作品情報
花月の『友』は、受賞記録に残る作品として作品単位で整理した。
『友』について、NDL Search の書籍レコードで ISBN とページ数を確認した。採用した識別子は単行本・文庫など書籍形態のレコードに限定し、雑誌号や記事、音源などの識別子は使用していない。
書籍情報
- 出版社
- 徳間書店
- 発売日
- 2012-12-20
- ページ数
- 257ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784199006951
- ISBN-10
- 4199006958
- 価格
- 350 JPY
- カテゴリ
- 本/コミック・ラノベ・BL/ボーイズラブノベルス
葬儀屋の若社長・青井には忘れられない相手がいる。それは、高校時代の 同級生・渡会だ。成績優秀で責任感が強い渡会に(勝手に)ライバル意識を持っていた青井は、三年間、渡会に勝つことだけを考えて必死に努力してきた。 そんな渡会と、十年ぶりに再会! しかも、テレビ局のプロデューサーに なっていた渡会に「葬儀屋の仕事を取材させてくれ」と頼まれて…!?
レビュー
-
大いなる勘違い。
恋には必ず擦れ違いや勘違いが大切なスパイスになります。8年振りに再会したライバル、同じジャーナリストと志を持ってた筈のライバルがケーブルテレビのバラエティー番組のプロデューサーで甘んじている。自分よりも出来る男が納得しにくい歯痒い思いに駆られ悶々とします。チュー(受)の度会(攻)に対する生真面目な思い込みを最初は同じ目線で追うのですが次第に勘違いしてるんだなと気付きますがその展開が吹き出してしまうくらいのコメディー要素を含んでいてこの緩急の付け方がハマりました。別段この物語はコメディーではないのですが、それでも圧倒的な思い込みによる勘違いが要であるこの物語に大きなふり幅をもたらしてくれてます。チューは渡会に対し自分の描いた勝手な理想を投影し偶像化してたものが、一種のゲシュタルト崩壊を起こす事で執着の名前を知り恋に辿り着くまでの模様が三谷幸喜っぽくてとても楽しめました。勘違いのふり幅が大きい程に笑えます、硬派なジャーナリスト志望だと思ってたライバルは番組名は文字ってましたが「風雲た●し城」を見て感銘しバラエティー番組に熱狂し将来を決めたのですから。お互いに昔から意識し相思相愛なのに遠回りしてたなんておバカな可愛いお話でした。
関連する文学賞
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