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錨を上げよ(上) (100周年書き下ろし)

吉川英治文学新人賞

錨を上げよ(上) (100周年書き下ろし)

百田尚樹

『錨を上げよ』は百田 尚樹による作品で、2011-1 の受賞・候補記録に残る一冊です。書籍として刊行されたレコードを確認でき、作品単位の書誌情報として扱えます。

文学賞受賞作人間関係物語

作品情報

百田 尚樹の『錨を上げよ』は、受賞記録に残る作品として作品単位で整理した。

『錨を上げよ』について、NDL Search の書籍レコードで ISBN とページ数を確認した。採用した識別子は単行本・文庫など書籍形態のレコードに限定し、雑誌号や記事、音源などの識別子は使用していない。

書籍情報

出版社
講談社
発売日
2010-11-30
ページ数
591ページ
言語
日本語
サイズ
14.5 x 3.7 x 19.5 cm
ISBN-13
9784062167000
ISBN-10
406216700X
価格
1300 JPY
カテゴリ
本/文学・評論

この男、いったい、何者か。。 昭和30年大阪下町生まれ。その名は、作田又三。 下品で、ずるくて、しぶとくて、ルール無視でもお構いなし。 人生の至る所で敗北を喫しながらも、絶対にへこたれない不屈の男。 大ベストセラー『永遠の0』をはるかに凌ぐ感動! 疾風怒濤の2400枚。圧倒的青春小説。

レビュー

  • 錨を上げよ

    やはり、百田は最高

  • 全く共感できない主人公、作田又三が巻き起こす波乱万丈の物語。問答無用の圧倒的ストーリー展開で、一気に読み切らせます!

    この本は、作田又三という破天荒な男を主人公とする物語です。 とにかくバイタリティに溢れた男であり、その行動力たるやハンパじゃありません。 こうと決めたらとことんまでやり抜き、いくら叩きのめされようが足蹴にされようが、ゴキブリ並みの生命力で這い上がってきます。 自分の欲望に対しては極度に忠実であり、自制という行動規範はほぼ皆無に等しい面もあります。 不思議に人を惹きつける面もあるらしく、本人が思っているほど孤独が似合うような男でもありません。 但し、それは両極端な面も多分にあって、嫌われる人間にはとことん嫌われるという人でもあります。 要するに、極めて人間味に溢れた人物像が彼の中には存在していて、とにかく面白い人物であることは確かなのです。 そのぶっ飛んだ言動や行動力に、誰もが唖然とさせられる、そういった類の人物なのです。 しかしながら、そうした性格であるが故に、そこに起因するダークサイドもまた彼には厳然として存在しています。 身勝手、自己チュー、横柄、短気、下品、粗暴、すぐに手が出る・・・等々。 おまけに一度気が抜けると途端に怠け癖が出てきて、とてつもなくだらしない人間になってしまいます。 著しく安定性を欠いた性質の持ち主であり、傍目に映るその姿は、まさしく風来坊と言って良いでしょう。 本書は、そんな又三の半生を描いた物語であり、この上巻では出生から学生時代までが描かれています。 で、上述したようなそうした彼の性格でありますから、本書ではとにかく徹底的に暴れまくっています。 そしてその生き様というのはまさしく野生児そのもので、まるでジェットコースターにでも乗っているかの如くの目まぐるしいライフスタイルを目の当たりにすることが出来ます。 ・・・そして、そんな又三の姿がとにかく面白い! スリリングかつスピーディーなストーリー展開に、ハラハラドキドキさせられるのです! ページをめくる手が止まらなくなってしまうのです! ・・・しかしながら、読み進めていく内に、ハタと気付かされます。 「この物語の落としどころって、一体どこにあるのだろう?」 「面白いのは間違いないけど、正直何の感動も得られない物語だよな」 「大体、この主人公、確かに珍しいタイプの面白いキャラクターではあるけれど、全く共感できない!それどころか、あまりにも自分勝手な部分が目に付いて、うんざりさせられる!」 特に、女性に対する異常なまでの執着については、ほとほと辟易させられたりもします。 ・・・そう、彼は惚れた女性に対しては、他の何よりも欲望を丸出しにするタイプの男なのです。 何度も何度もぺしゃんこにさせられながらも、彼は不屈の精神力で(?)、女を求め続けるのです。・・・ ・・・最高に面白いけど、若干うんざりかな・・・ 例えようのない複雑な気持ちを抱えつつ、この上巻を読み終えたというのが、偽らざる僕の本音だったりします。 しかしながら、この物語の本分は下巻の方にこそありました。 本書はそこに至るための前振りであり伏線でしかなかったのです。

  • 保存状態が良い商品です。

    手ごろな値段で購入しましたが、商品も大切に保存されており満足しています。

  • 戦後のこの頃の時代背景を知る者としては、あーあそうだったよなとひとりうなずいています。

    わたしの時代、社会の空気感が著されていて、共感出来る。ちょとくどいかな!

  • 昭和30年生まれは読むべき一冊!かな?

    昭和三十年代の大阪が生き生きと描かれており、主人公である「作田又三」が著者の百田尚樹氏とダブルと思われる箇所も随所に鏤められている気がする。 社会背景など読者の実体験と重ね合わせて読み進むうちに、まるで本と”会話”をしているような感覚にさえなる。 主人公の「又三」が破天荒な振る舞いと、一人称で「ぼく」として描かれているのも興味がふかい。 多くの男性読者が大なり小なり「又三」と重なり合う経験は、まさに百田ワールドの面目躍如と感じました。 再読(読み返し)も楽しみな一編です。

  • ハードボイルドや。

    これでもかと言うほどのボディーブローの連続です。「永遠のゼロ」のヤクザの親分となぜか重なりました。自分の道は自分で開く、汚いこともいとわない。平和ボケの日本人には好き嫌いがはっきりするが、私は気に入っている。また数年後に読み返すだろう。

  • 百田さんの自伝かと思いきや

    ある一人の少年時代から始まる 同じ人の流れではなくなるのが少しわかりずらい

  • コストパフォーマンスいいです

    そこそこきれいです。値段もリーズナブルだし、また購入しようと思います。

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