書籍情報
- 出版社
- 講談社
- 発売日
- 2022-02-02
- ページ数
- 328ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 10.8 x 1.5 x 14.8 cm
- ISBN-13
- 9784065264546
- ISBN-10
- 4065264545
- 価格
- 210 JPY
- カテゴリ
- 本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル
この「旅」は世界を救う? 滅ぼす? 第12回講談社ラノベ文庫新人賞《優秀賞》受賞 魔王とはお姫様をさらい、勇者によって倒されるもの。それは誰が決めたわけでもない、古くからのお約束。 だが、それに真っ向から逆らうお姫様が一人。シャルラハート・エル・ウェルム。銀髪の三つ編みをなびかせる、小国ウェルムの若き第一公女だ。 彼女は逆に魔王を脅迫し、誘拐して連れ回す。すべては故国のため、ひいては世界平和のために。 しかし、予想外に従順で素直な魔王と行動を共にしているうちに、徐々に彼女の心には迷いが生まれ始めて―― 第12回講談社ラノベ文庫新人賞《優秀賞》受賞。 気の強いお姫様と穏やかな少年魔王の旅路の果てに待つのは望んだ通りの世界平和か、 それとも――
レビュー
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続編が読みたい!
美麗な表紙にあるとおり、お姉さんが少年を連れて旅をする物語です。 一緒にご飯を食べたり、野宿をしたり、お風呂に入ったり…と、どちらの立場に立ってもムフフな追体験をさせてくれる内容でした。 文章はとても読みやすく、私のように久しぶりに小説を読む人間でも楽に話に入っていけます。 事件もあるし、謎もある、最後にはタイトルとあわせて回収されてすっきりできます。 そのうちアニメ化されるんじゃないかな、と続編が期待できる作品でした。
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魔王がかわいい
王女が自分の目的のために魔王を攫うというコンセプトは新しく、ラストの展開も勢いがあって大変楽しめた。王女と魔王の道中の様子は食事や入浴シーンがほのぼのした雰囲気で和む。登場人物の心の機微もよく書かれており全体的にまとまっている良いライトノベルだと感じた。しかしページ数の関係か道中の登場人物の掘り下げや国々の描写がやや浅く、もう少し各所で活躍させてほしかった。また不必要な改行が多く一文が短いため、作品としてではなく文章としてすらすら読めず勢いが削がれる感がある。次作で改善を期待する。
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どこを取っても少し足りない
※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります 設定やキャラクタ,ロードノベル風の進行など,どこを取っても少し足りない感じで, 特に,アーティファクトについては,詳細は不明ながら,都合のいい道具の域は抜けず, 夢や精神世界で内面を補足する様子も安易に映り,今ひとつ彼女たちに入っていけません. また,結末や決着といった,物語の軸の部分は,序盤でおおよその想像が付くだけに, 使い捨てのようなキャラクタや,設定周りの消化不良が,さらに目立っている印象です. このほか,物や国の名前がいささか覚えづらく,タイトルも間違ってはいないのですが, ラスト以外,内容は字面ほど軽くはないだけに,今ひとつ合っていないように思いました.