リアデイルの大地にて (enterbrain)
『ラノベ好き書店員大賞2020』単行本部門第1位。VRMMORPG『リアデイル』の世界でしか自由になれなかった少女・各務桂菜が、200年後の世界でハイエルフのケーナとして目覚め、失われた時間の先を生きていく。のんびりした日常と、世界の謎が少しずつ広がる異世界ファンタジー。
作品情報
200年後の世界で、ケーナはゆっくりと自分の居場所を広げていく。
Ceez著、てんまそイラストのエンターブレイン刊ライトノベル第1巻。2019年1月30日刊行で、『ラノベ好き書店員大賞2020』単行本部門第1位を受賞した。生命維持装置なしでは生きられない身体だった各務桂菜が、VRMMORPG『リアデイル』の世界から200年後に目覚め、ハイエルフのケーナとして新しい生活を築いていく。
レビュー要約
-
世界観の作り込みとケーナの気ままな生き方を楽しむ声が多い。ゲーム由来の設定を土台にしつつ、住む場所や人間関係を少しずつ広げていく落ち着いた読み味が好評。
-
穏やかな展開と冒険の広がりが好意的に受け取られる一方、説明の多さやゲーム寄りの語り口が気になるという感想もある。ゆるい空気感を楽しめるかが評価の分かれ目になりやすい。
書籍情報
- 出版社
- KADOKAWA
- 発売日
- 2019-01-30
- ページ数
- 392ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 13 x 2.5 x 18.3 cm
- ISBN-13
- 9784047354692
- ISBN-10
- 4047354694
- 価格
- 700 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/文芸作品
目覚めたのは200年後の世界――そこで彼女が為すべきことは? 事故によって生命維持装置なしには生きていくことができない身体となってしまった少女"各務桂菜"はVRMMORPG『リアデイル』の中でだけ自由になれた。そんなある日、彼女は生命維持装置の停止によって命を落としてしまう。しかし、ふと目を覚ますとそこは自らがプレイしていた『リアデイル』の世界……の更に200年後の世界!? 彼女はハイエルフ"ケーナ"として、200年の間に何が起こったのかを調べつつ、この世界に生きる人々やかつて自らが生み出したNPCと交流を深めていくのだが――。 書籍だけの特別短編『職業参観の顛末』を収録!
レビュー
-
面白いです
文章はよみやすいです。 内容はありがちな無双ものと言うわけではなく、威張りちらすわけでもなく、その世界に馴染んでいこうとしているところが、良かったと思います。 世界観もしっかりしていると思います。
-
「なろう」初心者向け
「小説家になろう」にて比較的初期の頃に書かれた作品です。 そのため、他に刊行されているなろう小説と似通った設定などが身請けらるかもしれませんが、シンプルな設定に印象深いキャラクター達でとても読みやすい作品ですので気になりません。 またイラストも納得できる出来栄えで、修正加筆も違和感を感じなかったので往年のファンでも買って損はないと思います。
-
アニメを見てからの購入
アニメの続きが気になり購入しました。 アニメ2期があるか不明ですが、続きは見たいです。 漫画はそこまで進んでいないので期待したいですね。
-
なろう黎明期のレジェンド作品が満を持して
なろう黎明期にオバロやログホラ、無職転生と並び立つ人気作として君臨していたのになぜか書籍化されなかった作品がようやく書籍化。 もう書籍化はしないのだろうと思っていたので、今になってこうして本が手元にあることが不思議に思える。 多くのなろう作家がファンだ、参考にしたと公言しているとおり、教科書として参考にされて今となっては定番になってしまった世界観や設定だが、当時ぶっちぎりの人気を誇っていただけあって定番の中にもオリジナリティがあって今読んでも色あせない。 特にキャラクター描写はやっぱりこの作品ならではの読んでいて楽しくなる明るさがあっていい。 連載版との違いとして大幅な加筆と新規エピソードの書き下ろしがあるが、なかなかのボリュームで満足度は高い。 イラストも中の挿絵含めて、非常に綺麗な上に当時読んでイメージしていたとおり。 巻末の設定資料もお得感があった。
-
残念
うーん、高評価が多くて期待してましたが、挿絵が酷いですね、表紙は綺麗なんですが。 同人誌とかで良くある手にはまった気分です。内容はなろうの頃からリアルタイムで読んでいたので、文句はありません。面白いです、なろう初期勢感です良くも悪くも。 もう少しまじめに挿絵を描いていただければ星五にしたんですが。残念です
-
率直におもしろい
おもしろい作品で気に入ってます
-
意外な方向へ
いわゆる異世界転生もの、序盤のまあテンプレ型のこの世界的にチート能力の扱い云々は様式美みたいなものですが、聞かされるとどうしてもそれがかなり辛い感じがします。 うわあ、これ続くのかあ、と思ったら、途中から意外な方向へ話が進み、ある程度予測できる方向かと思いつつ、でも少しズレた感じが、一寸不安を感じさせつつ、さくさく進むので一転しておもしろくなります。 声色を使う感じも聞きやすく、聞きやすいです。
-
ケーナが可愛い
ケーナが可愛いです。 よく有るVRMMOに取り残される系ではありますが、この作品独自の世界観があります。 主人公のケーナが常識人なので、絶大な力を持っていてもあくまで常識の範囲内で行動しているところが好印象です。 ピッコマで見つけて無料で読んでいたのですが、1日1話に満足出来ず、小説家になろうの方を一気に読破し、5巻まとめてKindle版を購入しました。 来年にはアニメ化も控えており、今1番注目している作品です。 この作品の魅力を一言で言うなら、ハイエルフのケーナが可愛い!です。 まだ少年だったころ、ロードス島戦記のディードリットに魅せられ、それからというものエルフ女性の出てくる作品はチェックするようになりました。 小説家になろうの方では数年前に完結していますが、この小説版ではかなり設定や話の流れに違いがありそうなので、今後の展開に期待です。
関連する文学賞
- ラノベ好き書店員大賞 第5回(2020年) ・受賞