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五左衛門坂の敵討

中山義秀文学賞

五左衛門坂の敵討

中村彰彦

『五左衛門坂の敵討』は、中村彰彦による新人物往来社から刊行された作品で、中山義秀文学賞で評価された。題名が示す対象を軸に、著者の関心と時代背景を読ませる一作である。

受賞作中山義秀文学日本文学

作品情報

『五左衛門坂の敵討』は、中山義秀文学賞で選ばれた中村彰彦の作品である。

『五左衛門坂の敵討』は、中村彰彦の仕事の中で中山義秀文学賞の対象となった作品である。1992年に新人物往来社から刊行された一冊として、作品名に掲げられた主題を中心に、人物、社会、歴史、記憶などを読み解く内容を持つ。

書籍情報

出版社
KADOKAWA
発売日
1992-04-01
ページ数
253ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784404019158
ISBN-10
4404019157
価格
53 JPY
カテゴリ
本/文学・評論

Amazon.co.jp: 五左衛門坂の敵討 : 中村 彰彦: 本

レビュー

  • まさにいぶし銀の仕上がり。

    会津武士を中心に多くの歴史小説をものしてきた中村彰彦の初期の短編集。 収録された四編はどれも確かな考証に裏打ちされており、表題の作品は第1回中山義秀賞を受賞しました。 幕末、大和へ出張した会津藩の侍が郡山藩内で殺害されます。一奉行のかんちがいによるこの刃傷事件に怒った遺族が敵討ちを成就するまでを、探索から、侵入、殺害、そして脱出と、ひとつひとつ煉瓦を積み上げるように緻密な描写で仕上げています。 赤穂浪士の討ち入りや鍵屋の辻の決闘とちがい地味な仇討ちですが、実際はこんな感じなのだろうなと思わせるリアルさが魅力ですね。 他に、明治を生き抜いた会津侍による敵討ち(?)を描いた「白坂宿の驟雨」、美貌の宇喜多侍による芸の細かい暗殺とその後を描いた「龍ノ口の美少年」、関ヶ原後、徳川に仕えながら旧主に「嘘」で忠義を尽くす「伊吹山の忠臣」の三編収録。

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