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読書脳 ぼくの深読み300冊の記録

毎日出版文化賞

読書脳 ぼくの深読み300冊の記録

立花隆

『読書脳:ぼくの深読み300冊の記録』は立花隆による受賞作。書誌識別子はNDL OpenSearchで『読書脳:ぼくの深読み300冊の記録』と著者名『立花隆』を照合し、単行本または文庫のISBNを確認した。日本の紙書籍としてISBN-10とASINを相互補完した。作品情報は受賞記録に基づき、今後の詳細調査であらすじや評価情報を補強する。

受賞作書誌確認

作品情報

立花隆『読書脳:ぼくの深読み300冊の記録』。

立花隆の『読書脳:ぼくの深読み300冊の記録』について、受賞記録と書誌情報を照合した作品データ。書誌識別子はNDL OpenSearchで『読書脳:ぼくの深読み300冊の記録』と著者名『立花隆』を照合し、単行本または文庫のISBNを確認した。日本の紙書籍としてISBN-10とASINを相互補完した。

書籍情報

出版社
文藝春秋
発売日
2013-12-09
ページ数
344ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784163767000
ISBN-10
4163767002
価格
2200 JPY
カテゴリ
本/文学・評論

電子書籍と紙の本では脳の働き方が違う! 本のデジタル化によって「読む」という行為が、 そして「知」の世界が、大変貌しつつある。 ソーシャル・リーディング、ヴァーチャル図書館…… 石田英敬東大図書館副館長と「読書の未来」を語り尽くした対談と、「読書日記」6年分を収録。

レビュー

  • 博覧強記ぶりに感服

    改めて、立花隆氏の読書量の多さ、博覧強記ぶりには感服しました。主にノンフィクションの紹介でしたが、読みたくなる本もいくつかありました。特に『日本の図像―神獣霊獣』(狩野 博幸, 湯本 豪一)、『突飛なるものの歴史』(ロミ)、『帝国の落日』(J. モリス)などは、今すぐにでも読みたくて仕方がありません。巻頭の対談も興味深く読みました。

  • 出来の良い解説目録集

    90年代半ば頃までの立花隆の仕事は本当に凄くて、当時は『精神と物質』『サル学の現在』など繰り返し読みました。どの著作にも迫力が感じられました。彼は「知の巨人」とよく呼ばれますが、実際は全然そんなことはなくて、単に博覧強記の多読家であってジャーナリストとして(実に!)幅広い領域を見渡すのが得意なタイプです。これは「知」とはちょっと違います。知恵ではなく、知識の人ですね。 『読書脳』ですが、『ぼくはこんな本を読んできた』に近い作りというか、ほぼ同じ系統です。良い点は、幅広い領域に渡る記録なので自分の関心外に思わぬ発見があるところ。紹介される書名が全て太字で書かれていますので、ざっと全体を眺めるように読み、それを何度も繰り返すのに向いています。それぞれの本の紹介記事は短いですが、コンパクトに中身が凝縮されていて興味が惹かれやすいです。要するに出来の良い解説目録集みたいなもんですね。そういう意味ではKindleより紙の本の方がいいかもしれません。

  • その読書量に圧倒された

    立花隆の読書紹介の書の多くを読んできたが,今回の本は内容が拡散し,論点もボケているように感じられた.読書量の厖大さに圧倒されたが,初期作品の鋭さが欠けてきたように思われる.それとも私自身がボケ始めたのか….

  • 紹介されている本をすべて読みたくなりました

    著者が紹介する本を選ぶ基準は「面白い」。ほとんどがノンフィクションだが、小説や詩集などもいくつか紹介されている。2006年から2013年に週刊文春に連載されたものに加筆訂正したとのことで、後半は、東日本大震災、特に福島の原発事故関連が多いものの、全体としては実に広い分野の本が紹介されている。それを読んでいくと、ふだん手に取らない分野も興味津々・おもしろそうな本ばかりで、できれば全部読んでみたい気になった。巻頭の対談もおもしろい。ふつうの読書案内とは少し違うが、たいへんに内容の濃い本である。

  • 平成事件史としても読める

    著者が必ず当時の時事を各章に語るので、当時の状況を思い出すのに良い。原発事故など、当時の混乱から時間を置くと戦犯や英雄が見えてくる。著者は深い洞察もしていて、現在の視点から慧眼だと驚くところもあるが、結構野次馬的発言も多い。東京堂で買い物する普通のおじさん的なところも見えて面白かった。

  • 立花6年間の思考貯金2013年末発売

    冒頭の対談もオモロかったけど、 p238〜 文藝春秋special「この国で死ぬということ」という書物の中に、 病院で管だらけになって「生きている」高齢者たちを見て衝撃を受けた女性医師が「自分らしい生き死にを考える会」を立ち上げた話があり、 オランダの老人ホームでは スプーンを使って認知症の人に食事をさせようとしたらボコられる という話のあと、 「どちらが人道的か。 日本の医療は狂っている。 「この国で死ぬということ」によれば、日本の尊厳死希望者は12万人を超えている。 私もその一員に加わるつもりだ」p238 とあり、プッと笑った。 どんなかたちであれ決意表明のある書物は面白い。 この本の充実の例証としては上記だけで充分だろう。

  • 紹介された本を読んだ気になるだけでも世界が広がる

    立花隆の読書案内本。 紹介されている本はどれも面白そうだが、特に紹介の日付の古いものはamazonで検索しても出てこない場合が多い。 それにここに出ている本を買って読むというのは実際問題難しい。 これらは立花隆の読書のほんの一部なんだろうけど、半分でも目を通す時間はないし、そもそも本を置く場所がない。 普通の家には猫ビルはないのだ。 だから、この本の役割は、立花隆の文章を読んで、紹介されている本を読んだ気になることだと思う。 そういう意味では、立花隆の紹介は抜群にうまく分かりやすく書かれている。 ただ、ビジュアル関連の本だけは実物を見たいと思うのだけど、どれもこれも高くて手が出ないんだよね。 少しくらいは自分でも買ってみますか。

  • ディープリーディングが思考回路を作っていく

    立花さんも今では80歳の高齢となり、決して デジタル世代ではないので、旧世代からの見解とはなるが、 冒頭のデジタルメディアとの接し方についての対談 については興味深いし、同意できる。 まぁ、私も著者ほどではないが旧世代ですが。 考えるという行為は頭の中で言葉を並べていくもの、 ディープリーディングが思考回路を作っていく。 デジタルメディアは注意力を分散させ、かつシャローとなる 傾向が強い。 あえて遅く深く読むスロー、ディープの方法論が クローズアップされるべき。 読まれた本についてではないが、巻頭の対談が興味をひく。

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