ドラグーンズ・メイル 上 (Kラノベブックス)
口は回るが頼りない青年と、完璧に見えてどこか抜けた魔剣士、そして空気を読むドラゴンが織りなすファンタジー。受賞後しばらくして、Web発作品としての改稿を経て上下巻で書籍化された。
作品情報
ドラゴンに懐かれた青年が、王宮の騒動へ巻き込まれていく。
第3回講談社ラノベチャレンジカップ大賞受賞作。後にKラノベブックスから『ドラグーンズ・メイル 上』として刊行され、国宝から生まれたドラゴンに懐かれたカインドたちの冒険を描く。
レビュー要約
-
掛け合いの軽さと王道ファンタジーの安心感が読みどころになっている。Web発らしい広がりのある設定を、書籍版で追いやすく整えた点が評価される。
書籍情報
- 出版社
- 講談社
- 発売日
- 2021-08-02
- ページ数
- 353ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 13 x 2.3 x 18.3 cm
- ISBN-13
- 9784065249079
- ISBN-10
- 4065249074
- 価格
- 1540 JPY
- カテゴリ
- 本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル
しがない貴族の次男であるカインド・アスベル・ソーベルズの始まったばかりの旅は、盗賊団に捕まりアジトへと連れて行かれるという形で突然のクライマックスを迎えていた。 自らの行く末を案じるカインドはしかし、ルース・アーガードという謎の美青年と、卵から誕生したドラゴンの子どもによって助けられる。 しかしそのドラゴンは、ルークセント王国の国宝――『龍の卵』から生まれたものだった。 図らずも国宝から生まれたドラゴンに懐かれたカインド(とルース)は、ルークセント王国の王宮に招かれるがそこにもまたトラブルが待ち受けていて――!? 第3回講談社ラノベチャレンジカップ<大賞>受賞作にして「小説家になろう」で人気を博した名作が上下巻で刊行!
レビュー
-
ずっと待ってました
学生の頃に小説家になろうで初めて読んだ時の衝撃を今でも覚えております。書籍化のお話を聞いた時は当然だろうと思いましたが、それ以降は一度も話題に上がることなく… 半ば諦めつつも何度もサイトへ行って読み返してはいましたが、まさか本当に書籍化されるとは! 感無量とはこの事です。 下巻も勿論購入しました。この後読んできます。 カインドとルース、それからイクシスの物語をまた新しい形で読むことが出来ることを嬉しく思います。
-
最強じゃない主人公が仲間と力を合わせて困難を乗り越える話
主人公は最強などではなくむしろ弱っちいキャラです。 むしろヒロインの方がずっと強いのですが、知恵を巡らせて相手を出し抜いたり仲間の力を借りて困難を乗り切る、という姿勢には好感を抱けます。 ヒロインは可愛いというよりも凛々しい、格好良いというタイプで主戦力として剣を振るいますが、主人公を相棒と認めたり、ごくわずかながら異性として意識し始めた、というところで物語は終わります。 世界観も良い感じですので、続きが出たらぜひ買おうと思います。