジメント 姉と俺とで異世界最高裁判所 (MF文庫J)
裁判官の姉ツカサとその補佐役アクトが、異世界チヨダク王国で勇者殺人事件の審理に挑むリーガルファンタジー。日本の文化を模した世界を舞台に、裁きの場から物語が動き出す。
作品情報
異世界にも、きちんとした裁きが必要だ。
第16回MF文庫Jライトノベル新人賞の最優秀賞受賞作。裁判官の姉と補佐役の弟が召喚された先は、千代田区を思わせる文化を持つチヨダク王国だった。勇者が殺人の罪に問われる事件を手がかりに、異世界の司法と人間関係が軽快に描かれる。
書籍情報
- 出版社
- KADOKAWA
- 発売日
- 2021-03-25
- ページ数
- 296ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 10.6 x 1.4 x 14.9 cm
- ISBN-13
- 9784046800824
- ISBN-10
- 4046800828
- 価格
- 704 JPY
- カテゴリ
- 本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル
開廷しますか? →YES/NO ゲームが好きな普通の高校生アクトがある日、裁判官をしている姉のツカサと共に召喚された異世界は……日本の文化を模倣する“チヨダク王国”!? ゆるふわな王女のエクスタシアから、この国の民を正しくお裁きする裁判官になってほしいと依頼されるアクトたち。早速、難題となっていた殺人罪に問われる勇者の裁判を依頼されたことから、アクトは世俗に疎くてファンタジーな異世界の常識を知らない姉の補佐官を務めることになるのだが――!? ひとクセある弁護士や検察をはじめ、アクトたちの異世界生活を補佐するメイドのシロも巻き込み、審理は意外な展開を見せていく! 第16回新人賞《最優秀賞》受賞作、厳粛に、開廷!!
レビュー
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法の下の正義で勇者を裁く異世界裁判所、開廷!!
王国の英雄、勇者を日本国憲法で裁くという熱い冒頭に序盤からワクワクしました! 高齢者となり傍若無人を極める英雄、しかし英雄故に誰もそれを諌めることができない。 しかし……公明正大な日本国憲法であれば、英雄すらも裁くことができるのです!! この冒頭から続く熱いテーマ性が本当に素晴らしい。 そして何より異世界で裁判官をするツカサかっこいい!法壇に打ち付けられたハンマー、たゆんと揺れる巨乳……その容姿とは裏腹にロジカルで攻める攻める攻める!本当に胸踊りました! また姉の姿を見て、チヨダク王国の問題に触れて、成長していくアクトも見ものです! 共感性の高いアクト、憧憬の対象であるツカサ。 この見事なバランスが優秀賞作品だなと感じました。 正義とは何か。 曖昧な感情としてではなく、法としての揺るぎない正義を考えさせられるお話でした!オススメです! (個人的にはカラースライム事件が大好きです)
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異世界で日本の法律を使うとどうなるか?
まさか、現実の法律を扱うラノベが出てくるとは思わなかった。 異世界で現実の法律を使って裁判するが、現実世界にはいないスライム等、それをどう法律に当てはめるのかといった、空想法学的な面白さがある。 人種による入店拒否等、現実の世の中で起きたことも取り入れられていて、その現場に直面した現代の裁判官の行動には、熱いものを感じる。 一方で、堅苦しくならないよう配慮されていて、裁判もゲーム的な見せ方で読みやすい。 表紙からは正直胸の印象しかなかったけれど、内容は読み応えのある社会系と人間ドラマであり、特に勇者裁判は切なさがある。 オススメできる。
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法を題材にするのに穴多すぎですヮ(のヮの※)
お姉さんのイラストの可愛さに一目惚れして読んでみました 設定マシマシした割には回収しきれず展開も急ぎすぎて盛り上がりに欠けたまま終わってしまった感じ ただでさえ馴染みの薄い裁判官に妄想でしか処理できない異世界にリアルなコピー現実が合わさり世界観が超カオス 異世界に行くより千代田区や秋葉原だけが異世界になっちゃってそこで起こるファンタジーなトンデモ事件を現代日本で解決する、位のほうが理解しやすかったように思う そもそも現代裁判官を主人公に持ってくる時点でお涙頂戴人情話は難しい… 恋愛モノ?としてみた場合、せっかく歳の差の障害がなくなったのにも関わらず姉弟の関係をまったく崩せていないお姉さん、アラサーのままの方が魅力的、まである 役割分担したものの二人で手を取り助け合う場面が殆どない(印象に残らない) つまりお酒飲むなら未成年になるな 生まれたときから未来は厳しく不遇ではあるけれど、ネタもキャラもそんなに悪くはないと思うので期待を込めて★★★★
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敵も味方も公平にジャッジ
胸も態度大きく威厳のあるけど異世界の知識がゼロの姉と、異世界の知識を持っている弟との異世界裁判。 日本と似たような世界で、異世界ならではの問題。法律自体は日本のものと変わらず、そこに異世界という新たな問題と向き合いながらも解決していました。 見た目は子ども、中身は大人な裁判官の姉の胸だけそのままという魅力たっぷりな見た目だけど、そこを舐められないように振る舞っていました。
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わわを
すごく面白い!! ワクワクが止まらない(^ω^!!
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勇者にざまぁから入るので、なろう好きな人でも読めます
姉のキャラが良いです。バブミ母性と少女キャラの良いところどり。 勇者にざまぁから入るので、なろう好きな人でも読めます
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日本の裁判官が異世界の勇者を裁く、裁判ファンタジー!
「デケェ……デケェよ」 まず表紙の姉のデカさに圧倒されました。 しかしこの姉。ブラコンの気がありながらも酒好き、その上裁判はきっちりこなす……! ズバリ! この姉……デキる! 弟は最初こそ少しサポート寄りな立ち位置でありながらも 後半では判決において重要な立ち回りをするので好感が持てました! なお裁判の内容は本格的でありながらも ちゃんと中で説明してくれるので躓きもせずにスラスラと読めます。 最後もちゃんと纏まっておきながらこれからの展開を匂わせる感じで続きが気になる一冊です! 読み終わった後にはきっとこう叫びたくなると思います……。 「チヨダクゥゥゥル!!!!!!」
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『暗』の部分を詰め切れずに消化不良の感が
※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります 日本を模したような異世界に,日本の裁判システムを持ち込んだら…ということで, 手始めに小さな事件を,そして大きな事件へと,段階を踏んで話を広げていく構成や, 縁が薄い用語や仕組みを,無理なくファンタジの世界に絡めて,描いているのが好印象. また,コミカルな王国周りのパートに対して,メインの事件ではその暗部が覗くなど, 『華やか世界の光と影』のような,組み立てや見せ方も,まずまずうまくできています. 一方で,その暗部に主人公を強く反応させながらも,詰め切れずに物足りなさが残り, また,『最優秀賞』にしてはなのか,だからなのか,飛び抜けた何かまでは見えてこず, いくつかの気になる表現や,挿絵の方も受賞作なのに…と,ちょっと残念に感じられます. とはいえ,終盤の法廷で状況や証拠を冷静に分析,紐解いていく様子は読み応えがあり, さらには謎や目的も広げられてと,この先に向け,一定の期待は残したのではと思います.
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