日本の文学賞

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聖域

山本周五郎賞

聖域

篠田節子

『聖域』は篠田節子による作品です。篠田, 節子, 1955-から1994.4に刊行が確認できる一冊で、受賞対象となった時期の作者の関心と語り口を伝えます。

受賞作現代文学作者の代表的関心

作品情報

『聖域』は、篠田節子の受賞対象となった作品です。

『聖域』は、篠田節子の作風を知るうえで手がかりになる作品です。刊行情報が確認できるため、単行本または文庫として読まれてきた受賞作として扱えます。

書籍情報

出版社
講談社
発売日
1994-04-01
ページ数
330ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784062070003
ISBN-10
4062070006
価格
2509 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/文芸作品/日本文学

関わった者たちを破滅へ導くという未完の原稿「聖域」。1人の文芸編集者が偶然見つけるが、得体の知れぬ魅力を秘めた世界へ引きずりこまれる。この小説を完成させようと、失踪した女流作家・水名川泉(みながわせん)の行方を捜し求めるその男は、「聖域」の舞台である東北へ辿りつく。山本賞・直木賞受賞作家の長編サスペンス。

1955年東京生まれ。東京学芸大学卒業後、八王子市役所勤務を経て、’90年『絹の変容』(第3回小説すばる新人賞作品)でデビュー。その後も『神鳥(イビス)』『アクアリウム』、直木賞候補となった『夏の災厄』『カノン』など、様々な題材をテーマにした独特の作品が、高い評価を得る。’97年『ゴサインタン──神の座──』で山本周五郎賞、『女たちのジハード』で直木賞を受賞する。

レビュー

  • 凄いな

    読んだ時間を、価値ある時間だったと感じさせる、数少ない本の1冊。

  • 主人公の編集者は少々図々しいが

    宗教・神仏、立ち入れない岬・・・ 「仮想儀礼」や「失われた岬」につながっていく感じがある作品

  • 面白くー「聖域」を描いて―文系向き、理系イマイチ

    宗教色の作品で確かに面白く推理調で読みやすい作品。文系思考の方にはよろしく、私のような理系思考の人にはご都合主義を否めない作品。よく調べて書かれてはおりますが、深みがなく、思い込みで書かれ,整合性が欠けていてこの世界に精通している方にはイマイチだと思います。(松本清張氏のこの世界を描いた作品を読んだ方ならご理解できると思います)ただ、娯楽ものとしてはお奨めです。

  • 凄いものを読んだ

    篠田節子を初めて読んだが、予想を遥かに超えて凄い小説だった。 小説というものの存在意義とか喪失した存在への執着とか、冷徹な文体で紡がれていく。 この小説のすべてを自分が理解できているのかはわからない。 でも凄いものに出会ったという実感はある。 まだまだ世の中に自分が知らない凄いものがあるのだな、ということに気付けたのもうれしい。

  • たましいの救済。人は何の為に生きるのか?

    篠田節子が、宗教そして、死後の世界を、 テーマとして、取り上げている。 なんのために、生きるのか? 死んでどうなるのか? 本州の北のはずれ、岬に飛び出ている 小さな小高い山、雪花里山(つがり) 「場所ふさぎ」に捨てられた。 そこで、自分の中に、入りこんできた、「魂」。 魂の存在を、受け入れていく。 時代は、8世紀の終わりにさかのぼり、 蝦夷地征服の完成期にあたる時期に 起こった出来事を描く。 仏教の普及が、その地の神たちとの戦いを通じて、広がっていく。 仏教のもつ魂の救済というテーマ 霊燈園という新興宗教、システム化された宗教。 この後「ゴサイイタン」に続く、新興宗教のあり方。 そして、逃げだし、小さなホテルで、出張「イタコ」をやる。 降神術をみせる。 それは、体験が再現されるだけだった。

  • 篠田節子の著書 - 聖域

    もともとこの著者のファンです。“聖域”は以前一度20年程昔に読み、印象に残っていました。 昔の読後感とは異なる印象をもちつつ、あらためて読み返し始めております。面白いです。 ちなみに今コロナで話題の同氏著作「夏の災厄」も、一気読み不可避です。

  • 分からない

    ホラー小説なのか…新興宗教の話なのか…訳が分からないし、個人の感想ですが無理でした。

  • 見出し

    最後まで 一気に読めたので面白い本ではあると思います。途中は軽く字面を追って読み飛ばしてしまうような部分もありました。 本自体よりも「聖域」の内容が少し気になりますね。

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