詐欺シスター (講談社ラノベ文庫)
剣と魔法の世界で、ひとりのシスターが嘘と策略を武器に魔法石を奪い返していく、コンゲーム要素の強いファンタジー。
作品情報
そのシスターは、聖女か悪魔か。
第15回講談社ラノベ文庫新人賞佳作。迫害された武器屋の娘と、嘘と策略で戦うシスターの出会いから始まる、軽快で悪徳なファンタジー。
書籍情報
- 出版社
- 講談社
- 発売日
- 2023-07-01
- ページ数
- 296ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 10.8 x 1.4 x 14.8 cm
- ISBN-13
- 9784065327937
- ISBN-10
- 4065327938
- 価格
- 770 JPY
- カテゴリ
- 本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル
そのシスター、「聖女」か「悪魔」か――? 第15回講談社ラノベ文庫新人賞受賞作!!!!!! 剣と魔法が存在する世界。武器屋の娘・セイラは悪徳冒険者によっって、迫害の憂き目に遭っていた。 しかし、冒険者は治外法権の存在。店を荒らされようとも暴力を振るわれようとも、泣き寝入りするしかなかった。大切な魔法石を奪われ、絶望に沈んだまま自らの命を捨て去ろうとするセイラ。 しかし、そんな彼女の前に月光とともにひとりのシスターが現れ、こう言い放つ。 「――取り戻したくはないのですか? その魔法石を」 レイチェルと名乗ったシスターは”嘘”と”策略”を駆使して、あっという間に冒険者から魔法石を取り返して……! 第15回講談社ラノベ文庫新人賞受賞作、悪徳シスターのコンゲーム・ファンタジー!
レビュー
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頭脳系ダークヒロイン
悪人を騙す詐欺師のシスターが活躍する物語。単発のエピソードが続きますが、前半の展開を後半にうまく活かしてくるのでじっくり読むと良いでしょう。痛快な感じ、笑える感じを予想していたのですが、後半は少し重かったです。
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コンゲーム感はだいぶ少な目
あらすじやPR文に「信用詐欺」「コンゲーム」といった言葉があったので てっきり異世界版オーシャンズみたいなのが読めるのかと期待したのですが、ほぼ別物でした スティングやオーシャンズを期待している人にはおすすめできません コンゲームとかケイパーものファンとしては、詐欺が進行中の様子とネタバラシまでを楽しみにしているんですが・・・ そういった描写は冒頭とラストぐらいで、中盤(というか全体の8割)は世界観の説明とシスターの過去を小出しにするのに費やされています 冒頭は映画よろしくキャラ紹介的な小さな詐欺が行われ、ラストは悪役を嵌める大掛かりな詐欺で締めるという点はお約束通りですが 中盤の詐欺要素が薄すぎてラストまでたどり着くのが退屈でした 行われる詐欺も魔力や武力による脅迫が前提で成り立っているので、あまり頭脳戦感や出し抜いた感がありません コンゲームやケイパーものと言えるほど、知能犯の活躍がメインの作品ではないです コンゲームの要素「も」ある剛腕ぼったくりシスターのお話という説明が正確です あと「ゴンドルフ」というスティングのメインキャラを彷彿とさせる名前のキャラが登場しますが、扱いも微妙だし、名前以外に要素の回収がないし、偶然ですかね
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シスターとヒロインの関係
悪徳シスターと武器屋?のヒロインが、色々あって仲良くなっていくのがよかった。後半何してるかわからないところもあったけど、許容範囲。
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話もキャラクタも弱い
※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります 最後こそ宿敵をハメていたものの,それまでの大半は詐欺師ではなくぼったくり. 傲慢で強欲なシスターが,傍若無人な冒険者を追い込んでいく様子は痛快でしたが, 大きな数字があるだけで,大ごと感には欠け,期待していたものとは違っていました. また,西洋ファンタジの世界観のはずが,宿敵だけがなぜか日本人風の名前で, 取って付けたような鬼畜キャラから,あっという間の小物臭にはかなりガッカリ. また,適当な色付けが浮かばなかったのか,関西弁魔導士も関西弁しか印象がなく, 序盤に登場した荒くれ者の方が,まだキャラとしてしっかりしていたように映ります. 話や伏線の見せ方も今ひとつで,興味や関心よりもイライラさせられることが多く, 何をしているのか,したいのか,進んでいくにつれ,テンポが鈍るように感じました.