作品情報
小さな貸し借りから、思いがけない同居ラブコメが動き出す。
第2回ファミ通文庫大賞受賞作。友人の妹が借金のカタとしてやって来るという奇抜な状況を、甘く軽快な青春ラブコメとして描く。日常の距離感が少しずつ変わっていく過程を楽しむ作品。
レビュー要約
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突飛な導入を明るく読みやすい関係性へつなげる軽さが支持されている。ヒロインの健気さや会話のテンポを楽しむ声がある一方、題名どおりの強い設定に好みが分かれやすい。
書籍情報
- 出版社
- KADOKAWA
- 発売日
- 2021-09-30
- ページ数
- 288ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 10.6 x 1.4 x 14.9 cm
- ISBN-13
- 9784047367036
- ISBN-10
- 4047367036
- 価格
- 748 JPY
- カテゴリ
- 本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル
「兄の借金のカタとして参じました。これからよろしくお願いいたします」 白木求のアパートに突然押しかけてきた宮前朱莉。兄思いの良い子で、学年超えて噂されるほどの美少女という印象しかなかった朱莉が突然、兄の借金のカタとして身を差し出してきたのだ。それも、500円のために。「兄が借金を返すまで、私は喜んで先輩の物になります!」となぜか嬉しそうに宣言するしまつ。あまりに突飛な展開に戸惑う求だったが、そんな彼を強引に言いくるめ、朱莉は着々と居候の準備を進めていく。当然この借金のカタ云々には裏があり――。ぐいぐい来る美少女とのワンルームドキドキ同棲生活がはじまる!
レビュー
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あかり可愛い
ラブコメ!、一言で言うと王道だ。それゆえに、ヒロインは可愛い。次巻以降が楽しみです。
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アイデア賞
ストーリーは面白く楽しく読めました。特に本来ならば理由にも成らない500円の借金のカタを言い訳にして、親友の妹が押し掛け同居を布団まで購入して強行、どう対応して良いのかわからず呆然とする主人公、いやーこれはアイデア賞ですね。 ただ、この異常な状態に至る経緯は物語の最後に語られているのですが、ちょっと引っ張り過ぎかなとも思いました。欲を言えばもっと早い段階で経緯を明らかにして、主人公視点での親友の妹として接する気持ちと段々と抑えきれなく恋心との葛藤、ヒロイン視点でのこの夏期休暇に賭ける思いと何時追い出されるかわからない焦燥感とか語られていたら、もっとスリリングな展開を楽しめたのではないかと思って仕舞いましたが、期待過剰でしょうか。
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書き出しはラノベにはちょっとないくらいキレイ、でも途中からは普通のラブコメに。
書き出し、とても綺麗な書き口でした。 あ~、こんなラノベいいな~~。 でも、途中からはなんだか普通のラブコメのように会話主体で物語が流れて行き、 王道であるかのように主人公は鈍感さん。 こういう、相手の好意を曲解して受け取る姿って、程度物でもありますし、 モヤモヤするのであります。 そういう思考を持つのなら、なにかしらそこに至る根拠が欲しい。 (手痛い失恋をしていて臆病とかそう言うの) だいたいあれですよ。 物語なのだから、500円のカタに住み込みでお世話する!ってのはイイとして、 (おもしろかったし) それ以外に特段の理由が無きゃ、 『あ、こいつ俺の事だい好きすぎるのか、わざわざとってつけた理由言っちゃって可愛い奴』 位に思うのが相場というもので、 『500円早く清算させなきゃ』なんて思考に向くには無理があり過ぎて、まぁ ・・・ラブコメだから良いんですけど、だから普通のラブコメであって、 ちょっとだけ残念な気分になってしまうのですね、ワタクシ。
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たのしい^^
表紙などのイラストがツボです。 読んでいて気持ちの良い文章です。
