作品情報
橘雨璃『放課後の魔女』の受賞作情報と書誌状況を整理した作品紹介。
Amazon JP、NDL OPAC、出版社公式ページを確認対象として、NDL OPACで『放課後の魔女』の図書書誌を確認した。日本の紙書籍の原則に従い、ISBN-10とASINは相互補完した。 作品紹介は、受賞回に記録されたタイトルと著者情報を基礎に、入手可能な書誌情報と照合してまとめた。
レビュー要約
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受賞作としての記録を起点に読まれる作品で、題名と著者の組み合わせから作品単位の関心が確認できる。読者反応の数値化よりも、書誌の確定性と受賞文脈を重視して整理した。
書籍情報
- 出版社
- 集英社
- 発売日
- 2014-12-19
- ページ数
- 224ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784087033427
- ISBN-10
- 4087033422
- 価格
- 99 JPY
- カテゴリ
- 本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル
憂鬱な夕方がやってくる。魔女が粛清にやってくる。絶望少女の放課後ホラーサスペンス、開演。 教室に猫を招き入れる女生徒・早川花梨。冷めた瞳をした黒髪の美少女・古家咲理。ふたりは幼馴染みでクラスメイト。 しかし、今はどこかよそよそしい。文化祭が近づく中、「結末を語ると死ぬ」と言われるいわくつきの物語を演じることになった2年A組。 劇をなぞらえるかのように、魔女の呪いと囁かれる連続事件が起きる。 ジャンプ小説新人賞銀賞受賞作。イラストを手がけるのは『ローゼンメイデン』のPEACH-PIT。
レビュー
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ラノベとホラーと少女と猟奇の好バランス
ジャンプ系のラノベライン?のようなので、小学生高学年~中学生くらいがターゲットなのでしょうか?子供向けといえばそうですが、あなどるなかれ。かなり面白かったです。 演劇、魔女、オカルト、儀式、と猟奇的なテーマををラノベ・少年向けという枠で描くと、どうしても突き抜けきれない(悪い意味での)「中二病」と化す場合が多いのですが、現実に踏みとどまっているためにリアル。「これくらいの事件、ありそう」です。そのおかげで適度にホラー。 一見アニメっぽいキャラ設定も、中身は実に地に足のついたキャラ造形。 キャラクター関係もそれぞれのメイン、サブ、モブの立ち位置がわかりやすいので、すっと把握できるのではないでしょうか。 友情以上恋愛未満な関係も危うくて、素敵です。「萌え」というより「燃え」に近い関係な気がします。コメディ部分も世界観を壊さない程度で、でもしっかり笑えます。 ファンタジーというよりはミステリ的設定ですが、設定に惹かれる方は是非どうぞ。
関連する文学賞
- ジャンプ小説新人賞 第35回(2014年) ・銀賞