作品情報
覗く者と覗かれる者の境目が崩れ、怪談が人の業を照らし出す。
2002年9月に中央公論新社から刊行された単行本。2025年に同社から再刊も確認できるが、受賞時の単行本 ISBN を採用する。
レビュー要約
-
登場人物の名と因縁が重なり合う構成に読み応えがある。怪談としての不気味さだけでなく、語りの仕掛けと江戸の芝居世界を楽しむ作品として受け止められている。
書籍情報
- 出版社
- 中央公論新社
- 発売日
- 2002-09-01
- ページ数
- 413ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784120033087
- ISBN-10
- 4120033082
- 価格
- 1977 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
第16回(2003年) 山本周五郎賞受賞
レビュー
-
素晴らしい
素晴らしいです
-
とにかく暗い!
読んでる最中、明かりが少なく暗くて狭い、作者の思惑にとっぷりはまって読み終えました。読後の爽快感は少なく、主人公をなんとかしなきゃ!なんて感情移入までしてしまった。こんな物語もあるんですね。
-
この残尿感ににた感じ
誰にでもある感覚になってくる不思議と変わりたい希望を打ち破る おもしろい
-
奇怪な人間関係
前作の『嗤う伊右衛門』に続き、満たされない人間の不思議な人間関係を描いた作品になっていますが、今作は個々人の考えが理解しにくかったです。 皆それぞれ暗い境遇を抱えていて、心に闇があるというのは分かるのですが、それが行動動機になるという部分は理解できませんでした。前作は、哀しい人間関係というのが伝わってきましたが、今回はどういう人間関係を描きたかったのかが見えてきませんでした。 小平次が幽霊で出てくるくだりも「この世に不思議なことなど何一つない」と考えて読んでしまうとタネが見えてしまい、怖いと感じることはありませんでした。 しかし、今作では事触れの治平が主体的に活躍する作品であり、「百物語シリーズ」を読んでいる人にはそのあたりを楽しめると思います。
-
あるがままの男と女の物語り
押し入れから覗く小平次と云う男が最初は不気味でした。読み進めるうちにそれぞれの思いが解り、すごく納得させられます。お化け話しではありますが、全く怖くないです。京極夏彦さん特有の、そうなのか、とすごく考えさせられる部分があります。小平次と云う人間が、読み進めるに従ってとても好感が持てるようになります。さすがは京極さんだ、と思うようなラストです。嗤う伊右衛門からの怪談2作目ですが、本当に怖いのは人の思惑なのではと思います。巷説百物語の又市がこちらにも登場します。
-
読みやすいです
京極夏彦さんの本は怖面白く、気味が悪いのにとても読みやすい。 買うのを少し悩んでましたが買ってよかった一冊でした。
-
ワシも、、、、、。
ワシもお塚ちゃんと寝てみたいと激しく思いました♪ 読み終わった後に悶々としましたね。
-
取引の評価
商品が届きました。 ありがとうございました。 とても、きれいな商品でした。 またの機会がありましたら宜しくお願いいたします。
関連する文学賞
- 山本周五郎賞 第16回(2003年) ・受賞