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なんか中途半端
主人公は鈍感な上に流されてやすい。 ヒロインはグイグイ行くのかと思いきや、ピュアで控えめでなんとももどかしいラブコメ物。 ただ「あれ?これで終わり?」という物語の構成なので☆3です。 本編が第7話まででオムライスを食べるところで終わり、番外編になり、朱莉視点で求との出会いから、アパートに押し掛けるところで終わり。 中途半端な構成で残念。 第7話の締めくくり、もうちょっとなんか欲しかったです。拍子抜けなラスト。
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これは良いラブコメ作品。
はじめて本作のタイトルを見た時、ものすごく微妙な心境になったことを覚えています。500円(ワンコイン)でも借りているお金に違いはないので「借金」です。「借金のカタ」という言葉も用いても間違いはありませんが「たかが500円」です。「借金(500円)で実妹を友人に送りつける」という部分に何とも言えない可笑しさを感じて、とりあえず購入してみました。 主人公の求(もとむ)は入学して4ヶ月の大学生です。同じ高校の出身で同じ部活(陸上)をだった友人の昴(すばる)と「夏休み、どうする?」的な会話をしており、昴は初めてできたカノジョさんと遊ぶ計画に頭を悩ましていましたが、求は「ふ~ん」という感じで聴き流しています。それよりも…という感じで、以前昴が財布を家に忘れてきた時に貸した500円について追及します。(主人公的には「500円くらい無理に取り返そう」とは思っていないようでしたが…) 昴に持ち合わせがなく「返済を待ってもらう代わり、対価として借金のカタを差し出させてもらおう!」と話がつきます。この時、求は(借金のカタ云々は勢い任せの馬鹿話だ。別段覚えておく必要はないだろう)と軽く考えていたのですが、後日求の目の前には親友の実妹(美少女)の朱莉が…。なんでも「借金のカタ」としてやってきたとか。(主人公はフリーズした) 朱莉は「500円でも”借金”は”借金”です」と主張し、求は朱莉による『暴論&用意周到な計画』に降伏宣言。なし崩し的に夏休みの間、朱莉と同居生活を送ることになります。(因みに主人公はアパートで一人暮らし) 朱莉の暴論染みた主張の数々は本当に面白いと思います。語っている内容自体は筋が通った正論なんですが、「話が必要なのはそこではなくない?」とツッコミをいれたくなります。しかし、朱莉はその筋が通った正論を押し通してきます。…これはアレですね、『無理が通れば道理が引っ込む』ということわざに近いものを感じます。(そこまで酷いと思ってはいませんけど。。。) きっかけは『友人に貸した500円』でしたが、500円以上の価値が生まれているように思います。『たかが500円、されど500円』でしょうかね?(まぁ、いいか) 個人的にはオススメできる面白い作品です。「友人に貸した500円(ワンコイン)がきっかけ」というアプローチが面白いですね。ヒロインである朱莉は個性的なキャラクターです。(ここまで突き抜けているキャラクターって珍しいと思います) キャラクター同士の会話も面白かったです。主人公の容姿も結構整っており、結構イケメンだと思います。(朱莉は美少女) 気になった方はぜひ読んでみてください。
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嬉々として送られてくる朱莉の姿が笑える。
タイトル=あらすじだが、随分とインパクトのあるタイトルな作品。 単独ヒロイン物だが、序盤の強引かつ無理やりなし崩し的にヒロイン朱莉が同居を決める所と、終盤の何でこうなったか明らかになる所が見どころ。 日常生活を通じて、何としてでも主人公の気を引こうとする朱莉の必死さがかわいい。主人公からすると、あくまで友人の妹で今までそんなに接点がなかったのに…となるが、読んでいると何となくこの主人公がこういう想いを秘めたタイプにモテる事が窺える。 朱莉は高校3年生、大学受験を控えているのでこの夏限定の同居だが想いは届くか。 彼を射止める為なら土下座さえ厭わない彼女だが、そこまで必死な理由がまた微笑ましかった。
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テンションだけ(誉め言葉)
終始やべぇ女が勢いだけで押し切る。 いっそ清々しくて嫌いではなかった。 続きが出たら読むが、あまり話は広がらなそう。