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このビル、空きはありません! オフィス仲介戦線、異常あり (集英社オレンジ文庫)

ノベル大賞

このビル、空きはありません! オフィス仲介戦線、異常あり (集英社オレンジ文庫)

森かおる

契約ゼロの新卒営業が特務室に異動し、オフィス仲介の現場で反撃に出るお仕事小説。

お仕事小説ヒューマンドラマ再起オフィス仲介

作品情報

目の前で契約が壊れようとしている。

集英社オレンジ文庫の受賞作。オフィス仲介営業の咲野花が、特務室への異動をきっかけに、崖っぷちから仕事と向き合い直していく。

書籍情報

出版社
集英社
発売日
2022-12-20
ページ数
304ページ
言語
日本語
サイズ
10.5 x 1.7 x 15 cm
ISBN-13
9784086804837
ISBN-10
4086804832
価格
759 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/文芸作品/日本文学

オフィス仲介は戦場だ!! 2022年ノベル大賞<大賞>受賞作! 契約ゼロ新卒の崖っぷち奮闘記! 入社以来、契約ゼロを続けていたオフィス仲介営業の咲野花。 ついに初契約かと思われた案件も押印直前で壊れ、とうとう営業から謎の男性早乙女さんの一人部署・特務室に異動になった。 特務室に仕事はなく、同期には蔑まれ、花は退職を申し出る。 だが早乙女さんから「査定に響く」という理由で慰留され最後に一つだけクライアントの希望に合致するオフィスビルを探すのだが……。 見つからない。どこにどれだけ電話をかけても見つからない。 これだけ探して、1件も見つからないなんてことある? 花の中で、何かが弾けた。 辞めたかった花の中で、エンジンがかかる音がした。 それが崖っぷち社員の反撃の始まりだった――!

レビュー

  • ニッチなジャンルのお仕事小説もしくは成長物語として素敵な作品です!

    オフィス仲介業という馴染みのない業界のお仕事小説。 崖っぷちの営業が特務室に配属転換になるというマイナスからスタート。不動産というニッチな業界で更にオフィスというマニアックなジャンルにも関わらず、案件ごとにドラマがあるというのがよくわかりました。1話目は業界の慣習や説明。そして登場人物の多さがありますが、2話目、3話目と怒涛の勢いで回収されていく本筋と伏線が心地よいです。ありそうでないけど、実際にこういうことってあるなと思う展開なので作者さんはこの業界の経験がある方なのかなと察します。何より人物描写が丁寧で臨場感がありました。300ページありますが最後の最後まで一気に読める軽快さもあり、主人公の成長モノとして見ても大変好感が持てる小説でしたおすすめします。

  • 気持ちが前向きになるお仕事小説

    オフィス仲介業という仕事はあまり馴染みが無いな、と思いながら読み始めましたが、主人公が懸命に顧客やビルのオーナーと向き合うさまが、ときにコミカルに、ときに真摯に描かれていて、楽しく読みました。読み終えたあとは少し気持ちが前を向いた気がします。

  • 日常の中の苦労とやりがい

    不動産業界の日常を知りたくて読んだ本ですが、楽しく学べました。実際に現場で起こっているであろう問題、人間関係の大切さをあらためて考えました。日常の中の働く苦労とやりがい。元気ももらえましたね。

  • 面白かったです

    わかりやすい表現と読みやすい文章であっというまに読み終えてしまいました。 登場人物がみんな温かくて素敵なお話でした。 続きが読みたいです。

  • あっという間に・・・

    ノベル大賞作品ということで期待して購入。 想像以上に面白く、作品の世界観に引き込まれました。 天才肌の早乙女さんのスマートさに唸る一方、主人公の愚直で熱い思いがこちらにも伝わり、いつの間にか応援してしまいました。オフィス仲介には、いろんなドラマがあるんだなぁと思いつつ、読後感も爽快で次作にも期待したいです。

  • 前向きな一歩を、踏み出したくなる一冊

    テンポの良い展開で、どんどんページをめくって読み進めました。途中、目頭が熱くなるシーンも。ニッチな業界のお話でしたが、わかりやすい解説が織り交ぜられ、勉強になりました。 自分の意志をもって生きていく大切さを教えてくれる一冊です。

  • 一生懸命に頑張る主人公に好感

    新人の女の子がとにかく一生懸命で、登場人物が温かくて、読んでいて前向きになれる作品です。

  • 結局現実が一番おもしろい、ということかも。

    読みやすかったです。 どんな業界も、そこで戦っている人がいるんだなと思いました。 世界設定は本当に現実に近い令和日本で、剣も魔法も出てこなければ異世界に転生するわけでもない(笑)戦いですが、面白い。結局、どんなファンタジーより我々の現実の世界が一番面白い、ということなのかも知れません。流行りのファンタジーな味付けもしようと思えばいくらでもできたはずですが、そうせずにストレートに書きたいものを書いていた感じが個人的に好印象でした。

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