作品情報
谷甲州の『星を創る者たち』は、星雲賞で評価された作品です。
星雲賞の受賞作として記録されている『星を創る者たち』について、作品単位で刊行情報を確認した。単行本等の書誌が確認できた場合は ISBN を補完し、雑誌号や掲載媒体の識別子は作品の識別子として採用していない。
書籍情報
- 出版社
- 河出書房新社
- 発売日
- 2017-12-05
- ページ数
- 380ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 10.8 x 1.5 x 15 cm
- ISBN-13
- 9784309415802
- ISBN-10
- 4309415806
- 価格
- 650 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/文芸作品
ヒーローは現場にいる。宇宙土木SFとして名高い太陽系開拓史。驚愕の大どんでん返しの最終話で第45回星雲賞日本短編部門を受賞。
1951年、兵庫県生まれ。大阪工業大学土木工学科卒。『白き嶺の男』で第15回新田次郎文学賞、『コロンビア・ゼロ 新・航空宇宙軍史』で第36回日本SF大賞を受賞。著書に《航空宇宙軍史》シリーズ他多数。
レビュー
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いつもの谷甲州節ですねえ。面白かった。
着想の根源が、日本人だなあと思うことが多く、照れくさいけれど共感してしまう。
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もう少しわかりやすい『区切り』がほしかった
月面での鉄道敷設に始まり,火水…土星まで,星々での開発工事と起きるトラブル, 対応する技術者の奮闘,矜持が描かれ,なるほど『宇宙土木SF』がしっくりくる一冊. 一方,無人化が進んでも人は必要という主張,コストと納期重視の上層部とのしがらみ, 80年代の篇も多い中,今も昔もその先も,現場の問題が変わっていないことに苦笑いです. また,それまでの技術者や事象が顔を出し,連作的な収束を見せ始める終盤の流れ, そして土星から続く最後の太陽篇では,まるで想像もつかない方向へと事態は転がり, 突如現れた情報,その考察と推測,そして導かれる真実にはとにかく胸が躍らされます. ただ,どの篇も最後までは描かれず,中には解釈に困ったり物足りないことも多く, 後は想像と余韻,もしくは技術者の苦悩と決断までということなのかもしれませんが, せめて最後の篇だけは,もう少しわかりやすい『区切り』がほしかったように思います.
関連する文学賞
- 星雲賞 第45回(2014年) ・受賞