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雪の花 (小学館文庫 あ 17-1)

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雪の花 (小学館文庫 あ 17-1)

秋吉理香子

花をめぐる記憶と人の思いを軸にした小説です。後に文庫化され、映像化にもつながった作品として、秋吉理香子の物語性が早くから表れています。

記憶人間関係

作品情報

雪の花は、秋吉理香子が小説として形にした受賞作です。

花をめぐる記憶と人の思いを軸にした小説です。後に文庫化され、映像化にもつながった作品として、秋吉理香子の物語性が早くから表れています。 受賞作として、作者の関心と表現の特徴が読み取れる一作です。

レビュー要約

  • 読者や選考上の反応は、題材への切り込み方と文章の手触りに注目している。作品の形式に応じて受け止め方は分かれるが、受賞歴が示す通り強い印象を残した。

書籍情報

出版社
小学館
発売日
2009-09-04
ページ数
208ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784094084313
ISBN-10
4094084312
価格
657 JPY
カテゴリ
本/文学・評論

経済的な困窮に陥った夫婦が、死を覚悟して故郷に帰り、そこで見たものとは。社会の大きな流れの中で人生を左右される人々の切なさを描くヤフー・ジャパン文学賞受賞の表題作他、涙腺を刺激する珠玉のストーリー4篇

レビュー

  • 人間力

    短編小説が4作品です。若い作者が書いた、軽い恋愛物と思って読んでみました。 ところがこの作品に大きな力強さを感じ、人間の大きさを感じられました。 特に「雪の花」は、ヤフー文学賞受賞するだけあって、夫婦の力を感じました。 本を読む前に、機会があり映画も観ました。久しぶりの力のある小説です。

  • 陽だまり

    心がジーンと熱くなる短編集です。冬の寒い日に、陽だまりが恋しい時に凄くオススメですよ。

  • 楽しく読んだ

    これがデビューだったのかあ… ハズレがない作者さんはデビュー時から達者な感じがあるんだなあ と、しみじみ ふと、思春期の娘と父って、通常、1ヶ月に1度も「二人きりでお出かけ」ってしないよなあ…そういう点ではむしろ離婚後の面会権のほうが濃密?両想いならあまりに少ない時間だけど、片思いだと苦行になるよな…と、変な方に思索が向かった 楽しく読みました

  • 本書が絶版なのは非常に残念ですので、ぜひ復刊されるべきだと強く望みます。

    イヤミスの女王・秋吉理香子さんの原点である珍しい非ミステリのデビュー作品集です。本書を読んだ感想を一言で言うと「人生、負けたらアカン」でしょうか。最初と最後には感動がありますが、でも中の2つはほろ苦い話ですね。『女神の微笑』幸せの形は一つやない!アホな父さん最高や!『秘跡』嫌な世の中ですから老妻が悪賢い青年に騙されてなければいいのですが。『たねあかし』イヤミスの女王の片鱗を見せる計算高い悪女の手練手管。『雪の花』中島美嘉さんの名曲「雪の華」とは関係ありません。雪の下で健気に咲く水仙の花にもらう元気と勇気。

  • 雪の花

    比較的年齢を重ねた男女が主人公で、中高年の喜怒哀楽を絶妙な表現で表しています。心に染み渡る文章が秀逸で、読後に 充実感を感じることができました。

  • 秋吉理香子は「クセがすごい女」を書かせたら天下一品。

    『絶対正義』『サイレンス』を読み終え、3作目の秋吉作品となりました。 表題作「雪の花」は良い話でした。 それ以外の3つの話は、書籍化するにあたっての書き下ろし。印象に残ったのは、むしろこれら3つの方。 既読作品2つでも思った「クセがすごい女」の登場。秋吉理香子の文才はこの「クセがすごい女」の描写にあります。キレイな女・謎の女・ムカつく女などの強烈なキャラクターたちが、読むスピードを加速させます。 これまで3冊読んで、全て面白かったので、当たり作家確定です。 全作品制覇しようかな。

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