覇者の誤算: 日米コンピュータ戦争の40年 (講談社文庫 た 64-3)
『覇者の誤算 上・下』は、立石泰則による講談社から刊行された作品で、講談社ノンフィクション賞で評価された。題名が示す対象を軸に、著者の関心と時代背景を読ませる一作である。
作品情報
『覇者の誤算 上・下』は、講談社ノンフィクション賞で選ばれた立石泰則の作品である。
『覇者の誤算 上・下』は、立石泰則の仕事の中で講談社ノンフィクション賞の対象となった作品である。1997年に講談社から刊行された一冊として、作品名に掲げられた主題を中心に、人物、社会、歴史、記憶などを読み解く内容を持つ。
書籍情報
- 出版社
- 講談社
- 発売日
- 1997-02-15
- ページ数
- 941ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784062634564
- ISBN-10
- 4062634562
- 価格
- 357 JPY
- カテゴリ
- 本/ノンフィクション/思想・社会/戦争/その他
第15回(1993年) 講談社ノンフィクション賞受賞
レビュー
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とんでもない労作。全てエンジニアへ。
文庫で900頁に迫る大作。読んでも読んでも終わらないw 内容は戦後の日本のコンピューター産業の発展について。巨人IBMとの市場競争に日本メーカーはいかにして打ち勝ったのか。 私は平凡な光学エンジニアだが、この本はすべてのエンジニアにおすすめしたい。特に企業に勤めるエンジニアにとっては必読の書とすら感じる。 エンジニアは少なからずエンジニアという職業に誇りを持っている。特に、日本の経済成長は紛れもなくエンジニアリングによって発展してきたわけで、その中でも電機メーカーの果たした役割は大きい。 日本ほど国産コンピューターメーカーが発展している国は長らくアメリカをおいて他になかった。今となっては中国がいるものの、考えてみれば不思議な話だ。この本を読めば何故そうなったのか、理由の一端が垣間見える。 20世紀最大の発明とも言えるコンピューター。今では誰でも気軽に使えるが、だからこそ莫大な金額が動く市場を形成し、その裏には想像を絶するドラマがあった。 ここまでの大作を書き上げるのに一体どれだけの労力がかけられたのか想像もつかない。本書がなければそのまま歴史の闇に埋もれていた事実も多いだろう。戦後日本の名エンジニア達の苦闘を記録した本書もまた名著と呼ばれるべき本に違いない。
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これまでを知りこれからのことを考えてしまいます。
もっと早く読めばよかったと後悔しています。 ノンフィクションであり、大河ドラマの様であり、魅力的な先達の方々の物語です。 これは読む価値ありです。
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良い状態です
本作はハードカバーで読んでますが、息子の友達が富士通の親会社に内定が決まったので 日本の電機メーカーがコンピューターの黎明期にいかにIBMと伍して戦ったかを 学んでほしくプレゼント用に購入しました
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激動の40年の歴史 素直に感動
コンピュータ産業、半導体産業、情報産業などに関する歴史ものの本はいくつもあるでしょうが、こちらは素人でも面白く、感動できます。 これら産業の歴史を知る上でのコンパクトな一冊なんではないでしょうか?(といえ、文庫で900ページ超もありますが、ぐいぐい読んでしまいました) もっと早く読めばよかった、と思います。
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壮大なドラマ
まず一報は疲れたのひとこと。 それだけの大作であることは言うまでもない。 思えば小生も40年前に会社に入社した1年間はIBM360のFORTRANを使って技術計算に明け暮れていた時が懐かしい。 パンチカードを何回も作り計算した覚えがあり当時コンピュータの使用料が1秒間で5万円位と言われていた時代だ。 奇しくも数年後IBMコンピュータ冷却用の水冷空調機の開発を手掛けたことも運命だろうか。 さらには80年代後半にパソコンの始まりである富士通製を買ってプログラミングに没頭していたころが思い出される。 そんな背景で本書を読むと感慨深いものがある。今のパソコンが当時とは比較にならないほど高性能に発展したことはとにもかくにもIBMそして日本の富士通を始めとしたメーカ、通産省のたゆまぬ努力であったと痛感する。 当たり前のように使っているコンピュータの歴史を紐解いてみるのもいいと思う。ぜひ一読をお勧めする。 一般文学通算971作品目の感想。2013/03/31 16:50