作品情報
銀河帝国と自由惑星同盟の対立を軸に、戦略、政治、友情、権力の興亡を描く大河SF。
銀河帝国と自由惑星同盟の対立を軸に、戦略、政治、友情、権力の興亡を描く大河SF。英雄と呼ばれる者たちの才覚だけでなく、制度と民衆の選択が歴史を動かしていく。
書籍情報
- 出版社
- 徳間書店
- 発売日
- 1982-11-01
- ページ数
- 247ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784191526242
- ISBN-10
- 4191526243
- 価格
- 79 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
Amazon.co.jp: 銀河英雄伝説 1 黎明篇: 書下し長篇スペース・オペラ (TOKUMA NOVELS) : 田中 芳樹: 本
レビュー
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原書を読みたい人におすすめ
懐かしい二段構えの本。 Kindle版では省略されている部分があるので、こちらを探していました。 嬉しいです。
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アンネローゼさんってそんなに悲劇の主人公なの?
この話は好きだし、特に3巻目以降とっても面白くなって、これより面白い本ってちょっと思いつかないんだけれども、いくつかとても気にかかるところがある。 まず、女性が少ない。その少ない女性も、誰かの妻、誰かの娘、誰かの恋人。これだけ。書かれてからの間によっぽど女性の社会進出が進んだんだろうか。未来の話にしては不自然だけど、田中芳樹は沢山の女性は書き分けられないから、しょうがないとも言える。 次に、悲劇の主人公アンネローゼさん。この先誰と結婚することも、誰かの子を産むこともなくと、6巻辺りで決めつけられていたけど、まだ30代前半だから、充分結婚も出産も可能だと思う。それに、皇帝に15で処女を奪われたってそんなに悲劇かな? 多分、貴族階級だから名前しか知らない夫に嫁ぐ可能性が高いと思うけど、夫に初夜に処女を奪われるのと何が違うのか、正直わからない。この人が何を考えているのか全く出てこないことが、話の中心に奇妙な空白を作っているように思う。 と思って読んでいくと、急に、女性の歴史家の方が男性の歴史家よりも、アンネローゼさんがラインハルトにもっと何かしてやるべきだったという批判が強いとあって、ちょっとドキッとした。でも、実際、女の私は、普通の恋愛結婚じゃない政略結婚と何も変わらないから、貴族女性としては普通の人生だと思ってしまうのだけれど、そこに釘を刺された気分で、気にかかってしばらく悩んだりした。 でもやっぱり、悲劇の主人公として扱われることで、アンネローゼさんの人間的魅力は、ただの偶像としての魅力に押しつぶされてなくなってしまったと思う。主役の一人になりえたのに、もったいないなあと。
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あれ? ナレーターの今後の成長に期待大
アルスラーン戦記のオーディブル版を7巻まで聞き終えた後、さて銀英伝を聞こうと思って聞き始めると、あれ? アル戦のナレーションのカッコ良さが…? とうとうと耳に心地よいアル戦に比べると、上手だけど何だか淡々として聞こえる銀英伝。キャラクターの演じ分けもイマイチ。これはビジネス書のオーディブルを聞いているようで、何だかドラマティックさに欠ける。 いや、アル戦が上手過ぎるのかな? 下山さんの技術が、時間を得てとても上達したんですね。 お話自体は、田中芳樹の卓越した壮大なスケール感ある文章で、それを読まなくてもナレーターが読んでくれる。というのがナイスです。自分で読んでいると家事がはかどらないので、誰かが読んでくれて、ながら聞きというのが理想です。 ラインハルトは冷たい感じで、けど魅力的な人物。ユニークな奇才ヤンウェンリーと、二人の勝負が楽しみです。 また、下山さんのナレーションがここからアル戦まで、徐々に?練磨されていくのね。と、彼の技術の上達も楽しみに2巻以降を聞いて行きたいと思います。
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夢中になれる
私は34歳ですが、中学生の時、図書館でこの表紙をみておもむろに手に取り、読み始めた記憶があります。読書が好きで、口コミや評判、友達の紹介など全くなしに気軽に手に取った作品でした。面白くて読むのがやめられなくなり、一気に全巻を読了しました。それ以来、文庫の全巻を揃え、暇な時間をみては繰り返し何度も全巻を読み返しています。最高に面白い作品です。最近はヤングジャンプでの連載や、アニメ放送もあるようです。休日にスターバックスでコーヒー片手に銀英伝を読みふけるのは私にとって最高の贅沢です。
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5つ星以外になにがある?
高校時代に読んだ本ですが、私個人の中ではいまだに最高傑作です。他に東野圭吾やら現代小説も読みますが、この作品の世界観は圧巻。イメージ的には、文学史上にときたま登場する時勢を鋭く切ったニヒルな名作に共通する雰囲気があるといえばいいでしょうか。題名が「銀河英雄伝説」と、なんか二流SFくさいのが玉に瑕ですが、他の田中芳樹作品の何倍も豊潤で、それでいて真摯なメッセージに溢れています。一作目が彼の最高傑作になってしまっているのはやや悲しいことでもありますが(私の感想です)。 この作品は、昔の戦国武将の物語に心ときめかした少年のような気分を味わえ、また世の中の腐敗、巨悪に対する正義感が培われるような、日本文学史上でも稀有な存在です。若いうちなら、絶対に読むべき作品です。
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出品する側の評価はあてにならない
ネットオフで非常に良いとあったので購入したら、普通に表紙が折れていてガッカリでした…店の評価なんてあてにならないんですね。 本の内容は今更何を書くまでもなく、面白いです。久々に読み返して、続きを読みたくなりました。
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中身は綺麗でした
中身は綺麗でしたがカバーは経年劣化が激しく、非常に良いという触れ込みとは程遠いレベルでした。 よって、星2つ程度です。
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本編外伝全14巻を余すこと無く読みました。
この作品に関しては、OVAから入って単行本を買いましたが、結局単行本が素晴らしいというのが結論です。 無論OVAも素晴らしい!ヤン・ウェンリー役の富山敬さんは本当にはまり役で全100話以上当時は見まくりました。 しかし、この作品のすばらしさは現代でなかなか語れない民主主義の悪い部分を徹底的に記載しているところです。 よく、政治というと「政治家が悪」という人が現代含め多すぎるのですが、この作品もその点は確かにあるのですが、 「高級官僚の腐敗と実態」に関して非常に辛辣に書いていてそれが現実に非常によくあてはまっているところが 本当に素晴らしい。 どんなアニメであり小説をみても、軍人は悪、警察や公務員は善と描かれる(現実をみればファンタジー)事が多すぎて イライラする事があります。 ただ、公務員にせよ官僚にせよ警察にせよ、所詮は彼らは我らが思っている以上に傍観者であり民主主義の基本である 国民主権などを守ってる事などはなく、国家ができると同時にどんどん良い所を食い潰す穀潰しである部分をヤンを含めた 皮肉にも公務員が辛辣極まる言葉で皮肉っているところが実に素晴らしい! OVAや今更またリメイクされたらしいですが、あくまでそれらはファンタジーであり小説を読む事で思った以上に 現代民主主義の実態と乖離を言葉で読みたい方に強くお薦め。 逆をいうと、ラインハルトを含めた銀河帝国などはおまけ程度にみたほうがいいですね。 腐敗した高級官僚(今の霞ヶ関のレベルがそうですが)実態をこの作品を通じて是非みてほしい(小説で) ですね。
関連する文学賞
- 星雲賞 第19回(1988年) ・受賞